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良く考えるとなんだか切ない気がする11の精子の死因とか


■精子は大変

オナニーやセックスで気持ちよく放出する精子。精液自体は確認できるものの、精子の姿は小さいもので見た目には生きているのか死んでいるのかはわかりません。
せっかく自分の体から出たものですから元気良くいてほしいなんて親心があるようなないような、とりあえず精子の生死についてちょっと書こうかと思います。









精子が生きて活きるというのはやはり膣内にて卵子と出会って受精させる時ですよね。しかしほとんどは頑張って飛び出したものの目的を達せられず何らかの理由で死んでしまいます。

せっかく飛び出していったのに・・・となんだか悲しくなるような気がしないでもないですが、精子が直面する死についてみていきましょう。


1.膣内の酸
膣内はph4程度の酸濃度といわれています。精子は酸に弱くこの環境下では死んでしまうわけですが、性交中に分泌されたバルトリン氏線液によって膣内がアルカリ性に中和され頑張って卵子まで泳ぐわけです。
しかし中和が不十分だったり弱い精子などは途中で力尽きてしまうという悲しいことになってしまいます。


2.泳ぎ疲れて
膣の長さは大体8cm(80000ミクロン)程度といわれています。それに対して精子の大きさはわずか60ミクロン。とんでもない道のりです。
しっかりと膣奥で射精してあげないとその長い道程で多くの勇者達が力尽きることとなるでしょう。





3.道に迷って
精子が卵子と出会うためには膣から卵管を通り卵巣へと行き着かなければなりません。そこでまた一つ問題が起こります。二つに分かれた卵管のどちらが正しい道、つまり卵子がいる卵巣へとたどり着ける道なのかはわからないということです。
この大いなる二択によって運が悪い精子たちは誰もいない卵巣へ向かうことに・・・。


4.乾燥に弱い
精子は膣内ですと5日間ほど生きるとされていますがその他の場所、例えば床やティッシュ、顔やお腹など外気に触れるところで射精すればその寿命は格段に短くなります。
私が中学生のころなんかは友達同士でエロ本を回しあってカピカピで開かないページがあると「あいつめ・・・」と妙な感慨を覚えたものです。





5.タバコやアルコールに弱い
このサイトでも何度も取り上げられていると思いますが、タバコやアルコールの過剰摂取をする体は精子にとって最悪の環境です。生育を阻害し、不健康な
精子を生み出すことになるかもしれません。


6.精子は熱に弱い
陰嚢の収縮は精巣の温度調整を担っているわけですが精子は人間の体温以下、マイナス1~2℃くらいが適温とされています。当然高熱を出している時などは精子に元気がありません。
成人になってからおたふく風邪なんかをしたら股間を冷やすなんていいますが、これもそういったことからきているんでしょうね。


8.コンドームは牢獄
精子にとってコンドームは絶対に超えられない壁です。ベルリンの壁よりも高く強固なコンドームの壁によって彼らは閉じ込められその一生を終えるわけです。
ちなみに射精後のたぷんとした状態の彼らは普通に生きていてゴムの中で元気に泳いでいます。





9.マクロファージのエサ
膣内で残念ながら受精が叶わなかった精子はどうなるのでしょうか。おりものや経血とともに流れ出るものもありますが、多くはマクロファージ(免疫細胞)によって食べられてしまうのだそうです。
なんだか弱肉強食、諸行無常な切なさがありますね。


10.薬物によって死ぬ
人間も薬物によって命を落とすことがありますが、精子だって同じです。ペッサリーなどの避妊用殺精子剤によって卵子に届く前に無残にも薬殺されてしまうのです。
こう書くと本当に切ない。


11.睾丸での保管日数から考える寿命
膣内では5日程度生きるという精子ですが、精子工場である睾丸ではどれくらい保管されるのでしょうか?
個人差はあるようですがだいたい4日くらいのサイクルで夢精として排出されるか体内でたんぱく質として分解・吸収されてしまうのだとか。
そう考えると精子の寿命は睾丸で4日+膣内で5日+個人差=10日間前後ということなのかもしれません。





普段はあまり深く考えず気持ち良い!と射精するわけですが、彼らもけっこう大変なわけです。考えれば考えるほど切なくてなんか無駄に射精するのが申し訳ない気もするのですが、睾丸に入れたままでも4日でムダになることを考えるとやっぱり射精した方がいいのかなとか思ったり。

よくわからないまとめですがこんなところで。



文・編集/麹町敏郎

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