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クレカを狙う?おねだり作戦




 男性の皆さん、女性の下着売場って行った事ありますか?
 多くの男性は、パートナー同伴でも恥かしいと思います。
 欧米では、パートナーに下着をプレゼントするのが一般的だそうですが、日本の男性はそう簡単に行きません。
 読者の中には、パートナーに下着をプレゼントした経験がある方もいるかもしれませんが・・・。
 そこで、通販サイトを運営する下着メーカーが考えたのは、『おねだり機能』だそうです。

 今回は、その『おねだり機能』『クレジットカード』について調べてみました。









【パートナーに下着をおねだり?!】




こんな下着をプレゼントして欲しい・・・


 以前、TVニュースなどでも取りあげられたので、知っている読者もいるかもしれないが、『トリンプ』という下着メーカーのオンラインショップ『デジール』

 基本は下着の通販サイトだが、ニュースになったのは、このサイトの、『おねだり機能』だ。
 これは、まず下着を欲しい人が商品を選んで、支払いをして欲しい人に、『おねだりメールを送る』というもの。
 
 このメールを受け取った人は、OKならばクレジットカードで代金を支払う。
 すると後日、おねだりした人に商品が届くというシステムだ。
 もちろん、メールを受け取ったからと言って、代金を払う義務があるわけではない。
 メールを受け取った後、支払いを拒否する事も可能である。
『おねだりの拒否』も出来るらしい。
 
 つまり、下着通販のサイトを経由した、『おねだり』なのだ。
『おねだり』と聞くと、女性→男性への、『おねだり』を連想するが、サイトには少数ながら男性用の下着も売っている。
 少数派かもしれないが、男性→女性への『おねだり』も可能なようだ。

 だが、主なターゲットは、パートナーからメールを受け取った男性に見える。



【心理的な交渉術】




彼女がプレゼントを欲しがる理由・・・


・フット・イン・ザ・ドア

 交渉術のひとつで、小さなお願いから大きな頼みごとへ、二段階の要請をすること。

 例えば交渉や依頼の場面で、本命の要求を通すために、まず簡単な要求からスタートし、段階的に要求レベルを上げる方法がある。
 うまく相手の琴線に触れるような規範や価値観(社会的善につながるものであることが多い)を発見できれば、それを足場に、かなりの要望を認めてもらうことも可能となるというもの。

 最初に(数千円程度の)比較的に安価な下着を買ってもらえたら、次は前回よりも高価な商品を買ってもらえる可能性が出てくる、ということを狙っているようだ。

 また、『下着』というのも、『おねだりされた男性』からしたら、意味深な事を想像するに違いない。

 これは、恋愛感情の駆け引きはもちろん、『誰しも、他人から一貫性のある人間に見られたいと思っている為、いったん承諾したものは次回も受け入れてしまう』という心理的な効果も狙っているのだとか・・・。

 逆に、最初から高価なブランドバッグなどを要求すれば、相手が拒否する可能性も高いだろう。



・ドア・イン・ザ・フェイス

 わざと負担の大きな要請をして相手に拒否させてから、次に小さな要請をしてお願いを受け入れてもらうこと。

 本命の要求を通すために、まず過大な要求を提示し、相手に断られたら小さな方(本命の方)の要求を出す方法。
 一般に人間には、借りができると、そのままでは気持ちが悪いため、お返しをしなくてはならないと考える傾向がある。
 この事を、返報性の心理という。
 ドア・イン・ザ・フェイスは、この心理を交渉に応用したものらしい。
 確かに、『この相手には借りを作りたくない』と思うと、お礼などをしたくなるものだ。


『フット・イン・ザ・ドア』と、『ドア・イン・ザ・フェイス』は、相反するようにも見える。
 だが、例えば人質を取った銀行強盗などの立てこもり犯など、犯罪者と交渉する際にも、ネゴシエーター(交渉人)が使う心理戦の方法らしい。

 ネゴシエーター(交渉人・negotiator)とは、主に人質救出作戦において犯人との交渉を担当する警察・政府の要員をいう。

 こうした交渉術は、恋愛やビジネスに使えるだけでなく、クレームやトラブル、事故などの交渉でも使えるので、頭の隅に置いておくと良いかもしれない。



【生活に密着したクレジットカード】




クレジットカード保有率(属性別)


 大手カード会社の調査によると、クレジットカードの保有率は82.8%。
 年代別に見ると、男女ともに20代(男性71.5%、女性74.1%)の保有率が低くなっているらしい。
 若者は、現金主義が多いのだろうか?





