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師走で忙しい人も多いと思いますが、今年は色々ありましたね。
そんな中でも、スマホ専用の浮気発見アプリはニュースにもなったので、記憶に残っている人もいるかと思います。
この、『恋愛支援アプリ』(通称、浮気発見アプリ)、>『カレログ2』が出たようです。
こうしたアプリがバージョンアップするのは予想通りとして、気になる追加された機能は?
行動パターンの分かるライフログ(行動記録)は、地図上に移動経路を表示できるのだとか・・・。
これだと、その日に行った場所や、移動した経路が一目瞭然!
彼女からの追及に、『そんな場所に行ってない』は通じない事になります。
そこで今回は、『携帯でバレる浮気と通い婚』について調べてみました。
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恋愛支援アプリというのだが・・・
このアプリを宣伝するわけではないが、サイトを見ると移動経路までが地図表示で分かるようになっている。
これだと、疑惑を否定するためのアリバイ(alibi・現場不在証明)さえも崩されそうだ。
他にも、追跡される側で拒否する事が出来るよう、パスワードの変更も可能になったようだが。
例えば、『別れた相手には見られたくない』とか、『期間限定で(お試し1ヶ月間とか)パスワードを共有する』という事が可能になったらしい。
いずれにしろ、パートナーを疑い出したらキリが無いだろうし、昔から『知らぬが仏』という言葉もあるのだが・・・。
【予測変換で浮気がバレた?】
携帯メールの機能が動かぬ証拠に・・・
知っている人も多いと思うが、携帯やスマホの文字入力で使う辞書機能には、『予測変換』というのがある。
これは、以前に変換した文字を辞書機能が記憶しておき、同じ文字を入力する手間を省いてくれるものだ。
例えば、『あ』と入力しただけで、『愛してる』と、よく入力する文字を変換候補の上位に表示する機能である。
ある旦那さんの話だが、浮気相手とのメールをマメに消去していたにも関わらず、奥さんに浮気がバレたのだとか。
多くの携帯やスマホでは、送受信したメールの保存件数は、上限が決まっている。
この旦那さんの携帯メールは、保存件数の上限が100件だった。
奥さんが旦那さんの携帯をチェックする度に、保存件数は99件とか98件。
『これは浮気しているに違いない』と思って、メールの新規作成で『あ』から順番に入力してみると、予測変換の機能から密会場所や2人で食事をしたレストランが奥さんに判明した。
その後、夫婦喧嘩になったらしいが、それ以上の事は分からない。
分かっている事は、携帯の便利な機能が浮気の証拠になってしまった事である。
【鎌倉時代から通い婚を推奨?】
兼好法師は通い婚の肯定論者?!
浮気は良くないことだが、ある程度『心の通い合ったカップル(夫婦)』には、同居が苦痛になったり、諸事情から同居が困難になったりするケースがある。
もちろん、全てのカップルがそうではないが・・・。
最近では『週末婚』や『通い婚』なる言葉を聞く。
だが、どうやら鎌倉時代あたりから『通い婚』は推奨されていたらしい。
有名な随筆、『徒然草(吉田兼好)』では、通い婚について書かれている。
いかなる女なりとも、明暮添ひ見んには、いと心づきなく、憎かりなん。
女のためも、半空(なかぞら)にこそならめ。
よそながら時々通ひ住まんこそ、年月経ても絶えぬ仲らひともならめ。
あからさまに来て、泊り居などせんは、珍らしかりぬべし。
(徒然草・第190段より)
・現代語訳では・・・、
どんな女であっても、朝から晩まで毎日見ていれば、ひどく気に食わないところが出てきて憎くなってしまう。
女にとっても、嫌われつつも一緒にいて世話をしなければならない、そんな結婚は中途半端なものになってしまうだろう。
他の場所から時々通い住むという通い婚こそ、年月を経ても絶えない男女の仲になるのではないか。
不意に男がやって来て、そのまま一泊して帰るのは、きっと女にとっても新鮮な関係になるだろう。
この最後の一行の『不意に男がやって来て、そのまま一泊して帰る~』というのが、何となく小生の心に引っかかった。
つまり、女性側からしたら、
『今日は来ない!と思っていた相手が、突然とやってきた。
帰るとばかり思っていたら、そのまま泊まって行ってくれて、嬉しい。
こういうサプライズも、タマにはいいものだ』
という事だろうか。
時代背景もあるが、吉田兼好が『通い婚の肯定論者』だっただけでなく、この頃は『通い婚』が多かったらしい。
また、この時代は女性が家督(家や土地などの財産)を相続するシステムだったようだ。
以上の事から、今回は『携帯でバレる浮気と通い婚』について調べてみました。
小生は浮気を肯定する気も無いし、通い婚を強く推奨する気もありません。
あくまで個人的な意見ですが、スマホにアプリを入れたり、携帯を盗み見して『浮気がバレた』とケンカするよりも、一層の事、『お試し通い婚』をしてみるのもいいのでは?と思うのです。
例えば、交際中のカップルであれば、少し距離を置くなど・・・。
徒然草にもあるように、パートナーと離れてみることで、相手の大切さが分かったり、今まで気づかなかったような、新鮮な気持ちになったりするのかもしれません。
また、徒然草を読んだ『通い婚に否定的な人』からは、『本当に相手を好きだったのか?』とか、『本気で愛し合っていたのか?』なんて反論が聞えてきそうですが、今から700年くらい前に書かれた随筆なので、どうか野暮なことは言わないで下さい。
携帯どころか、固定電話や電気、ガスなど、今のように便利なライフラインも無かった時代の話なのですから・・・。
どうやら時代が変わっても、男と女は、少なからずモメるのが相場なのかもしれませんね。
<すすきタルン>
以下読者のみなさまの反応
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