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当たれば体外受精!イギリスで体外受精ロトが始まるらしい


■不妊治療と体外受精

先週は「妊娠しやすいセックスを考えてみよう!」なんて記事を書きましたが、今回は体外受精についてのお話です。

なんでもイギリスで世界初の「IVF lottery(体外受精ロト)」なるものが今月末からスタートするのだとか。












IVF lotteryは1口20ポンドで不妊に悩む夫婦はもちろん独身者や同性愛者でも参加できるとのこと。ロトの当選者にはイギリスで最も優れた病院で25000ポンド(上限?)の不妊治療が受けられるそうです。
また夫婦でない人々も健康な精子や代理母の提供・紹介を受けることができるのだそうです。



「毎月親になれるチャンスがある」

不妊に悩む人々にとってはこれは大きなチャンスです。特にイギリスでは体外受精にかかる費用が高く、数百万円かかるケースも(日本では30~50万円くらい)。また安価に治療を受けようとした場合NHS(国民保健サービス)を利用することもできますが、これは場合によって2年以上待たされることも・・・。

そう考えるとこの「IVF lottery」は不妊治療の救世主的サービスになる可能性が高いわけです。



しかし人権、宗教団体はこのロトサービスにあまり良い印象を持っていません。

「生殖や繁殖、ヒト全体の品位を貶める行為である」
「ヒトの創造をロトで左右するなんて言語道断だ」
「賭けるお金があるならもっと不妊研究に費やすべきだ」

といった批判もでているようです。

IVF lotteryのアイディアを生み出した不妊治療の慈善団体To Hatchの創設者カミール・ストラッチャンはこう言います。

「NHSで予算的・時間的余裕のなさにより数千の夫婦が体外受精を断念している事実があります。このロトがNHSの負担をゆるめるとともに不妊と戦う夫婦を少しでも減らせられればと願っています」


倫理的問題は多そうですがもしこの世界初の試みが成功すれば多くの子供が欲しいと願う人々の助けになることでしょう。どう転ぶかはわかりませんが個人的には悩める人が救われるならうまくいってほしいなと思いますね。

To Hatchのサイト
www.to - hatch.co.uk

文・編集/麹町敏郎
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