性と愛の研究室 - きゃらめる民族

メイド喫茶元オーナーの【女の子のそこのところ】第９２回

この前、ひさびさに、昔僕が店をやっていた頃の常連さんと
アキバメイド喫茶巡りをしました。
で、「ねえ、もう彼女とかできたの？」
「え？出来るわけないでしょ」
「何でよ、今、幾つになった？」
「もうすぐ４０ですよ」
「こんなに毎晩、メイドに通ってるんだからさ、
ちょっと声でもかけてみればいいじゃん」
「そんな、あんな若くて可愛い子無理ですよ」
なあんだ、これかあ。










■最初から無理と決めつけるな、って

大体、モテないヒト、女の子と縁のないヒトって、
モテないオーラが出ている。
モテないオーラっていうのは、どうして出ているかっていうと、
「自分は、この子とは無理」と決め込んでいるところからはじまる。
もっと言うと、「自分は、女子全般となかよくなるのは無理」
とまで思い込んでいるからです。
なぜならば「イケメンじゃないから」「結構歳とってるから」
「収入が悪いから」「車持ってないから」なんちゃらかんちゃら・
しかし、第三者的に見ると、モテメンと非モテの間に、
それほどスペックの差があるとは思えない。
この気構えひとつの違いなんじゃないか、と思えてならない。
一方、女の子の方を見てみると、中には、なんか、ひねくれちゃって、
面倒くさいなあ、こいつ。という子もいるけど、
大半の子は、結構、
「男子となかよくしたい」「男子に好きといってもらいたい」
という子が多いのでありますよ。
そこで、非モテは、「えええ！ウソですよ！」とか
「それは、イケメンに限るのであって、僕には関係ない」とか言う。
どうして、信じないのだ！ほんとのことなのに。


■自分は○○だから振られるんだ、なんて反省はするな

それから、非モテのヒトって、わりと、物事をかっこよく、
卒なくこなそうとする傾向が強い。
だから、恋愛するにも、「絶対にふられてはならない！」などと、
思い込んでいるものです。
世の中、ふられることなんて多いのに。
すると、「そんなリスクは踏めない！だから、恋愛しない！」
というふうになっちゃうんだよなあ。
いいじゃないか、ふられても。
それをみっともないことだ、なんて、
少なくとも僕は思わない。
それよりも、ふられることが怖くて、女の子とは付き合わない、
なんて言ってる方が、よっぽど痛い、と思うけどなあ。
で、こういうヒトは、なんか、女の子に振られたりすると、
いろいろ理由をつけたがる。
曰く「僕が、こう言ったからだ」「相手の女がバカだったからだ」
「僕がイケメンじゃなかったからだ」なんだかんだ。
実は、女の子が、男子を振る理由ってのは、そんなに、
ロジカルなものではない。だから、そんな分析をしたところで、
それは、概ねとんちんかんなのだ。
だから、言います。
失恋したからと言って、反省などすることはない。
というか、反省などしてはいけない。
男子のとんちんかんな反省など、百害あって一利なし。
そういうことは、さっさと忘れて、男は立てよ、行けよ、女のもとへ！


■あと、好みをうるさく言うな。ってこと。

あと、付き合う前から、「話が合わない」とか「好みじゃない」とか
ぐちゅぐちゅ言う奴がおるが、まずつき合ってみよう！
という開かれた心持ちで、女の子と接しなさい、とアドバイスしたいな。
そりゃあ、男と女、そんなに趣味や人生観など、最初っから
ドンピシャに合う訳ないのだ。
でも、付き合ううちに合ってくる、なんてこともある。
今まで、「男の子のアニメ、全然知らない」って子だって、
アニヲタの彼氏が出来た途端、「アニメって楽しい」なんて、
心も外見もすっかり変身しちゃう子だっていっぱいいるのですよ。
好みをうるさく言う前に、とにかく、女の子となかよくなろう！
って態度で女の子と接すること。


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