性と愛の研究室 - きゃらめる民族

日本では江戸時代から嘲笑の対象だった包茎

現在も馬鹿にされることが多い包茎だが、日本では江戸時代から嘲笑の対象になっていたようだ。
“女房にくぼく見られる皮かむり”“特殊げに見ゆる出家の皮かむり”など包茎を揶揄した川柳が多数詠まれているし、ある医師の日記には包茎を見下す記述があったという。
また、海外でも“割礼”と呼ばれる包皮切除が、多くの国で行われている。もちろん外国の場合、宗教的な意味合いが強いから、単純に日本と比べることはできないが、少なくても包茎が歓迎されていないことは確かだろう。









●真性でなければ、女性は包茎なんて気にしない
包茎の男性は包茎自体というより、「女性に嫌われるんじゃないだろうか？」と悩んでいる人が大半ではないだろうか？
しかし、包茎手術を勧めるサイト以外で「包茎は嫌ですか？」という質問をすると、ほとんどの女性は「真性でなければ構わない」「清潔にしていれば問題ない」と回答している。さらに中には「仮性ってかわいい」という好意的な意見まであるほどだ。
実際に筆者も女性であるが特に気にしていないし、周囲に「包茎は嫌だ」と言う女性もいない。だから、包茎で悩む男性諸氏は安心して欲しい。

●多くの女性が「包茎ペニスの方が気持ちいい！」と回答
４人中３人は割礼していると言われているアメリカでおこなわれた調査で、驚くべき結果が報告された。
英国泌尿器外科協会が1999年に発行した『BJU international』によると、包皮のある男性とない男性の両方と性交がある女性139人にアンケートを実施したところ、「断絶、自然体の男性の方がいい」という結論が出たという。

まず、女性のオーガズムの到達率では、割礼男性が34.7％だったのに対し、無傷男性は60.6％と断然高い。
「性交中、膣に不快感を覚える」ことも割礼男性の方が多く、「割礼男性は無傷男性に比べ早漏」なのだという。
さらに、行為が長引いた場合、割礼男性は「早く終わって欲しい」と思う女性が多かった。



一説によるとペニスの包皮は結合時に膣と似た役割を果たすため、男性はそれほどピストン運動をしなくても快楽を得られるが、割礼男性は大きく腰をグラインドさせないと気持ち良くなれない。その結果、動きが乱暴になり女性に不快感を与えるのだという。
さらに、包皮は膣から愛液があふれ出すのを止める役目を果たしているのだという。

つまり真性でない限り包茎のままの方がいいのである。包茎諸氏は安易に手術に走ることなく、自然体のまま自信を持って堂々と振る舞って欲しい！


文/月夜

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