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30歳未満の80%は夢がカラー 夢の色と夢日記




 少し前、『夢日記』というのを知りました。
 見た夢を、忘れないうちに、日記に書くというものです。

 ところが、この、『夢日記』
少し調べて見ると、『夢日記を続けると、気が狂う』
などという話もありました。

 ですが、『夢日記』をつけていなくても、
夢は、誰でも見ると思います。
 実際のところ、どうなのでしょう?

 また、夢にも、白黒とカラーがあるそうです。
 人によって、違うのだとか・・・。

 そこで今回は、『夢の色と夢日記』について考えてみました。
 








【60代の80%は夢が白黒?!】




30歳未満の80%は夢がカラー・・・


 夢の色に関して調査した、米国の心理学会によると、
白黒テレビで育った世代は、寝ているときにみる夢も白黒になる、
という傾向があるらしい。

 調査は、1993年から2009年に日本で行われたもので、
1300人が対象となっている。
 それぞれ期間をあけて、2回ずつ、『夢の色』について回答したもの。

 60代の人で、『色つきの夢をみたことがある』と回答したのは、
5人に1人だったという。
 これに対し、30歳未満の人は、80%が、『夢には色がある』と回答したらしい。

 研究者らによると、このような結果になったのは、
子どもの頃に見たテレビの影響が考えられるとのこと。
 白黒テレビを見ていた世代は、カラーテレビ導入後の世代に比べると、
夢も白黒であることが多いという。

 ただし、調査チームのひとりである日本人の研究者は、
『夢の色に影響を及ぼすのは、テレビだけとは言えません』と語っている。

 根拠は、調査期間には16年間とひらきがあるにもかかわらず、
白黒の夢をみる傾向があるのが、
常に60代の人であることに変わりはなかった。

 このことから、
『テレビ以外にも、夢の色に影響を与えているものがあるはずだ』
と、この研究者は考えているらしい・・・。



【夢をアイデアにした作品】




夢はアイデアの宝庫?!


 見た夢を元にした作品で有名なのが、夏目漱石の小説、『夢十夜』や、
黒沢明の映画、『夢』などだ。

 これらは、見た夢を、元のアイデアとして、作られた作品である。
 どちらの作品も、『こんな夢を見た』で始まるのが、特徴かもしれない。

 また、最近では、ミュージシャンの、
『細野晴臣夢日記(ほぼ日刊イトイ新聞)』というのもある。


・夢のメカニズム・・・
 夢というのは、レム睡眠中に起こる、脳の活動によって生じていると考えられている。
 これは、覚醒時における視覚系の処理は、網膜からの信号が視神経を通るのに対して、
レム睡眠中は、中枢からの電気信号が、視覚系の神経回路に飛び込む。
 すると、眠っているのに、覚醒時にものを見たときと、
同じような感覚が生じる!ということ。

 つまり、起きているときは目からの信号でモノを見ているが、
寝ている時も、起きている時と同じように、脳に信号が来ているらしい。
簡単に言えば、これが夢である。


では、夢と現実の違いは?
なぜ、夢は夢と認識することができ、
また、現実は現実として認識できるのだろうか。

 連続性の問題である。
 夢には、終わりがある。
 どんなにリアルな夢であったとしても、それには限りがある。
 
 一方で、現実は続く。
 どんなに非現実的なことであっても、拒絶したい嫌な事柄であっても、
それが現実である限りは、その人の命に終わりが来るまで、ただひたすらに続く。

 この連続性が、夢と現実との境界であり、違いである。

 こうしたことから、芸術家や音楽家など、創作活動をする人にとっては、
『夢はアイデアの宝庫』ともいえるかもしれない。



【『夢日記』が悪い影響を与えたケース?】




夢日記は諸刃の剣か?!


『友達が夢日記をつけ始めてからおかしくなった(暇人速報)』
というサイトを見ると、
投稿者の友人が、『双極性障害(古くは躁うつ病などという)』になってしまったらしい。

 もちろん、夢日記が原因かどうかは不明だが、
上記のサイトを見る限りでは、何らかの影響を与えているようだ。

『夢は、記憶を整理する副産物』
という専門家(心理学者)もいる一方で、
『夢なんて、起きたら忘れていい。分からない!という事が、命を支えるんです』
という学者(生物学者)もいる。

 どうやら、『夢日記』の是非は、専門家でも意見が分かれるようだ。



【想起・・・記憶を思い出すこと】




再認と再生の違い


『夢は、記憶を整理する副産物』
という前出の専門家(心理学者)の意見を、
もう少し調べてみた。

『夢日記』をつける目的のひとつとして、
『構成想起』というのがあるらしい。

 簡単に言うと、見た夢を思い出して日記にし、記憶を整理しておくことだろうか。
 一般に、『記憶を思い出すこと』を、『想起』という。


・想起とは・・・
思い出すこと。
前にあった ことを、思い浮かべること。


 そして、この記憶を思い出すメカニズムには、『再認』と、『再生』という、
2つの方法があるのだとか。


・再認とは・・・
 直接の手がかりにより、情報を思い出す。
 例えば、以前に聴いた音楽を再び聴き、その曲目や歌手名を思い出す、など。

・再生とは・・・
 連想により、情報を思い出す。
 例えば、音楽を思い出す場合に、曲のタイトルから音楽を連想し、
そこから歌手名を思い出す、など。

『再認』『再生』の違いは、実体験の有無である。

 上記の例でいえば、
『実際に音楽を聴いたかどうか?』がポイントになるようだ。

 そういえば、『何かをキッカケ』にして、
忘れていたことを思い出した経験って、ありますよね。



 以上の事から、今回は、『夢の色と夢日記』について調べてみました。
 
『夢日記』をつけるかどうかは別としても、
大事だと思った事は、後で思い出せるよう、メモしておくのも、良いかもしれません。

 現実であっても、『夢のような出来事』だったり、
『まるで、夢のようだ!』と思えるような経験は、誰にでも一度はありませんか。

 反対に、嫌な事に巻き込まれて、
『夢だったらいいのに・・・』と、感じることもあるかもしれません。
 
 ちなみに、小生の夢は白黒です。
 幼い頃、世間では、すでにカラーTVが普及していたようです。
 ですが、貧乏だった小生の家に、カラーTVがやってきたのは、
小学校の低学年の頃だったと思います。

 これが、小生の『夢の色』に影響しているかどうかは、
分かりませんが・・・。

 ところで、皆さんの夢はカラーですか?
 それとも、白黒ですか?


 <すすきタルン>


 そういえば、寄り添って眠る、相思相愛のカップルでも、
同じ夢を見る事は、難しいですよね。

・夢で逢えたら・・・♪(YouTubeより)

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