性と愛の研究室 - きゃらめる民族

メイド喫茶元オーナーの【女の子のそこのところ】第１９１回

この前、ちょっと調べてみたら、日本の、結婚適齢期の男女は、
各々１４００万人くらいいるらしいのです。
そのうち半分が既婚者とかとしても、７００万人くらいが、恋愛予備軍とかではないでしょうかねえ。
つまり、たとえば、「僕と付き合おう！」「ええ。わかったわ。あたしも好き！」なんてカップルが生まれる確率は、７００万×７００万。
４９兆分の１ってことになる。
すごい確率ですよねえ。
ひるがえって考えてみると、つまり、男女ともに、相手を選ぶ選択肢は、
７００万くらいあるっていうこと。
だから、ふられるのは、むしろ当たり前なんだなあ。










■実は、ふられるテクニックってものすごく大事

前段で言ったように、恋ってうまく行く確立より、
ふられる確率の方が断然高い。
だから、どううまく恋愛するか、っていうより、
どううまくふられるか、っていう問題の方が、実は、大切だったりします。
え？どううまくふられるか？なんて、ただ、ふられちまうんだから、
関係ないだろ？ふられるのに、技術も何もあるかあああい！
っていうヒトもいるでしょうねえ。
しかし、ふられるにも「技術」っていうのがある。
ふられ上手なヒトは、比較的立ち直りが早く、比較的早く、
次の相手を探す体制を整えられるので、彼女をゲットできる
確率があがり、つまり、結果的に「モテる」ということになるのです。
もてないヒト、女の子とうまく付き合えないヒトっていうのは、
実は、女の子と仲良くなるテクニックの前に、女の子に上手にふられるテクニックを身につけるべきなのです。


■うまくふられるための基本テクニック

では、女の子にうまくふられるテクニックの基本とは何か？
それを２点ばかり、ご教授しましょう。

①女の子に決断を迫らない

初心者がやりがちなミス。
女の子は、よく「女のくさったみたいな奴」とか言われるように、
自分が決断するのが、実は大嫌いだったりする。
だから、「僕のこと好きなの？嫌いなの？どうなの？」
とあまり迫らないようにした方がいい。
熱血漫画とかでは、そういう熱血純情主人公が、「おれはあ、
お前のことが好きだあ！つきあってくれえ」とか叫んで、
女の子の方も、それに感心して、「ええ！あたしもついていくわあ」
なんてシーンがあったりするけど、それはあくまで、お話の世界。
強く迫れば迫るほど、断られた時のダメージも大きい。

②かといって、思わせぶりすぎるのもよくない

これも、初心者、恋愛ベタ男子がやりがちなミス。
ちゃんと、自分が付き合いたいことを伝えてないのに、
いきなり高価なプレゼントを贈る、
待ち伏せしてたのがみえみえなのに、偶然を装い、
たびたび彼女の前に現れる、
なんだか用もないのに、意味のないメールを送る。
みたいな「思わせぶり行為」を連発して、自分で、
勝手に盛り上がって、相手に引かれ、
それで、「ふられた」とか思い込む。
なんてケースも多々あります。
ちゃんと、穏やかに、「○○ちゃん、オレ君のこと好きだよ」
と言えば済むことなのに。


■ふられても、堂々としていろ

以上の２点を守って、うまく相手に気持ちを伝える。
まあ、それでも、ふられる時はふられますけどね。
でも、この２点を守っていれば、たとえ、ふられても、
そんなひどいことにはならない。
さらに、僕からの提案としては、そういう告白は、
こそこそせずに、できれば、友達とか第３者の前で、
堂々とした方がいい。
え？それじゃあ、ふられた時に恥をかくじゃないかって？
ちゃんと自分の気持ちを告白して、ふられた場合は、
それが恥なんて誰も思わないものです。
特に、女の子は、そういうことをバカにしたりはしないもんです。
なぜなら、女の子は、恋にものすごく真剣だから。
ダメならダメで、堂々としてればいい。
「ふられちゃったあ」と頭でもかいてればいい。
さすれば、自分自身のダメージも小さく、
周囲も理解してくれるから、うまく失恋ができ、
次に進めるっちゅう訳です。

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