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マッサージ師に聞く性感ツボ その3・腰回り編


愛撫と組み合わせてこそ価値がある

「マッサージ師に聞く性感ツボ・上半身編」「同・下半身編」と2回に渡りお送りした。前回までの記事を見て、またまた友人のマッサージ師から連絡が。

「あれ(ツボの図は)いいんだけど、性感マッサージってコツがあるんだよね。セックスの前に寝かせて指圧するのは簡単だけど、前にも話したように愛撫と組み合わせてやるのがいいんだよ。でもさ~慣れないと女の子は痛がるんだよね。でさ・・・(以下略)」

この後、2時間くらいウンチクを聞かされたのだが、まあそれだけ熱心であることには間違いない。性感帯そのものではないので、あくまで補助的な知識として性感ツボを覚えていただき、女性の表情を見ながら刺激の調整をしていただきたい。地味な行為ではあるがじわりじわり効いてくることは間違いないだろう。

特に今回は、クンニと組み合わせやすい腰回りの性感ツボを紹介しよう。みなさんのより良いセックスライフの一助になれば幸いだ。









長強(ちょうきょう)


尾てい骨の先端(下)にあるツボ。精力増強のツボと同時に肛門周辺の血行を促すため、両脇にある会陽(かいよう)とともに痔にも効くとされている。女性を四つん這いにしてクンニするときなどは、指先で軽く押さえたり、舌で直に舐めてあげるとよい。ただツボの位置が微妙なだけに、女性を観察しながら慎重に刺激してほしい。またアナルを愛撫しようとするなら、ぜひその前に刺激してほしいツボの一つではある。



腎兪(じんゆ)


上記の長強と背中の間にあるツボ。骨盤の左右の一番高いところにあり、腰前の間にこの腎兪、気海兪(きかいゆ)、大腸兪(だいちょうゆ)と続いている。腰痛の疲労を取り除き精力の源を活性化する効果があり、指で刺激しながらのクンニは女性にとって今までにない新鮮な感覚だろう。特に腎兪は性衝動を喚起させるといわれ、愛撫の前のスキンシップの段階で摩ったり、撫でたり、軽く刺激するだけでも効果が得られるだろう。



八髎穴(はちりょうけつ)
上髎(じょうりょう)、次髎(じりょう)、中髎(ちゅうりょう)、下髎(げりょう)


お尻の割れ目の上にある、縦に並んでいる8つのツボ郡をいう。子宮を整える部分でもあり、不妊治療の際はここをお灸する先生も多いと聞く。ちょうど4本の指を揃えて当てたほどのスペースに連なっており、正常位でクンニをする場合は女性の尻の下に自分の手を置き、うまく指先をあてがえば、女性の重みでツボが自然に刺激される。下半身の血行を促すツボなので、女性器がうずいて仕方なくなるはずだ。


※尚、全てのツボの効果には個人差はあるのでご了承願いたい。

編著:青木サカン  ※TwitterFacebookはじめました。
セックスコミュニケーター、オナニー研究家、官能小説家。大学卒業後、しばらくサラリーマン生活を続けた後、念願の起業。しかし長くは続かず挫折。借金はなかったもの引きこもりがちになり、ネットに没頭するなかでリサーチ力と表現力を開花させる。電子書籍サイト「ヨミーバ」にて、「男の知らない女のセックス19の心理」「まだ男の知らない女のセックス19の心理」「血液型によるセックスのやり方」を販売中

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