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【メイド喫茶オーナー】スワップってなあに?



メイド喫茶元オーナーの【女の子のそこのところ】第173回

最近、何かともめているというか、一方的に、ケンカを売られている
ような日韓関係ですが、その中で、最近、「スワップ、スワップ」
という言葉がニュースなどに、盛んに出てきます。
そんなこと、白昼堂々と言ってもいいのか!と激しく思ったのですが、
そのスワップって、あのスワップとは別の話らしいので、
ちょっと、「女の子のそこのところ」とは、主旨がちがうんだけど、
調べてみました。










■スワップとは「交換する」ということ

最近、ニュースで、スワップ、スワップとか言ってるのは、
別に、エッチのパートナーを交換する、あのスワッピングのことではない。(当たり前か)
これは、ものすごく簡単に言えば、信用の強い通貨(基軸通貨など)を持つ国が、ある枠を決めて、信用の低い通貨を持つ国に、通貨の交換を融通してやる約束をする制度なんだな。
今回の場合は、韓国と日本の間で、130億ドル分の融通が約束されているのが、10月末までに、これを700億ドル分まで増やしましょう。という約束が以前からなされようとしていたのだが、
韓国が頭下げて頼んでこないなら、その増額をやめるよ、と、日本の政府が言い出した。ということ。
これでもわかりにくいなあ。
どういうことかというと、話は、2007年、2008年のリーマンショックによる、世界金融危機の時、韓国が、その損をもろに受けて、貿易に伴う外貨準備金(つまり、ドルや円の手持ち)が異常に減少し、決裁がやばいんじゃないか、ということになり、
当然それに伴い、韓国ウォンなんか、誰もほしがらなくなり、
ウォンのレートがダダ下がりして、経済危機に陥ったのだ。
で、まあ、その時、アメリカとか中国とかが、金を貸してやったり、
このスワップ協定を結んでやり、助けてやった。
これって、もともとアメリカが悪いんだからさあ、当然と言えば当然。
でも、日本も、韓国といろいろ取引が多かったし、
日本は、アメリカの子分だから、まあ、しぶしぶな感じはあったけど、
日本もスワップ協定を結んだわけ。


■スワップは日本の韓国に対する救済措置

スワップが、なんで、助けになるのか、というと、
つまり、国際的な取引の時、相手側に国際通貨がないとか、
足りなければ、取引の相手側は、「こいつ、ちゃんと支払いすんのか」
と疑うから、「やっぱ、こいつと取引すんのやめとこう」となりかねず、そういう通貨の国の企業は、ものすごく不利になってしまうところなんだけど、スワップ協定をしていれば、その枠の範囲内では、
強い通貨を間違いなく調達できるわけだから、貿易の相手側も、
「ああ、それなら安心だね」と取引に応じてくれる。
だから、スワップっていうのは、強い通貨を持つ国が、弱い国を保証してあげてるって面があるってことなのだ。
今回の日韓通貨スワップ協定は、つまり、130億ドル分の保証を日本が韓国にしてあげてるってことになる。
で、さらに、これを700億ドルまでに引き上げようと、
話してたわけです。ところが、まあ、皆さんご存知のとおり、
殿のご乱心みたいなことがあって、そんなふうに、わが国を
仮想敵国みたいに扱って、罵詈雑言を浴びせる国に、
そんな保証の拡大なんてする必要あるのか?
まあ、韓国が頭下げてくれば、ちょっとは考えてやってもいいけどさあ、なんだか、今みたいな言動を続けるなら、何も、そんなことする必要ないじゃん。ウォンなんて弱い通貨、日本が交換してもらっても、全然メリットないしい。ということになったわけ。



■しかし、経済と外交は別、という面もないことはない

さて、そこで、多分、両国政府同士、おとしどころを、
水面下で探っている、っていうことだけど、
我々一般国民からすれば、やっぱ、ちょっと感情的に、
納得できない面が多々あるでしょ。やっぱり主旨から言って、
そんな救済する必要ないじゃん。即刻スワップ協定なん破棄しろよ!オヒトヨシもいい加減にしろよお!というのが、正直なところなんでしょうなあ。
しかし、こんな側面もあるのだ。
それは、日韓の輸出入の関係。
今、結構、日本企業は、サムスンとかに、やられ放題みたいに思われているかもしれないけど、韓国の2009年の経済統計を見ると、
輸出3551億ドルで、そのうち日本向けの輸出額は国別では、
6.6%で234億ドル。対して、輸入額は3134億ドルで、
日本よりの輸入は14%で、438億ドル。つまり、200億ドル
約1兆5千億円くらいが輸入超過なんであります。
これは、韓国の主要輸出品目の工業製品なんかが、実は、
日本からの部品の供給や製造機器などがなければ完成できない、という背景があったりするわけです。
「韓国は、日本が飼っている鵜みたいなもので、実は、儲けは、
日本に吸い上げられている」なんて話もあるくらいで。
つまり、通貨スワップっていうのは、日本が、韓国に対して、
こういう「日本が儲ける仕組みを維持するための保険」という見方をすることもできる訳です。
まあ、物の見方には、いろいろな見方がある。
僕は、経済と政冶は別物、とか、そんなふうに、割り切れる訳ないじゃん。とか思うけどね。
しかし、経済的に日本に牛耳られている、というジレンマが、
韓国の国民感情とか燻っていることも想像に難くない。
通貨スワップ問題、今度IMFの総会が日本で行われるんだけど、
そこで、日韓の経済閣僚が話するらしいんだけど、
個人的には、穏便に話がまとまるんじゃなくて、
韓国が、また、つっぱって、日本の悪口を言いまくって
揉めたほうが、ちょっと面白そうだなんて思うんだけどね。
そう言えば、あのサッカー選手、どうなったんだっけ?


ライター:ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)震災、災害時のサバイバル法「ヒロN式サバイバル読本・耐災力」「女の子の取扱い講座」「ヒロN式日本昔話」小説「一休さんと野盗弥太」電子出版にて発売中。

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