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清少納言や紫式部も脱毛していた!?~日本の脱毛の歴史~



夏になると女性をわずらわせる『脱毛』。
最近は男も脱毛をする人が増え、「女って大変だねぇ」などと他人事ではいられない。
そんな面倒な脱毛がいつから始まったのかを、今回はご紹介しよう。

●脱毛は平安貴族のたしなみ
日本での脱毛は、すでに平安時代には始まっていたそうだ。
ただし、当時、処理していたのはアンダーヘアやワキ毛ではなく、額から頭部にかけての毛と眉毛。
なんでも、当時の平安貴族にとって美人の条件は「額の形がいいこと」だったため、余分な部分は毛抜きで抜き、逆に足りない部分は額墨で書き足していたそうだ。
また、当時は細眉が流行りだったので、眉毛も毛抜きで抜いて形を整えていたそうだ。

●『枕草子』や『源氏物語』にも毛抜きの記述あり
余談ながら、『枕草子』の「有難きもの」の項目にも、「毛のよく抜くる銀(しろがね)の毛抜き」という記述がある。
おそらく、作者である清少納言はセッセッと毛抜きで、額や眉を整えていたのだろう。
また、『源氏物語』にも毛抜きや眉毛の形に関する記述があるから、当時から日本人は脱毛には関心が高かったらしい。








●アンダーヘアのはみ出しNG!男も脱毛した江戸時代、
江戸時代に入ると、男性も脱毛をしていたそうだ。
現在同様に当時も毛深い男性は、女性から嫌われたらしい。
そのため、男性はヒゲを毛抜きで抜き、肌をツルツルに保っていたそうだ。
また、着物をまくりあげた際にフンドシからアンダーヘアが見えるのも不粋とされ、はみ出さないように処理をしていたそうだ。
ちなみに、アンダーヘアの処理方法は男女とも同じで、貝殻や石をこすり合わせて擦り切っていた。
そのため、銭湯には『毛切石』がおかれていた。
蛇足ながら、昭和初期ぐらいまでは、毛切石が銭湯に置かれていたそうだ。
また、売春婦たちは線香の火で焼き切ることも多かったという。



●アンダーヘアの処理はSEX時のリスク軽減と思いやり
当時、アンダーヘアを処理したのは美容的な理由の他に、SEXの際に巻き込んでしまうリスクを減らすためもあったと言われている。
だから、毛先がとがってSEX時に相手に不快感を与えるカミソリでの処理を避け、わざわざ、こすったり焼いたりして処理をしていたのだ。
つまり、江戸時代の脱毛方法は、相手を思いやる気持ちから広まり定着していたというわけである。

●ますます大変になる脱毛
さて、暖房技術が発達した現在は冬場でも薄着になることが多いため、女性陣は一年中、手入れが欠かせないそうだ。
また、男性は男性で「どこまで残して、どこまで処理するか」という悩みがつきまとう。
そのため、「面倒臭い。ヘアレスの流行なんて早くなくなればいいのに」という意見もよく聞く。
しかし、こんなに長く支持されてきた風潮だ。そう簡単に廃れることはないだろう。
同志よ、あきらめて脱毛処理にいそしもう!

文/月夜
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