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6億を貢がせた女の言い分~後編~
2012/10/05(金) 14:00:00 | カテゴリ:マイノリティー
キャバクラ嬢が、会社員の男に6億円を貢がせた事件。
>『6億を貢がせた女の言い分~前編~』
>『6億を貢がせた女の言い分~中編~』
報道によると、その総額は、
5億9429万9685円?!だそうです。
だまし取った金で、
A子は都内のタワーマンションで、恋人と暮らしていました。
金の8~9割は、ホストクラブで使い果たしていたとか・・・。
さて、今回は最終回、
『6億を貢がせた女の言い分~後編~』です。
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金は全てA子が使ってしまった・・・
逮捕の約1年前、栗田被告は、A子に対して、民事訴訟を起こした。
だが、ホストクラブで金を使い果たしたA子からは、
金を取り戻すことはできない。
報道によると、その代わりに、A子の両親が、600万円を払ったという。
これで、民事訴訟は取り下げられた。
『サギをするつもりは無かったです。
でも、第3者から、それってサギだよ!って言われれば、そうかもしれません。
(栗田被告には)良くしてもらったのに、こんな形になって、申し訳ないです。
本当に、それしか無いです』
A子にも、謝罪の気持ちはあるようだが、
この事件の発覚後、栗田被告には、会っていないという。
法律の専門家によると、A子のサギを立件するには、
『今回のようなケースでは、
相手の男性が、100%、信用していた』
という裏付けが無いと、難しいのだという。
今回の事件で、栗田被告は、
『A子の事が妖しい!と、以前から思っていた』という内容の供述をしており、
この事から、A子に対しての立件が、見送られたらしい。
そればかりか、栗田被告は、
『彼女(A子)の存在もあるが、全て自分がやったこと・・・反省しています』
と、マスコミへの取材に、文書で回答している。
これは、読み方によっては、A子を庇っているようにも、見えなくはない。
【本当にホストクラブで使ったのか?】
ウーロン茶が100万円!と言われたら100万円・・・
それが、水商売の世界?!
それにしても、本当にホストクラブで、
全ての金を、使い果たしてしまったのか?
A子が言う。
『その世界では、たとえウーロン茶1杯でも、
100万円と言われたら、100万円で通用するんです。
そこが、一般の方が理解できる範囲と、
理解できない範囲がある、世界なんです』
本当に、そんなに高いモノなのか?
『今だったら、ブラックパール(高級コニャック)というのがあるんですけど、
お店(ホストクラブ)での値段は、1千万円とか、2千万円です』
そういえば以前、小生の知人で水商売をしている人間が、
異口同音の事を言っていた。
小生が、女性が接客する飲食店の料金の高さを口にすると、
『お前なあ、水商売!っていうくらいだぞ!
水道の蛇口からジャーッと出る水を、客に出して商売しているんだ。
そんな事を気にするなら、こういう遊びはしない方がいい。
お前には、向いてない』
と笑われた。
ホストクラブの支払いは、現金だったという。
このため、A子は専用のバッグを持ち歩き、現金で支払いをしていた。
『ホストを育てていたんです。応援したかったんです』
そんな生活をするA子に金を振込みながら、
一方で、栗田被告は、埼玉県内にある、築25年のアパートに暮らしていた。
月の家賃は、3万7千円・・・。
近所の、クリーニング店の人が言う。
『相当に汚れたズボンやシャツを、出していました』
店の片隅には、仕上がったシャツが置いてある。
栗田、と書かれたネームタグを付けて、
いつ来るとは分からない持ち主を待っているかのように、積まれていた。
以上の事から、今回は、
『6億を貢がせた女の言い分~後編~』でした。
騙す方が悪いのかもしれませんが、
今回のケースでは、
騙される方も、薄々は気づいていたようです。
それにしても、金銭感覚がマヒすると、
こんな大きな事件に、なるのですね。
また、金の大半は、
本当に、ホストクラブとホストのところに行ったようです。
そのホストは、今どうしているのか?
A子に聞くと、
『もう上がってます(店を辞めている)。今は、会ってもいないです』
A子は、今も水商売の仕事をしているといいます。
彼女の才能?を評価し、
夜の銀座の世界からは、A子へのスカウトも来ている!という報道がありましたが・・・。
そういえば、この記事を書いていて、
江戸末期、その昔、戦国の世を風刺した、こんな言葉を思い出しました。
『織田(信長)が搗(つ)き、
羽柴(豊臣秀吉)が捏(こ)ねし天下餅(もち)
座りしままに、食ふは徳川(家康)』
戦乱の世を統一した、徳川家を風刺したものです。
今回のケースでは・・・、
栗田がつき、A子がこねた横領金!
笑いし食らうは・・・。
<すすきタルン>
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