性と愛の研究室 - きゃらめる民族

焼肉食べよう～相手はネットでみつけよう

11月6日、厚生労働省の審議会はBSE（牛海綿状脳症）発生に伴う米国産牛肉の輸入規制を緩和する方針を了承した。これによって長年の日米貿易の懸案となっていた米国産牛肉問題が決着する見通しとなった。年明けにも輸入規制を緩和するようで、環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）など日本の今後の通商協議にも大きな追い風となりそうだ。これでまた牛肉が安く食べられる～でも相手が・・・安心せよ、iphoneがあるではないか。








■吉野家も赤字に転落

その前に輸入規制緩和についてもう少しお勉強。元々はBSE感染牛が見つかった2003年12月にさかのぼる。当時米国産牛肉牛に感染が見つかり輸入が禁止され、2年後の2005年12月には月齢20カ月以下の牛肉に限り輸入が再開された。だが仕入れコストの見合いから、米国産牛肉は敬遠され、オーストラリア産にシフトした企業も多かった。当時牛丼のみを提供していた吉野家は一時輸入再開後も米国産にこだわり、それが尾を引き赤字に転落。業界首位の座を、いち早く牛丼以外のメニューを揃えたすき家（ゼンショー）に明け渡したのは記憶に新しい。今回の決定で吉野家（ホールディングス）は『若い牛の肉は水分が多いため、たれを濃くして味を調整しているが、規制緩和で月齢３０カ月以下まで使える肉が広がれば、ＢＳＥ発生以前の「本来の味」を再現できる』とコメントしている。牛丼に限らず、仕入れコストが下がれば、より安くより美味しい牛肉が食べられることになる。



■肉会に登録せよ！

しかし～、いくら美味しい牛肉が又日本に入ってくるとはいえ、一人で焼肉してもつまらなーい。彼女もいないし、できればカワイイ女の子と肉食いたい。できれば俺も君に食ってもらいたい。と、思っている男性諸君はぜひ肉会を利用してみてほしい。肉会とは、「焼肉ってみんなで食べると美味しいですよね。 肉会は、肉好き男女が集まって、焼肉をいっしょに食べに行ったり、おごってもらったりする、ソーシャルな焼肉会マッチングサービスです」のこと。ログインには、Facebookのアカウントが必須で、自分も二人一組でペアを組んで、肉会相手候補の紹介を待つ。基本は毎日12時にマッチングされた1組が紹介され気に入ったら肉会オファーを出す。相手ペアがOKしたら食事が成立する。ポイントは「私たちがおごります！」アイコンがあること。このアイコンのついたペアは肉会の会計を負担してくれる仕組みだ。



■おごってなんぼ

仕組みを聞いて、あれ？と思った君。そう、これは「ねえねえ若い女の子～焼肉おごるからおじさんと一緒に食べに行こうぜ！」といったサービスで、おごるの前提だ。体のいい出会い系？とも言えなくないが、なんと後輩にこれを使い倒しているまさに「肉食女子」がいた。『全然、怖くないですよ。だってFacebookだから実名だし会社も分かるから変なことされないですよ。信頼できない人からのオファーは無視すればいいし、もちろん全部おごってもらってます』って、ファンキーな彼女だ。これ「焼肉ってみんなで食べると惜しいですよ』がポイントで、同じ高級食材でも寿司ではこうはなりにくい。女性の大好きなスイーツも考えられるが、いかんせんおごってもらうほどの金額ではなく、女性のモチベーションが高まりにくい。あくまで「焼肉」なのだ。

でもなぜ男はおごりたがるのか？「おごる行為はその人との関係で精神的に優位に立ちたいから行うものであると考えられます（心理カウンセラー）」の言葉もある。優位に立って何をしたいのかは、その人によるだろうが、タダより怖いものもない。ご利用の際は自己責任で。ちなみに小生（男2人ペア）も登録したが、2日目にして50代の社長（男）ペアからのオファーが。もちろん「おごります」のアイコン。すかさずオファーしてみたが・・・当然、返事なし。女性マダム社長ペアの登録を期待しております。

今後も「セックスにもう一つのコミュニケーションを」、を合言葉にセックスライフに役立つ、プラスアルファの知識を提供していきます。

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