性と愛の研究室 - きゃらめる民族

明日、７月５日は『ビキニスタイルの日』！
――というわけで、今回は『ビキニ』をテーマにお贈りしよう。

●原爆並みの衝撃！　ビキニ誕生！！
『ビキニスタイルの日』は1946年７月５日に、「世界でもっとも小さい水着」としてビキニが発表されたことを記念して作られたそうだ。
さて、この『ビキニ』という名称は、同商品が発表された少し前に、アメリカがビキニ環礁で行った原爆実験にちなんで付けられたものだと言われている。
つまり、「原爆実験並みに衝撃的ですよ！」というわけだ。
さて、ここまでは有名な話だから、ほとんどの方がご存じだろう。
しかし、同時期に『アトム』というネーミングで、ほぼ同スタイルの水着が発表されたことは、ご存じない方も多いだろう。








●科学の子・アトムよりビキニは強かった!?
資料によると、実は『アトム』の方が先に発表されたらしい。
さらに、『アトム』を発表したジャック・エイムが高名なデザイナーであったのに対し、『ビキニ』を発表したルイ・レアールはほぼ無名だった。
それにも関わらず『アトム』は消え去ってしまったのだから、ネーミングの重要性を実感させられる出来事だ。
余談ながら、当時は両デザイナー間での宣伝合戦が繰り返され、最終的にビキニが勝利したことから、「ビキニでアトム分裂（原子分裂）」という冗談も生まれたそうだ。



●現在のお嬢さん方がビキニを着る理由とは？
さて、過去の話はこれぐらいにして、現在の日本人女性たちがビキニを着る理由を追求してみよう。
女性がビキニを着る最大の理由は、「流行っているから」だそうだ。
かつてのように「全員が同じカッコウ」という大流行はなくなったとはいえ、やはり女性はオシャレに敏感だ。
いつの世も「最新モードを着こなしたい」という思いは同じらしい。
ぜひ、この素晴らしい流行が続くことを、男性諸氏は祈ろうではないか！

●ビキニの方がスタイルが良く見える!?
続いての理由は、「実はビキニの方がスタイルがよく見えるから」らしい。
なぜスタイルが良く見えるかと言うと、ワンピースの場合は頭・胴・足の３分割だが、ビキニはそれに胸とウェストが加わり５分割になるので、より等身が高くスマートに見えるのだそうだ。
また、基本的にビキニは胸に視線を集めやすいため、結果的にウェストやヒップを目立たなくする効果もあるのだとか。


【ミュラー・リヤー錯視の例】

さらに、ビキニのパンツの場合、「ミュラー・リヤー錯視」の効果で足が長く見えるのだそうだ。
そんな利点がいっぱいのビキニを着て、ぜひお嬢さん方は海やプールで男性の視線を釘付けにして欲しい！

文／月夜

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