性と愛の研究室 - きゃらめる民族

明日、11月22日は『ペットたちに感謝する日』＆『いい夫婦の日』！
――ということで、今回はペットをめぐるカップル事情をテーマにお送りしよう！

●ペットを飼うと夫婦ゲンカをしなくなる!?
2006年10月にペットフード工業会が、犬か猫を飼っている50代の男性会社員と、この条件の夫を持つ専業主婦、各100にアンケートを調査を実施した。
すると、「ペットを飼うことで夫婦げんかが減ったか？」という質問に対し、12.5％が「そう思う」、25.5％が「やや思うと答えた。
つまり、約４割がペットのおかげで夫婦ゲンカが減ったと感じているわけだ。
実際、筆者の周囲でも「ペットを飼ってから夫婦仲が良くなった」という話をよく聞く。
さて、なぜペットを飼うと夫婦ケンカが減るのだろうか？
それを以下で解明していこう。








●アニマルセラピー効果で心はおだやか、身体は健康に！
今やすっかり定着した『アニマルセラピー』という言葉。
精神的に癒されるのはもちろん、身体にもよくて以下のような研究結果が出ている。

・ペットをなでていると血圧が正常値に近づく
・ペットを飼っている人は、そうではない人に比べて心臓病になりにくい・ペットを飼っている高齢者は、そうではない高齢者に比べて通院回数が少ない

精神的に安定し、かつ身体も健康ならば、より相手への思いやりも高まるはず。
ならば、夫婦仲が良くなるのは当然だろう。

●小さな不満や孤独をペットが解消してくれる
一緒に生活をしていれば、どうしても相手に対する不満が生まれる。
しかし、ペットと遊んでいると小さな不満ぐらいは消し飛んでしまう。
また、近年は結婚後も女性は仕事を辞めないし、お互いに趣味を持つことが普通だ。
そのため、必然的に一緒にいる時間が少なくなり、孤独を感じる人も少なくない。
そんな時、ペットがいれば孤独を癒してくれるだろう。



●楽しい話題を提供してくれる
毎日のこととなると、なかなかお互いに興味がある話題を探すことは難しい。
子供がいれば話すことは多くても、内容が深刻になりやすくケンカの種になり勝ちだ。
その点、ペットならば“教育方針”“進路設定”なんて重大さがない分、気楽に話題にすることができるのだ！
楽しく会話ができれば、夫婦仲が良くなるのは当然だ。
最近、ケンカばかりしているカップルは、ペットを飼ってみてはいかがだろうか？

●ペットは生き物、責任が伴うことを忘れるべからず
ただし、ペットは生き物であるから、エサを食べさせ糞尿の始末をしなければならない。
さらに、病気やケガをするかもしれない。
いったん家に迎え入れたら時間も金もかかるので、くれぐれも軽い気持ちで飼ったりしないように！

文／月夜

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