一番多く使うクレジットカードの利用頻度


 いわゆる『メインカード』と呼ばれる、利用頻度の多いカードについて聞くと、最も多かったのは、『1ヶ月に2~3回(24%)』だった。
 以下、『1ヶ月に1回(17%)』『週に1回(16%)』『週に2~3回(14%)』が続いた。
 前回の調査に比べて、月の平均利用頻度は前年比0.4回増の4.6回の伸びとなった。





一番多く使うクレジットカードの月当たり利用金額


 続いて、メインカードの月当たり利用金額を尋ねると、最も多かったのは、『1~2万円未満』が17%だった。
 以下、『5~10万円未満(15%)』『3~5万円未満(14%)』『2~3万円未満(14%)』が続く。
 月の平均利用金額は、前年比8800円増の4万5200円と、大幅に伸びていた。
 これを年間の平均利用金額にすると、約54万円になる。


66 :VIPが送ります:2011/12/XX 00:05:59.48 ID:XX
年間利用金額60万の会員なんて、カード会社にとっては大してありがたくない?

>>66
60万円なら、充分平均以上
ご利用ありがとうございます


(某巨大掲示板まとめサイト『クレジット会社社員だけど質問ある?』~より)





クレジットカードは諸刃の剣か?!


 日本人のカードの平均所有枚数は、1人あたり3枚と言われている(某メガバンク系シンクタンク調査)。
 ちなみに、いつも財布に入れるカードは2枚だとか。
 一方、カード大国である米国の統計では、クレジットカードの平均所有枚数は1人5枚程度だという(フォーブスの記事より)。

 最近の日本では、カード会社のキャンペーンにより、公共料金などをクレジットカードで払う人が増えている事も、カード利用金額の増加に影響しているようだ。
 他にも、以前のようにショッピングだけでなく、携帯電話の料金やプロバイダーへの接続料、ネット通販など、現金よりもクレジットカードで払う方が一般的になっている。

 また、不景気の影響からか、金利負担の重い『リボ払い』も増加しており、専門機関には苦情や相談が多く寄せられているらしい。
 多重債務者対策のために、貸金業法の総量規制が施行されて2年、支払可能見込額の調査が必要となる改正割賦販売法(いわゆるショッピングの総量規制)が施行されて1年が経つ。
(詳細は『クレジットカード ショッピングにも総量規制?』参照)


 一括払いのように金利負担が無いようなら、クレジットカードは生活に便利だと思う。
 だが、一方では法律で規制されたカード会社が、生き残りをかけて『リボ払い』『毎月の公共料金』にも活路を求めているように見える。
『公共料金』の引き落としにかかる手数料は、消費者の直接負担にはならないが、『リボ払い』の金利負担の重さには、リスクがある事を知るべきだ。



 以上の事から、今回は通販サイトの『おねだり機能』『クレジットカード』について調べてみました。
 前述した通販サイトには、『数打てば当たる!』といったキャッチコピーがあります。

 確かに昔から、『下手な鉄砲も数打ちゃ当たる』と言います。
 意味は、『何事も根気よく続ければ、そのうちに上手くいくものだ』ということです。
 これは個人的な意見ですが、相手のクレカ決済までアテにして、欲しいものを買ってもらう『おねだり』には、相応のリスクもあると思うのですが・・・。
 
 おねだり相手が洒落の分かる人なら良いのですが、例えば、安易にプレゼントを貰って、その後にしつこく迫られたり・・・とか。


 そういえば、ある人の言葉に『人とは、腹六分で付き合え』というのがありました。

 これは、『腹六分で付き合っていれば、親しき仲にも礼儀ありで、見られたくないところは人に見せなくて済むし、また見なくても済む。
憎悪で大変なことになることもなくなる。
助けを呼ばれれば出ていけばいい。
それが人間の一番基本的なつきあい方だ』
という意味です。

 見栄を張り合ったり、競い合ったり、五分五分よりも腹六分。
 無理して奢ったり奢られたり、プレゼントを交換するよりも、身の丈に合った付き合いの方が自然なのかも?

『膝の上に上がるから、頭をなでてやったら、イイ気になって肩まで登ってくるヤツがいる。
 それを放っておくと、今度は頭まで登って、顔までナメ出すヤツがいる。
 俺は、そういうヤツが大嫌いなんだ。
 君には、そういうところがなかったからね・・・(三島由紀夫)』

 『ぴんぽんぱん ふたり話』 瀬戸内 寂聴/美輪 明宏 (集英社)より


 例えるならば、食事後の割り勘の時に、勘定の端数だったり、自分と相手の消費税分くらいは多めに払って、家に帰ったら忘れてしまうくらいが、ちょうど良いのかもしれません。



 <すすきタルン>


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