性と愛の研究室 - きゃらめる民族

メイド喫茶元オーナーの【女の子クイズ】第４５回

「ヒロＮさん、女の子と仲良くなるためには、ほめ上手になれ、
とか言いますけど、一体どうほめればいいのですか？
女の子をほめたことがないので、わかりません」









～女の子の取り扱い講座～

■女の子のほめ方

この前、とあるＣＭのプロデューサーのヒトと、うちのメイドだった子で、
今、タレント活動をしている女の子たちと、食事会をしました。
で、その時、そのプロデューサーのヒトが、僕に、こんな質問をしたのです。
「ねえ、ヒロＮさん、メイドさんを選ぶ基準ってなんなんですか？」
「それはね、単純。容姿が可愛い子ですよ」
一瞬、プロデューサーのヒトは、女の子たちの顔を見回しました。
僕は、彼の考えたことが、すぐにわかった。
つまり、彼は、「単に可愛い子」と言われて、同席していた女の子たちが
怒り出すんじゃないか、と、心配したのです。
例えば、人間をほめる場合に、イケメンね、とか、可愛いね、とかだけではなく、
人柄がいい、とか、心がきれい、とかいう内面的な面をほめる方が、なんか、
立派で、よりほめたような気がするじゃないですか。でも、それは、
こと、女の子に関しては違うのです。


■女の子は、「可愛い」と言われたい

昔、友達に紹介された女の子と初デートした時に、
僕は、うっかりこんなことを言ってしまいました。
「僕は、女の子は、外見じゃなくて、人間性で好きになるんだ」
即ふられたな。後で考えると、こんなことを言ってはいけない。絶対。
それより、「君が、可愛いから好きになったんだ！」というべき。
女の子にとって、「外見の評価は絶対」。
はっきり言って、内面だの、人間性だの、グチャグチャ言ってもダメ。
率直に、「可愛いから好き！」これが一番いい。
だから、この食事会のときも、プロデューサー氏の心配をよそに、
女の子たちは、とてもうれしそうだった。
「可愛いから選んだ」「可愛いから雇った」
これが、女の子にとって最高にうれしいほめ言葉なんです。



■女の子は、外見と内面が一体化している

人間、外面と内面は違います。
だから、古い歌謡曲に「ボロは着てても心は錦」とかいう言葉もあるし、
エリカ様とか。でもね、女の子の場合は、外見を変えることによって、
内面が外見につられて変化してしまうようなところがあります。
今まで、「ポイポイポイ！」とか「あげぽよお！」とか言っていた子が
メイド服を着て、それなりのメイクをすると、途端に「おかえりなさいませ、
ご主人さまあ」なんて、萌え萌えキャラになってしまうとか。
冗談だろ？と思ってみていると、それは本気も本気。
本当に、内面まで萌え萌えメイドになってしまう子なんか
何人も見てきました。
だから、女の子は、「外見じゃなくて内面をほめてよ！」とは
あまり思わない。
むしろ内面ばかりほめると、「ああ、このヒト、あたしのことを可愛いと
思ってないんだな」とか思うもので、あまりいい結果にはなりません。
だから僕は、「ヒロＮさんは、どういう女の子が好きなんですか？」とか
聞かれたら、「可愛い子が好き！」と答えることにしています。
そうすると、女の子は、大体安心する。
それからね。ほめるコツは、あんまりストレートにほめないこと。
ちょっとひねって言った方がいい。
女の子は、たいていコンプレックスが強いから、
あんまりストレートにほめると、疑ったりするから。
これも覚えておいてくださいね。


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