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40%をピンハネ?!~風俗嬢になる被災女性たち~




 震災から100日が過ぎ、被災地にも梅雨がやってきた。

 都内では今月に入り、東日本大震災の被災者の女性(39)に売春をさせていた店の経営者の男(31)が、売春防止法違反(売春場所の提供)などの疑いで逮捕されたというニュースが・・・。
 被災者と風俗というキーワードに興味があったので、調べてみた。


 彼女たちは、なぜ風俗で働かなければならなかったのか?












「本当は風俗で働きたくなかった・・・」というA子さん


【1】高校卒業後、進学をあきらめた18歳・・・・


 宮城県で被災したA子さん(18歳)のケース。
『自分が風俗で働くことになるとは思いませんでした。けど、私が家族を支えなきゃいけないから・・・』
 A子さんはこの春、高校を卒業した。
 4月から仙台市内の専門学校に通う予定だった。
 だが、津波で家は流され、進学を断念しなければならなかった。
『母は無理をしてでも、私を学校に行かせようとしました。けど、生活を立て直すお金がない。ウチは母子家庭で、まだ小学生の弟もいるんです。貯金なんてほとんどないし、母もパート先が被災して職を失ってしまったんです』



【2】地元バレを恐れ、上京したデリヘル嬢・・・・


 東京に来たB子さん(20代)のケース。
『地元の風俗で働いて、周囲にバレたら怖いから東京に来た』と、上京してデリヘル嬢をやっている。
 いまだにPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされているようで、何もやる気が起きないらしい。
 体重は震災の時から20キロ近く落ちて、津波に流された家から持ち出したという荷物はバッグに入れられたままだ。
 中身をバッグから出して乾かすことも、バッグを洗うこともなく、海砂や貝殻などと混ざった腐敗臭がそのままである。
 津波から3ヶ月以上が経過しても、行方不明の妹を諦めきれない。
 時間の感覚も大幅に狂ったそうだ。
『震災を終わった事にしていく人々をみていると、世の中からどんどん取り残されていくように感じる。地震と津波がきたのは、私にはつい先週のようです・・・』
 彼女の中の時間(とき)は、あの「3.11」で止まったままなのだ。




高収入をエサに、夜の街は被災女性たちを妖しく誘う・・・


【3】稼ぎの60%をピンハネするスカウトや経営者・・・・


 都内のデリヘル業者によれば、『3月下旬から岩手や宮城、福島の被災女性からの求人問い合わせが増加しました。中には「父が亡くなって、家族に仕送りをするから」と面接の途中で泣き出す娘もいて、いわゆる採用条件に満たない(顔や容姿が悪い)娘でも、知り合いの店に事情を話して受け入れてもらうようなこともありました』という事だ。
 また、『福島県出身の女性は、客からの無用な差別や同情を避けるため、出身地を伏せるように配慮することもある』と別の関係者の1人は語る。

 だが風俗業者やスカウト業者は、慈善事業ではない。
『上京して働ける店が見つかるまで、家賃も食事も出します』と被災した女性たちを呼び寄せる。
 そして店が決まって働き出したら、搾取が始まる。
 スカウトのバックは通常10~15%のところを、20%ピンハネするのだ。
 さらに店も通常10%のところを、20%程度を福利厚生費という名目で、多めにピンハネしてしまう。
 被災女性が風俗嬢になっても、実際の収入は稼ぎの60%なのだ。
 全ての業者が悪質かどうかは分からないが、実に40%がピンハネされている計算になる。
 これだけで終わらない。
 さらに、ここから寮費という名目で、住んでいる部屋の家賃が引かれる。
 こうして、稼ぎの半分程度を失うことになる女性もいるようだ。
 まさに、文字通りの『搾取の構図』が出来上がってしまう。




街中で獲物を物色するスカウトたち・・・


【4】出会い系サイトで援助交際するアラサー(30代)アラフォー(40代)・・・・


 また、今回の震災で10万人が失業(または休業)したという東北3県では、失業者数が前年の2・4倍にハネ上がったという。
 これにより、被災地でひそかに人気なのが「出会い系サイト」だ。
 こうしたサイトには、風俗未経験の女性が大量に流入しているらしい。
 特に被災した東北3県の出会い系サイトの掲示板では、4月に入ってから30~40代の熟女の援助交際が盛況という話も・・・。
 ピンハネされるよりも、風俗業者を通さずに客を取れば儲かる!と安易に考えがちだ。
 だが、少なくとも風俗業者に所属していれば、彼らにピンハネされるだろうが安全は保証してくれる。
 いわゆる『直引き(じかびき)』と呼ばれるこうした客との金銭授受は、それだけトラブルに遭遇するリスクが増えるだろう。


 被災女性が藁をもつかむような気持ちで風俗に飛び込んでも、必ずしも思うように大金を稼げるわけではないようだ。
 そういえば「世の中、甘い話にはウラがある」という言葉が昔からありましたね。

 被災した方々には、本当にお気の毒に思います。
 悪い輩も存在しますが、それでも強く生きて欲しい!と無力な小生は願うばかりです。


<すすきタルン>
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