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口約束でも婚約成立!? 高額な慰謝料に青ざめないために『男と女の法律相談所』



近ごろは少しのトラブルでも、すぐに裁判沙汰になる。
“婚約破棄”というのも、そうした事例のひとつだ。
「そりゃあ、婚約破棄したら裁判おこされてもしかたないでしょ?」なんて思っている、アナタ!
ご存じだろうか?「いつか結婚したいね」と甘くささやくだけでも、婚約が成立してしまうことを…。

●問題は婚約手順の簡略化
一昔前まで『婚約成立』と認められるには、以下のような手順が必要だった。

1、結婚の申し込みと、その承諾
2、両家への挨拶

さて、ここまででも大変なわけだが、さらに『結納』という面倒臭い作業が待ち構えていた。
その方法は「つづき」でご紹介しよう。









▼新郎家からの結納納め
1、仲人が新郎家に赴き、結納品を預かる
2、仲人が結納品を新婦家へ持参する
3、新婦家が仲人へ結納品の受書を預ける
4、仲人が受書を新郎家へ持参する

▼新婦家からの結納返し
1、仲人が新婦家に赴き、結納品を預かる
2、仲人が結納品を新郎家へ持参する
3、新郎家が仲人へ結納品の受書を預ける
4、仲人が受書を新婦家へ持参する


【結納品の一例、見ただけでウンザリ…】

書き出しただけでも面倒なんだから、実際にやるとなると本当で大変だ。
そのため年々略式化が進み、最近ではお互いの両親への挨拶すらしないカップルも増えてきた。
その結果、「結婚しようね」「うん」だけでも、婚約成立とみなされるまでになってしまったのだ。

●両親への紹介、指輪などの既成事実は作らない!
ただし、基本的に言葉は保存できない。
そのため、片方が「言っていない!」と言い張れば、事実証明は難しい。
だから、現実的に「婚約している」と認められるのは、「両親への紹介(※結婚報告はなくても可)」「友達への紹介(婚約中であることや、結婚の意志があることを伝えていることが必要)」「指輪のプレゼント」「結婚式場の下見」など具体的な証拠が必要になる。
特に指輪は安い物でも“婚約の証拠”となるので、気楽にプレゼントしないように気を付けよう。

●簡単に別れたくないなら逆をいけ!
さて、ここまでは結婚したくないことが前提だったが、もし結婚したいなら逆に前述のことを実行するといいだろう。
そうすれば、相手から明確な理由もなく別れを切り出されたり、浮気をされた場合には、慰謝料を請求することができる。
慰謝料自体はせいぜい数万~100万程度と安いものだが、それでも何ももらえないよりはマシだろう。
また、別れや浮気に対する抑制力になる。

相手への牽制・復讐になるか、自分の首を締めることになるか――法とは諸刃の剣でもあるので、よくよく注意して利用して欲しい。

文/月夜

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