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【メイド喫茶オーナー】「モテる」ということへの誤解



メイド喫茶元オーナーの【女の子のそこのところ】第159回

「僕は、モテません。モテる訳ないし、モテたことないし。
だから、モテろ、と言われても、モテる訳ないので、
そんなこと不可能です」
この前、「皆、頼むからモテてくれ」というコラムを書いたら、
(自称)非モテ王というヒトから、そんな述懐を得ました。
しかし、どうも話を聞いてみると、彼の言う、「モテる」
という概念がそもそもなんか変だな、と思われたのです。
もしかすると、これ、「モテる」ということを誤解しているヒトが
多いんじゃないかなあ、と、思われたので、ここで、これを記します。











■「モテる」というイメージ

「モテる」「モテない」
皆、結構、こだわりますよね。
「あいつはモテる」とか「僕はモテない」とか
「モテる奴は死ね!」とかね。
その昔、僕が連載コラムを書いていたサイトの名前は
「非モテタイムズ」でした。
「彼女がいない」どころか「ガールフレンドがいない」
どころか「お母さん以外の女性と口を利いたことがない」
というのは、確かにモテてないかもしれない。
しかし、じゃあ、モテてる、というのは、
一体どういう状態を言うのか?
「女の子が、皆、目をトロンとさせて、『抱いて!』とか
言ってくる状態」とか思ってないよね。まさか。


■モテない人種の願望、妄想

しかし、とかく、モテない人間が、モテようとすると、
こういう変なイメージを無意識のうちに浮かべてしまっていることができる。
それも、男女とも二次元志向が強いほど、どうも「モテる状態」を
誤解している傾向が強いように思う。

ろくに話もしたことがないのに、「あ、あ、あのう、あたし先輩のことが好きです!」なんて、後輩の超可愛い子が、オレに惚れてしまって、告白してくる!=モテてる状態。

クラスの女子が、よると触ると、自分のことで騒いでいて、
バレンタインデーの日には、チョコを渡したいと持っているんだけど、恥ずかしくて渡せないんだよな=モテてる状態。
で、自分がそういう状態じゃないんで、自分は「モテないんだ」
と思っている。

そんな展開ってのは、アニメや恋ゲーの世界でしかない。
ああいうものは、モテないマンガ家やアニメーターたちが、
自分の願望、妄想を発展させて表現していることに過ぎない。
クラスの女子、皆が先生のことが大好きな「ネギま!」、
超内向的なゲームヲタクなのに、可愛い使い魔の女の子になつかれ、
しかし、次から次と、ミッションで、仕方なく、女の子を
落とす主人公の「神のみぞ知るセカイ」とか。
もうモテない、女の子に縁のない人間の妄想世界じゃないかこれって。


■知らないうちに勘違いしてることもある?

「僕たちはそんな素朴な人間じゃあありませんよ、ヒロNさん。
そういうのは一種の娯楽。現実とは違う、と、わきまえて、楽しんでるだけですよ、いやだなあ」
と反論するヒトもいるでしょう。
そういうヒトが大半だとは思うけどねえ。
でも、知らず知らずのうちに、無意識に、そういう固定観念が入っちゃってるヒトもいるんじゃないかなあ。と、おじさんは心配しているんですよ。
そんなモテ方をする奴なんて、リアルでは、ほとんど存在しません。
あれは一種のユートピア。モテない人間の願望、妄想の産物。


■モテてない状態ってのは、本人の思い込みだったりもする

久保ミツロウ原作の「モテキ」。テレビドラマも話題になり、
映画も大ヒットしましたね。
この原作者は、引きこもりだった女性マンガ家。
だから、どうだって訳じゃないけど、
このマンガの主人公、モテない奴なのに、「モテキ」が来て、
いろいろな女性といろいろな恋愛シチュエーションに巻き込まれ、
悩んだり、みっともないマネを演じたりするんだけど、
この主人公、別に、モテないキャラでもなく、
むしろ、モテてるじゃん。それに、
特別「モテキ」が来た訳でもないんじゃないか、と
僕は思います。
やや、マンガ的に誇張されてはいるんだけど、
まあ、こんなものよ。この作品、結構リアルな部分がある。
だから、受けたんだな。と思う。
女の子の出没するところには、一切顔を出さず、
女の子を紹介してくれそうな女友達がいる友人がひとりもなく、
女の子が興味を持ちそうな分野の話題には一切興味を示さず、
女の子とろくに挨拶もせず、目も合わさず、
それで、女の子にモテるとか、モテないとか、
そういうのって、おかしいことだと思いませんか?と
ちょっと言っておきたい。
とにかく、「モテる」っていう状態を、もっとリアルに
イメージしようよ。
たまに、お茶したり、食事したり、遊園地や映画に
遊びに行ったりできる女の子が数人いて、
彼女がひとり。
それで、もういいんじゃない?
それが「モテてる」って状態です。
まずは、そこを目指そう。

ライター:ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)震災、災害時のサバイバル法「ヒロN式サバイバル読本・耐災力」「女の子の取扱い講座」「ヒロN式日本昔話」小説「一休さんと野盗弥太」電子出版にて発売中。



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