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悲しくも不思議な色香漂う中国娘たち~纏足、桃娘、盲妹~



中国4000年の歴史に埋もれた脅威の人体改造!


●纏足(てんそく)~小さな足は美人の条件~
纏足とは女性が幼児のうちに足の親指以外の指を内側に折り曲げ布で強く縛って圧迫し、足が大きくならないようにしたものだ。
これは唐の末期から始まった奇習で「足は小さければ小さいほど美しい」とされ、纏足でない女性は良家に嫁ぐことができないほどだった。そのため上流階級の女性は自らの手で、娘に纏足を施すのが一般的だった。
纏足の女性たちは裸を見られるよりも、足を見られることを恥ずかしがった。そのため、彼女たちは寝る時も靴を履いたままだったので、その足は蒸れてかなり臭かった。しかし、当時の中国人男性たちは、その匂いを好んだ。
また、纏足された女性はバランスをとるために内股の筋肉が発達し、アソコの締まりもよかったという。
蛇足ながら、古代中国では女性は略奪品や奴隷扱いされていため、逃げ出さないように足を変形させたのが、纏足の始まりだとも言われている。










●桃娘(トウニャン)~桃の香りに包まれた尿まで甘い娘~



赤ん坊のうちに貧しい家庭から買ってきて、桃だけを食べさせて育てたのが『桃娘』だ。
桃娘は体臭や汗はもちろん、尿までが桃の香りがしたらしい。なお、尿には回春や長寿の効果があると信じられ、金持ちたちに愛飲された。
しかし、そんな偏った食生活を強いられたため、桃娘の多くは栄養失調や糖尿病を患い、成人する前に死亡したと言われる。

●盲妹(マンメイ)~客のえり好みをしないよう目を潰された娼婦~
『盲妹』とは逃亡防止目的と、見た目で客をえり好みさせないため、幼いうちに両目を潰された娼婦のことだ。
さらに、彼女たちの中にはフェラチオの時に歯が当たらないようにするため、歯を抜かれた者もいたという。
いくら昔のこととはいえ、あまりにむご過ぎるため「都市伝説ではないか?」とも言われている。
しかし、「実際に見た」という記述も残っており、明治の文豪・坂口安吾なども「ちと、あくどいが不思議な色香が感じられる」と書き残している。

文/月夜
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