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6億を貢がせた女の言い分~前編~




 以前、キャバクラ嬢が、
会社員の男に、6億円を貢がせた事件がありました。

 男は会社の金を着服し、女に振込みしていたそうです。

 そして昨日、
事件の判決が、言い渡されました。

 男が会社の金を横領した罪は、電子計算機使用詐欺罪、
『会社の信頼を裏切り、責任は重大』
として、懲役7年(求刑懲役8年)。
 被告側の弁護士によれば、
被告の男(33歳)は、控訴しない方針だといいます。

 ところが、報道によると、
金を貢がれた相手のキャバクラ嬢は、
『刑事責任を、問われない可能性が高い!』ということでした。

 つまり、6億円は貰って終わり?!ということらしいです。
 それにしても、どうしたら6億円というお金が動くのでしょうか?

 そこで今回は、
『6億を貢がせた女の言い分~前編~』です。










【色恋営業?!】




最初は数万円から・・・徐々に金額を上げていった


 会社員の男、栗田被告(33歳)と、A子(31歳)が知り合ったのは、
都内にある、亀有のキャバクラだった。
 最初は店の客として、栗田被告がやってきた。

『最初から色恋営業でした。好きな気持ちは、無いです。
 お客さんだから、好きと言われれば、嫌い!とは言えない。
 好きだよ!と返します』


 それでも、最初のころは、互いの休日などにデートもしていたという。
 だが、それはいわゆる、飲食店への出勤の際、
女性が勤務する店に客と同伴したり、
店の終わりに、女性が別の飲食店に客の男性と行くような、
通称『アフター』などと呼ばれる、色恋営業の延長の様なものだったらしい。

『付き合いたい!とか、結婚したい!とか言われましたが、無理です。
恋愛感情は、持てませんでした・・・』


 A子は、だんだんと、栗田被告が嫌になってきたという。
 そして、男の気持ちを遠ざけるのが目的で、金銭を要求した。
『家賃が払えないとか、携帯(料金)が払えないとか、そういう理由でした。
 金額も、5万~6万円くらいで、振込みだったり、手渡しだったりしました』


 ココまでなら、それほど珍しい話ではない。
 良くある話!とまではいかないかもしれないが、
小生の周囲でも、同様の痛い目にあった男性は、いる。

 だが、今回のケースは、ココからエスカレートしたから、大事件になったのだ。



*色恋営業とは・・・
 客の男性をその気にさせるために、
水商売の女性などが、本気で客を好きな素振りをすることをいう。

 本気ではなく、営業マンの営業トークに似ていることから、
『色恋営業』などと呼ばれている。


*同伴出勤、アフターとは・・・
『同伴出勤』とは、出勤前に客と待ち合わせをして、
食事などのデートをしてから、客と共に店に出勤することをいう。

『アフター』とは、
出勤前とは逆に、店の閉店後に客と待ち合わせをして、
主に飲食などのデートをすることをいう。


 上記のいずれも、本気と遊びのギリギリの線で、
客が店に来店するよう、その気にさせるのが主な目的。
 水商売などが用いる、独特の営業方法である。

 また、店によっては、こうした同伴やアフターを、
一定の回数をノルマとして、ホステスの女性たちに、
課しているところもあるという。
 その回数によって、給料に加算されるシステムもあるらしい。



【会いたくないから、病気を理由に・・・】




30万円を要求したら、本当に振り込んでくれた?!


 A子は言う。
 金を要求し続けた理由は、会うのが面倒になってきたから・・・だと。

『病気だと言えば、会わなくて済むから・・・。
 だんだんと、(栗田被告と)会うのも嫌になって・・・。
 金額を上げれば、(被告との関係を)切れるだろうと思ったんです。
 それも、軽い感じで考えていました。
 すると、すんなり30万円を振込んでくれたんです』


 この頃から、A子の金銭感覚はマヒしていく。
 同時に、栗田被告も、会社の金に手を付けるようになったらしい。

 A子の病気も、胃潰瘍、胃ガンに始まり、心臓が弱い、骨髄損傷、
そして、白血病へと変わっていった。
 もちろん、この頃のA子は健康で、
恋人と、都内のタワーマンションで暮らしていたという。

『実は、最初の頃のメールを消してしまって・・・。
(病名を)何て言ったか、忘れちゃったんです。
 それに、胃ガンだと、そんなに長く入院するかな?と怪しまれると思って、
病名も、白血病にしました』


 しかし、そんなに簡単に騙されるだろうか?

 報道によると、
栗田被告が会社の口座から着服した金を、自身の口座に振込んだ回数は、
約7年間にわたり、178回と言われている。

 そして、別の報道では、A子への振込みは、350回以上!ということだ。



【愛するくりたんへ・・・】




金を無心するメールの内容?!


 以下は、2人の金銭感覚がマヒしていた頃の、
A子から栗田被告への、メールの内容だ。

『愛するくりたんへ。
 昨日、病院から先月後半分の支払いと、前半を合わせて、850万の請求が来たよ。
 先月も、無菌室や内視鏡検査が入って、高くなっちゃったみたい。
 (中略)半分くらいに分けて大丈夫だから、来週くらいまでに振込みお願いします』


 だが、さすがの栗田被告も、A子のメールを不審に思った。
 そして、途中、何度か振込みを断ったこともあるという。
『請求書を見せてほしい』と要求したり、
『(入院費用の)金額が分かったら、自分が支払いをする』と申し出たりしたそうだ。

 ところが、A子はこれを拒否した。
『疑われたら、生きていけない』
『もういい!リストカットするから』
と、栗田被告に要求をのませた。

 それでも、『見舞いに行きたい!』と会いたがる栗田被告に、
A子は、『面会謝絶』とか、『無菌室にいる』と言って、
会わなかったそうだ。

 病院名さえも、『筑波にある病院』とだけしか、教えていなかったという。

 それも当然だろう。
 なぜなら、この頃のA子は健康で、受け取った金を、散財していたのだ。

 こうして約5年間、2人はほぼ会う事は無く、
被告からの金の振込みだけが、続いたという。




 今回は、
『6億を貢がせた女の言い分~前編~』でした。

 勤務する会社の経理のチェックが甘く、被告は着服が可能でした。

 ですが、こうして会社の金を着服して、
A子に振りんでいた栗田被告にも、
ついに、終わりの時が来ます。

 栗田被告の会社に、税務署の調査が入り、着服が発覚しました。

 被告はA子に、着服の事実を告げるメールを送ります。
『ごめん。会社の金を着服して、入院代に補てんしていました。
 (A子の本名)に迷惑かけないから、ひと目会いたい。
 そしたら、自首するよ・・・』


 ところが、被告からのメールに、A子は追い討ちをかけるような返信をしたのです。



 続きは、
『6億を貢がせた女の言い分~中編~』と、

『6億を貢がせた女の言い分~後編~』です。



 <すすきタルン>


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