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バックトゥ昭和! キャバクラの前身?女子大生パブ




早いものでもう12月です。2011年も残すところあと1ヶ月もありません。

年の瀬になるとどうも過去を振り返ってみたくなるものです。今年も目標だったことを結局達成できなかったな~なんていろいろ思い起こしてしまいます。

さて、過去を振り返りついでに、20数年前の80年代まで時代をさかのぼってみましょう。今でこそ風俗業にもいろいろな形態がありますが、その当時はまだまだ限られたものでした。











【キャバクラと女子大生パブ】





日本がバブル経済に湧く少し前、キャバクラが人気になる以前に登場したのが女子大生パブ。サービス内容はキャバクラと同じで性的な接待はなく、女子大生がお客さんの隣に座って水割りを作ったり会話の相手をします。店のウリは、働いている女性が素人の女子大生だということ。実際には大学生でない女性もいましたが、女子大生ということにして働いている女性も多くいました。

80年代は女子大生ブームと言われた時代でもあり、この女子大生パブ人気にあやかって人気店で働く女子大生たちで構成されるアイドルグループまで誕生しました。この現象で、いわゆる水商売で働くということに対してのハードルが以前に比べてグッと下がったと思われます。



80年代といえばこんな前髪


その後のバブル景気にのって、女子大生パブとキャバクラは大きく成長していきます。しかし、90年頃になると女子大生ブームは女子高生ブームに取って代わられ、女子大生パブは衰退していきました。



【元女子大生パブ勤務のお姉さまに聞くエピソード】


以前の記事に登場したこともあるクミちゃん(仮名)は、女子大生パブ全盛期に現役女子大生ホステスをしていました。そこで、彼女に当時の印象的なエピソードを聞いてみました。


■ 実は893の経営! これって犯罪でしょ


その店は、面接に行った時の対応も悪くなかったし、働き初めて数日はまったく問題がありませんでした。

ところがある日、紋付袴を着た強面の男性が若い男性2名ほど連れて来店。店頭で対応した黒服と二言三言話すと、いきなりこぶしで黒服の顔面を直撃! 

「わりゃあ、態度がなっとらん!」

どうも経営側の人間だったようです。黒服はひたすら平謝り。特に、問題ある対応をしていたようには見えなかったのですけどね。




ご本家、おフランス・パリのキャバレー


その店にはショータイムがあり、フィリピンから来たダンサーが数名いました。ある日、開店後に客待ち待機している時に彼女らに話しかけられました。

「ねえ、あなた、本当は17歳くらいでしょ?」

違うよと答えると、

「嘘つかなくていいよ、ナイショにしておくから。私達も本当は19歳じゃない。15なの」

聞けば、彼女たちは貧乏な島の出身で、ブローカーを通して偽造パスポートで日本に入国したと。

彼女らはショーで下着を脱いで下半身を露出したりしていました。開店前には、経営側の男性に平手を受けて泣いているのも見たことがあります。想像ですが、店が引けたあと、客を取らされていたんだと思います。それを嫌がって殴られたのではないかと。

そんな店が怖くなって、私は早々に店をやめました。




80年代初頭、まだ風営法が改正される前のことです。当時は今に比べるといろいろと法的にも規制が緩かったのでした。そして、風俗業に関する情報も簡単に得ることはできず、実際にやってみて現状を知るという感じでした。

いまやキャバクラ嬢も憧れの職業のひとつになったと言われています。ホステスといわれていた名前も今ではキャスト・キャバ嬢です。女子大生パブ全盛期から30年近く。変われば変わるものです。



文/峰フジカ

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