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【メイド喫茶オーナー】名作映画に恋愛の機微を学ぶ「バス停留所」
2012/07/12(木) 10:50:48 | カテゴリ:恋愛・婚活
メイド喫茶元オーナーの【女の子のそこのところ】第135回
1956年制作。つまり、今から56年も前の映画「バス停留所」。
そんな映画あったことも知らない人が大多数でしょうねえ。
でも、これ、あの有名なマリリン¬=モンローがヒロインのラブコメディ映画。
でも、この映画、さすが名作で、男と女の恋愛の機微が
実にうまく表現されているんだな。
今日はそんなお話をしましょう!
■まず「バス停留所」のあらすじを紹介
モンタナ(つまりド田舎)の牧場主の息子で、カウボーイのボーは、
ロデオ大会に出るために、フェリックスという町にやってくるのだが、
そこの酒場で歌っているシェリーという女性に一目ぼれしてしまう。
(シェリーは当然モンローね)
シェリーはモンローが演じているので、当然、ボンキュボンの
お色気むんむん(表現が古いな)の女性。
でも、シェリーは、ド田舎もので、「よう!シェリー!オレは、お前を
ヨメにすることに決めたぜ!」なんて、勝手に盛り上がっているボー
なんか、相手にする気もなく、「おとついおいで!」みたいにふってしまう。
それでも、田舎もんで、超ポジティブ志向のボーは、
「シェリーは俺のことが好きなんだ!」なんて思い込んでいて、
全然めげない。(このあたり、一本間違えると、ボーって、
「彼女は、僕のことが好きなんです」なんて寝言を言い続ける
ストーカーみたいになっちゃうけど、)まあ、昔の映画のことだから、
ボーって青年は、「まあ、イタイ奴だな」くらいの話になっている。
で、ちょっと詳細は忘れたが、シェリーとボーは、同じ長距離バス
(確か、グレイハウンド)に乗ることになってしまう。
これが題名の「バス停留所」ってこと。
で、道中、いろいろな出来事があるのだが、
(ごめん、そのへんのエピソードは忘れてしまった。なんせ、
何十年の前に見た映画だったから)
シェリーは相変わらず、
「あんたみたいな田舎もんの無神経な奴は大嫌い!そばに来ないで!」
みたいな態度を崩さない。
でも、ボーはめげない。
「なあシェリー、オレの嫁さんになってくれ!俺、お前のこと、大事にするぜ!」
みたいに、猛烈に押しまくる。このへんのボーという奴のイタさ加減、
田舎もんあんちゃんぶりが、実は、この映画の見所なのです。
これを見ながら、最初は、「こいつ、女の子が嫌がってるのに、
どうしようもない奴だなあ」とか「だせえ!田舎もん!」とか
思えるのだが、だんだん、純情に、一途に「シェリー、オレは、
お前が好きだ!」なんて、どんな拒絶にあってもめげないで
頑張り続ける田舎もん、純情青年ボーを応援したくなってきちゃうのだ。
■で、最後は、どんでん返し
で、長距離バスだから、ある「バス停留所」といっても、サービスエリア
みたいなところなんだけど、そこで、あまりにしつこいボーに切れた
バスの運転手が「お前、彼女がいやがってるじゃないか、いい加減にしろ!」
とボコっちゃう。(運転手つおい!)
で、ボーは、口を切って、血を拭いながら、
「わかったよ。ごめん。もうあきらめたよ。もう二度とあんたの前には現れない」と、
こっぴどく怒られた犬みたいになって、
シェリーの前から消えようとする、その瞬間。
モンロー扮するシェリーは、
「ボー、待って!あたし、アナタのお嫁さんになる!」
で、まあ、ハッピーエンド、というお話。
バスの運ちゃんは、肩をそびやかすけど、まあ、そんなこともあるさ。みたいな感じ。
なんか大人の男って感じで、これもまた、かっこいいんだなあ。
■男は、時には勇気を持って押すことも必要
かいつまんで話すと、ちょっとイタイ、くさい話みたいなんだけど、
これ、結構、モンローもボー役の青年も、シナリオも巧みなので、
なんか、胸キュンというか、「ああ、シェリーがボーを受け入れてくれて
よかった、よかった」みたいな気分になるのである。
もうちょっと、この話の背景を言えば、
ボーは田舎ものなんだけど、モンタナの牧場主のぼんぼん。
シェリーは、酒場の歌手。シェリー自身、「身分が合わない。
住む世界が違う」と、諦めている部分がある、という感じがあるのだ。
それを、ひたすら、ボーが、若者の情熱、「この女と愛し合いたい!」
という一念で突破してしまう。ということなんだな。
これって、「女が男に求める押し」という部分。
それを描いているからこそ、なんか観ている方の胸を打つのでしょう。
それから、押されている時は、妙に頑なになって拒否しても、
それから、引かれると、急に、そのヒトを受け入れたくなってしまう
という女心の微妙なところも、実に巧みに表現されている。
ストーカーはまずいけど、「この女だ!」と思ったら、
勇気を持って押す!そんなこともありなんだな。
と、思わせる映画「バス停留所」、機会があったら、見てみてネ!
ライター:ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)震災、災害時のサバイバル法「ヒロN式サバイバル読本・耐災力」「女の子の取扱い講座」「ヒロN式日本昔話」小説「一休さんと野盗弥太」電子出版にて発売中。
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)震災、災害時のサバイバル法「ヒロN式サバイバル読本・耐災力」「女の子の取扱い講座」「ヒロN式日本昔話」小説「一休さんと野盗弥太」電子出版にて発売中。
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