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【メイド喫茶オーナー】なぜ、女の子とつきあわなければならないのか



メイド喫茶元オーナーの【女の子のそこのところ】第171回

「ヒロNさん、なぜ、あんた、女の子とは、こういうふうに付き合え!とか
余計なお世話をするんですか?それって、多くの喪男をだまして、
金儲けしようと思ってるからでしょう?モテない喪男の弱みに
つけこんで、あこぎなことするなよ!」
なんて、言われたこともあります。
そりゃあ、僕だって、生活しなくちゃならんから、原稿料とか、
印税とかもらってるけどさ。大してお金にはなってない。
それよりね、いろいろな事件やらなんやら見聞きして、
それと、僕の周りの非モテ男の末路とか見ていて、
本当に心配でならんのですよ。だって、モテない奴って、
悪い女に騙されがちなんだもん。









■喪男と絶食男子の違い

「女とは付き合わない!」「僕は恋愛をしない」
という男子にも、大きく言って2種類あるようです。
つまり、それは、自分としては女の子と付き合いたいんだけど、
モテないし、モテるとも思わないので、つき合わない。
付き合えると思っていない。という喪男タイプ。
それから、女の子自体に嫌悪感などを持って、
女の子に近寄らない、女の子を近づけない、という
絶食男子タイプ。
まあ、このふたつは、微妙に重なっていたりして、まあ、
どっちにしろ、女の子とは縁がない男のことなんか、
別に、誰も気にしてないから、どっちでもいいようなもんですけどね。
でもね、いずれにしても、女の子にモテない、女の子との
付き合い経験がない男子ってのは、非常に危険なのだ。
危険というのは、その男子が危険というより男子の身が危ない。
という意味で危険なのだ。
なぜなら、こういう男子の場合、女子に対する免疫ができないからです。
免疫と言うと、まるで、女の子のことを病原菌みたいに言ってるじゃないか!とお叱りを受けそうですが、
もちろん、女の子は病原菌ではない。
しかし、中には、男子を破滅させるような「悪い女」もいるのです。
免疫のない男子は、こういう女を見抜けない場合が多いし、
簡単に、こういう女の罠にはまってしまうことが多いのだ。
だから、逆に、「女の子とはつき合っておけ!」とおじさんは、
主張するのであある。


■元来、男は女を、女は男を求めるものである

これは、僕が以前からあちこちで、さんざん言ってきたこと。
で、まあ、お説教くさいかもしれないので、そんなにしつこくは
言わないけど、
元来、恋愛したい、もっと言えば、女の子を抱きたい、という欲求は、至極当たり前のことなんで、これは、「当たり前のことなんだ」
とケリをつけておくべきなのである。
それが、ここのところで、うろうろしてるヒトもいる。
曰く、「責任がどうの」「女の子を愛する資格がどうの」
ここを、一生懸命否定してかかろうとするヒトがいるけど、
それは無理。というもの。どうせ否定するなら、
テンガも二次元も、女の子由来のものは全て排除して、
一生夢精もしない。くらいに徹底すべきなんで、
そんなこと出来る訳ない。
つまり、女の子否定、恋愛否定、セックス否定ってのは、
常に、中途半端な、無駄な抵抗。ということになるのだ。


■経験値の低いままでは、ほんと危ない

しかし、それでもなおかつ、抵抗しようとするヒトがいる。
つまり、「僕は、女性というものは否定するものではありませんが、
今のリアルな女子というものは、皆低俗でくだらないから
付き合う気がなくなるんです」とかね。
で、こういうことを言い続けて、女子を拒否し続け、
経験がない、あるいは乏しい男子ってのは、往々にして、
邪悪な女子に騙されてしまう。ということが頻発する。
今まで、女の子に優しくされたことがなかったものだから、
ちょっと優しく、誘惑されると、リミッターが突然はずれ、
制御が利かなくなる。
「今まで、ろくな女がいなかったのだが、彼女は別。
彼女は、純粋で、可愛い。もう一生こんな子には出会えない」
とかね。
それで、金を搾り取られたり、ひどい時には、命さえ奪われてしまうなんてことがあるのだ。本当のことなのだ。
世間のニュースになるようなひどい事件まではいかなくとも、
結構、そういうひどい目に遭わされている非モテ男子ってのは、
僕の周囲にもいくらでもいた。
だから、断固として、女の子に対しては、免疫をつけておかなければならない。


■女子を見抜く経験値を積んでおくべし

「ヒロNよ。女子がそんなに危険な存在ならば、むしろ、
ヘタに近づけず、女子とは永遠につきあわないことの方が、
安全ではないか。それが究極の解決法である」
という意見もあるかもしれないが、
それが元来人類として無理だから、僕は心配してるのである。
誤解を招かないように言っておきたいが、世の中の大半の
女子は、善良で、可愛い生き物である。
まあ、女子特有のクセというか、戦略的な狡猾さ、
というものはあるんだけど、それとても、男子の方が、
しっかりとした知識と対応力を身につけていれば、
おおごとにはならない。
しかし、中には、女子の中でも、非常に邪悪な女子もいるのである。それは男子にも邪悪な奴がいるのと同じである。
だから、ババをつかまされないためのトレーニングを積み、
経験値をあげておくべし。ということなんだな。
年寄りのいうことは、聞いておくもんです。


ライター:ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)震災、災害時のサバイバル法「ヒロN式サバイバル読本・耐災力」「女の子の取扱い講座」「ヒロN式日本昔話」小説「一休さんと野盗弥太」電子出版にて発売中。




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