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危険がいっぱい?? 海外ひとり旅!
2012/08/23(木) 23:03:36 | カテゴリ:話題
先日、ルーマニアでひとり旅の女子大生が現地の男に殺害されるという事件がありました。女子大生はルーマニアの首都ブカレストに夜8時頃到着。深夜に差し掛かるにも関わらず、そこから240キロも離れた街へ向かう途中で被害に遭いました。
彼女は決して旅慣れていなかったわけではありません。きっといろいろな要因が重なって不幸な結果に繋がってしまったのでしょう。自分が気を付けていても、運が悪ければ被害にあってしまいます。しかし、その確率は心がけ次第で低くすることは可能なのです。
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女性向け情報サイトOz Mallの調査によれば、国内外を問わずひとり旅経験者は61%います。ひとり旅は気ままに自分の好きなところに行けて気楽なのですが、なにか問題が起きた時にはすべてひとりで解決しなければならず、不安な要素もあります。しかし、ひとり旅に行くような女性は、ほとんどが「問題をひとりで解決できる」自信をある程度持っている人たちです。それはよいのですが、その溢れる自信が「私は大丈夫→緊張が緩む」ということにもなりかねません。そうなった時が危険なのです。まさに私がそのパターンに陥ったオンナなのですが、幸運なことにヤバイ目に遭ったことがないまま現在に至ります。ですが、一歩間違ったら今頃死んでたかもという経験はいくつかあるのです。私の海外ひとり旅での危ない経験談を少々語らせていただきましょう。
【ナンパ男の部屋に誘われる】
南欧某国にある観光都市での経験です。
日もすっかり落ちた夜9時頃、公園になっている川の緑地帯を散歩。そろそろホテルに帰るかと思ったところで現地の男にナンパされました。ワイルド系のイイ男でかなり私のタイプ。普段は適当に断るのですが、この日ばかりはついて行ってしまいました。バーで地ワインを飲みながら、お互いカタコトの英語と現地語でコミュニケーション。そこを出てちょっと散歩、そのあとまた別の店でワイン。飲み終わってまた散歩。なぜか、彼の足は人気のいない方へと向かっていきます。イチャイチャしたいんだろうと思ったけど、そんな勇気もなし。別のところへ行こうよとやんわり誘導。そんなことをもう2回ほど繰り返したところで男の我慢が限界にきたのか、単刀直入に一言。「うちに来ない?」。明日から出張で今夜しか君に会えないだのなんだのと理由をつけて誘って来ましたが丁重にお断りしました。
超タイプだっただけに一瞬迷いましたが、断って正解。あのまま男の家に行っていたらどうなっていてでしょうか。ただエッチしただけで済んだとしても性病を移されたり、最悪の場合は殺されたりしていたかも。って、大げさ?
【行きずりの男に「送っていってあげるよ」】
同じく南欧の田舎町でのことです。
いくつかの都市を回ってすっかり旅にも慣れたと思っていた頃、泊まった宿でアメリカ人の兄弟とたまたま朝食をご一緒しました。当時私はアメリカに住んでいたし、久しぶりに普通に会話ができたことがとてもうれしく話は盛り上がりました。そして聞けば、なんと、彼らと私の次の目的地が一緒だったのです。彼らはレンタカーで回っているので一緒に行こうよと誘われて、喜んでOKしました。出発時間を決めて、それまでは自由行動。携帯で連絡をとって再び合流のつもりだったのですが、隣国で買ってそのまま使っていた私の携帯がその後使えなくなってしまい、結局彼らと再会することはできませんでした。
本数の少ないバスに乗っていくのが面倒で彼らの車に同乗しようと考えていたのですが、乗らなくて正解。行きずりの男性ふたりの車で次の都市まで3時間。もし途中で何かされたり、荒野で車を降ろされていたりいたら? あとで冷静になって考えてゾッとしました。
【クラブの昏睡お持ち帰り男】
北米大都市の現在閉店済みのクラブでの出来事です。そこに通っていた元カレはそれを見て見ぬふりをしていたそうで、その話をあとで聞いて仰天。
そこはダウンタウンにある超人気クラブで連日超満員。日本のガイドブックにも載っていたので日本人女性観光客も多くいました。それに目をつけたらしき男は日本人女性を狙って声をかけます。しばらく踊ったあとドリンクをおごられ、話しているうちに次第に意識が遠くなってきます。女性がベロベロになったところで彼女を抱えて男は出ていきます。当時、元カレはそれと同様のできごとを毎週末見ていたそうです。「あれは絶対、ドリンクに薬入れてるね」と言ってましたが、黙って見てるだけじゃなくてどうにかしろよ!
彼女たち、間違いなくヤラれているでしょう。写真とかビデオとか撮られてないといいのですが。
もちろん、すべての男性が下心だけで近づいているわけではありません。行きずりの男性と行動をともにしてもなにも危険なことは起こらず、楽しく過ごせることもあります。しかし、女性のひとり旅の場合、危険に結びつく可能性のある状況はできるだけ避けなければいけません。
各メディアで報じられているように、ルーマニアで亡くなった女子大生の旅程にはかなりの無理がありました。欧州でもひときわ評判の悪いルーマニアで、夜遅く3時間も列車に乗るなどということは尋常ではありません。彼女が到着の晩にそのまま移動せずにホテルで過ごしていたら、今回の事件には遭わなかったのではないでしょうか。
ひとり旅は、念には念を入れ過ぎるくらい安全に気を配らなければならないのです。
文/峰フジカ
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