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ノゾキを真面目に考えてみた!~後編~



●男子42.6%、女子10.8%がノゾキに興味あり!
心理学者の矢島正見氏が大学生を対象に「のぞきをしてみたいですか?」というアンケートをとったところ、「非常にしたい」と答えたのは男子13.8%、女子1.5%、「一度ぐらいは」と答えたのは男子28.8%、女子9.3%だったそうだ。
女子はともかく男子は少な過ぎると思うが、このアンケートが実施されたのは、ほぼ確実に矢島氏が教授を勤める大学でだろう。
学生にしたら身バレする可能性がある大学校内で、真実を告げるのはためらわれるはずだ。
そうした状況下でさえ、これだけの人間が「ノゾキをしてみたい」と答えたのだから、実際にはもっと多くがノゾキに興味を持っていることだろう。







●ノゾキをしたいと思うのは普通なこと!?
精神医学的に「病気」と診断されるのは、特殊性があればこそだ。
したがって、これだけ多くの人が「したい」と思っているノゾキは、1度や2度ぐらいでは病気とは認定されない。
判定基準に「6ヶ月間にわたり」と記載されているのは、そのためだ。
しかし、中には「6ヶ月にわたって」いたり、実際にはやっていなくても「ノゾキがしたい!」という強い衝動に襲われている方もいるかもしれない。
そんな方のために治療法をご紹介していこう。



●ノゾキの治療法
「ノゾキ」の治療で、もっとも有効なものはなんだと思われるだろうか?
意外にも、それは「薬」なのである。
もっとも、「ノゾキ」そのものを治す薬があるわけではない。
かつて逮捕された田代まさしがそうだったように、ノゾキには「ストレス」が関係していることが多い。
そのため、ストレスを軽減させる薬を服用することで、ノゾキの衝動を抑えることができるのだ。
だが、あくまでも薬でできるのは「衝動の軽減」であり、残念ながら決定的な治療法というわけではない。
他にもカウンセリングなども効果があるとされているが、これも決して画期的な治療法とはいえない。
だからこそ発覚すれば身の破滅とわかっていても、ノゾキや盗撮に走る人間が後を絶たないのだろう。
非力な我々にできるのは、ノゾキの衝動が強くならないように祈ることだけなのかもしれない。

文/月夜
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