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【メイド喫茶オーナー】オ○ニー大国日本の「今そこにある危機」1



メイド喫茶元オーナーの【女の子のそこのところ】第180回

国際的な調査によると、日本人の成人の年間セックス回数は、
平均45回、セックスに対する満足度は24%で、
これは調査対象国の中でスバ抜けて「最低」なのだそうです。
そう言われてみると、なるほどとうなづける事象が、僕の周りでも
ものすごくある。
皆、なんか、特に若い連中は、あんまりエッチしてないし、
彼女がいない奴もごまんといるし、いなくても、「お、お、おれ、
頑張るよ、ヒロNさん!」みたいな奴は、ほとんどいなくて、
「僕って、全然女っけないし、生きてる価値あるんでしょうか」
なんて言ってる奴が、実に増えてきてるのだ。
原発の問題も、TPPも、尖閣も、竹島も、なんだのかんだの、
今、日本を取り巻く情勢は大変なんだけど
これこそ、「今、そこにある危機」なんだと思うんだけどなあ。









■日本の男は面倒くさい

アメリカに長く住んでた女子の話によると、
アメリカ人の男は、女と見ると、すぐに声をかけてきて、
すぐにエッチに持ち込もうとするんだそうで、女としては、
大変なんだけど、それはそれで、「自分はモテるんだ」と
勘違いしてしまいがちらしい。
しかし、日本に帰ってくると、日本の男ってのは、
なんかうじうじしていて、はっきりしないし、
「おまえら、○んぽついてるのかよ!」と一喝したくなるほどの
へたれっぷりなんだそうです。
ああ、思い当たるなあ。思いあたる。
その際、日本人の男は、「自分の収入」とか「社会的地位」とか
なんとかかんとかいろいろ思い巡らせて、「だからパス」とか
「僕は、女子とエッチをすべき資格がない」とか、まあ、いろいろ
あって、結局は「面倒くさいから、ゲームでもやろう」とかなるか、
相手の女子の方が、「日本人の男、面倒くさいから、パス!」とか
なっちまうらしい。
かくして、日本人のセックス回数は「世界最低」なんだろうなあ。


■男の責任感とは

その点、アメリカの男は、自分がたとえ、プーだろうと、
なんだろうと、「オレは○んぽついてるからやろうよ」と
まあ、ありていに言えば、別に、なりふり構わない、らしい。
「だって、あんた、プーじゃない」
「それが何か?」
ある意味、男らしい態度である。
ある意味、「やり逃げ」る気まんまんである。
責任感0である。で、まあ、皆、そうならそれでもいいのかもしれない。男なんて、そんなもんでいいのかもしれない。
いや、そんなことはない!アメリカが正しいって訳じゃない。
日本には日本のモラルがあっていい!という意見もあるでしょう。
それは、まあ、世界観の違いだからね。
しかし、ここにある、日本人の、特に、若いもんの問題点が
見出せるような気がするのです。


■自分を大事に考えすぎてないか

つまり、まあ、僕は頭が悪いので、うまく理路整然と言えないのだが、
どうも、日本の男ってのは、「自分のことを大層に考えすぎてる」
ような気がしてならないのだ。
なんか、「僕って生きてる価値あるんですかね」とか
「僕って、女の子とエッチできる資格がないんじゃないかな」とか
自分を大層な人間と考えてる裏返しの言葉に聞こえてならん。
なんだか、親に大事に育てられすぎて、知らないうちに、
自分を過大に評価しすぎてしまってるんじゃないかなあ。
われわれは、もともと、そんな大層な人間ではないよ。
生きてる価値なんて、最初から誰にもないから、
そんなことで悩むなよ。と言いたい。
生きてる価値なんて、誰にもないし、
他人なんて、誰もあんたに「生きてる価値があるよ」なんて
言ってくれないし、そんなことに興味ないし、
そういう他人の態度に傷つくっていうのは、
それだけ、自分が大層な人間だ、あるいは、
そうあるべきだって思ってるから、なんか嫌になっちゃうんであって、
最初っから、そんなこと思っていなければ、
別に嫌な気もしないはずなんで。


だから、もうそんなことどうでもいいから、
年ごろになったら、女の子ひっかけて、そのうち、
女の子が、「君と一緒にいたい」と言ってきたなら考えて、
それから、子供でも作って、まあ働いて、
楽しく生きればいいんじゃない?とかと思うのだ。
老境を間近にしたおじさんとしては。

あら、本題に入る前に、字数が尽きてしまった。
次回に続く。


ライター:ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)震災、災害時のサバイバル法「ヒロN式サバイバル読本・耐災力」「女の子の取扱い講座」「ヒロN式日本昔話」小説「一休さんと野盗弥太」電子出版にて発売中。




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