性と愛の研究室 - きゃらめる民族

マッサージ師に聞く性感ツボ・キス編

「マッサージ師に聞く性感ツボ・上半身編」、「同・下半身編」、「同・腰回り編」と過去3回に渡りお送りした。そろそろネタも尽きてきた頃だが、またしてもマッサージ師の友人から連絡が。

「これさ今あらためて思ったけど、ツボの名前、長強とか腎兪とか言ってもよく分かんないじゃないか。女の子とのシチュエーションごとにまとめたほうがいいんじゃないの～。キスするときにはココ、クンニのときにはココみたいな・・・」

え、最初からそうやって教えてくれよ・・・。というわけで今回は、キスと一緒に行うと効果的な性感ツボをお送りする。「キスを馬鹿にする奴はキスに泣く」、というセクシィー格言にもあるよう？に、キスはセックスの基本中の基本でもある。一緒に極めていこうではないか。

今回もみなさんのより良いセックスライフの一助になれば幸いだ。









■キスは後首を押し上げながらする


天柱（てんちゅう）
このツボは後頭と首のあたりで、首の骨の両側にある。脳神経をリラックスさせ疲れを取るのに有効なツボ。頭痛のほか、肩こり・目・鼻・手の痛みなどにも効果がある。実際には女性を横たえて抱いた際、髪を掻き上げるようにして後頭部に手を差し入れて、中指などで上に押し上げるように刺激するのが良い。キスするときに一緒に押すと頭がすっきりしてセックスに集中できるようになるだろう。





■キスするときの右手は彼女の肘に


曲地（きょくち）
肘を曲げた時に出来る皺（しわ）の終わるところにある、肘骨の窪みにあるツボ。マウス操作などによる肘の疲れや痛みに有効だ。ここを起点に腕の付け根筋肉の下（臂臑・ひじゅ）、手のくるぶしの内側（陽地・ようち）も、順に指先で大きく掴むように刺激してみよう。これらはいづれも女性の気持ちを落ち着かせるのに有効で、キスと組み合わせることでソノ気にさせてくれるだろう。





■手を繋ぎながらのキスは効果◎

合谷（ごうこく）
合谷は親指と人差し指の付け根あたりにあるツボ。人差し指の骨に沿って、押さえていくと、痛いところ、気持ちいいところが見つかるはずだ。肩こり、歯痛、眼病時などの痛みを取るだけでなく、リラックス効果も期待できる。女性の手を包み込むようにして、ここを親指でぐっーと抑えながらキスすれば、安心感と共に血行も良くなり感度が向上すること間違いなしだ。


※尚、全てのツボの効果には個人差はあるのでご了承願いたい。

（文/青木サカン）

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