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ゆるゆるガールの特徴~スカウト達の狙う獲物~




 いわゆる『性にゆるい女性の見分け方』って分かりますか?
 着ているものは毎日変わるだろうし、化粧にしたって流行があったり、そうそう見分けられるものではありません。
 今回は、風俗嬢のスカウトマンがチェックする『性にゆるい女の特徴』にスポットを当ててみました。
 風俗で働く方の女性にも色々と事情があり、『風俗嬢』イコール『性にゆるい女』と決まっているわけではありませんが、女性をチェックするポイントとしては、参考になるかと思います。
 そこには、今まで多くの風俗嬢を取材した経験とも重なる点が・・・。









【靴のかかとが擦り切れたまま歩いてる】




宮崎あおい



芸能人は要注意?!
商品タグが貼られたまま・・・



 スカウト達が、顔やスタイル以上に注目していて、『性にゆるい』とか、『押せばいける』と判断する、最初のポイントらしい。
『服やバッグはちゃんとしているのに、靴だけが・・・?』
 という娘は、『ゆるゆるガール』と判断されるらしい。
 女性の皆さんは、気をつけるべきかも・・・。
 たとえ服装にお金をかけていても、足元まではお金が回らない!という人は、女性だけでなく男性でも多いのでは?

 小生は風俗嬢の取材をしていて、例えばお店から近くの撮影場所に移動する際に、『何でそんなに歩きにくそうなヒールを履いてるの?』と思った事は、過去に一度や二度ではない。
 そういう娘は、歩き方もぎこちないというか、ちょっと変だったりする。
 ハッキリ言ってしまえば、歩き方が下手!というコトだろう。

 もちろん彼女たちの履いているモノは、かかとが擦り切れたままだ。
 靴だけではなく、歩き方も見られているかも?




戸田恵梨香



女優の足元をカメラマンは見逃さない?!
両足のヒールの底にタグが・・・



 芸能人の場合は、もっとシビアだ。
 先日、女優の戸田恵梨香と宮崎あおいが別々のイベントに出席した際、『靴底の商品タグがモロ見えで高級靴が台無し!』とマスコミに叩かれた。

 たしかに女優さんは用意された靴を履いただけかもしれないが、座ったときに靴底が見えてしまい、それがしっかりカメラに撮られている。
 周囲の関係者が少し気を配れば良かったのかもしれないが、『人の足元を見る』とは、そういう事なのかもしれない。
 もちろん、戸田恵梨香や宮崎あおいが『性にゆるい』かどうかは不明だが、一般人に比べて、芸能人はさらにワンランク上の注意が必要なのかも・・・。



【バッグが無駄に大きい、または複数個のバッグを持ち歩いている】

『使いもしないものを、不安のあまり、またはいつものクセで大量に荷物を持ち歩いてしまうというコ』

 これは『決断能力が低い』、さらにはバッグの中身を毎回改めようとしない『無頓着さ、だらしなさ』の表れだと思われている。

 風俗嬢の取材をしていて、小生も多く見かけるのがこのパターン。
 大きいバックとか複数個もそうだが、さらに中がグチャグチャ!という女性は多い。
 例えば取材中に携帯が鳴ると、バックの中に手を突っ込んでガサガサやってたりする。

 仕事で大きなバッグを持つ人も多いかもしれないが、普段の荷物はなるべく少なくする努力をした方がいいかも・・・。

 また、男女共にキャッチセールスが狙うポイントの1つが、『紙袋を持った人』なのだそう。
 買い物帰りでも無いのに、バックではなく紙袋を持って歩いているのは、『優柔不断』と判断されるのだとか。
 例えば仕事に必要なモノを、紙袋に入れて繁華街を歩くときにも、注意した方が良さそうだ。



【洋服のサイズが合っていない】

『こういう女性は、洋服を買う際に、ちゃんと試着していない場合が多く、さらに店員からの圧迫が苦手で押しに弱かったり、もしサイズが合ってなくてもいいや!とお金に対して無頓着だったりする』

 ゆえに、『押せばなびく可能性が高い』ってコトだとか。

 小生が知る限り、作家の中村うさぎが、このパターン。
『あまり買う気が無く高級ブランド店に行き、サイズの大きさを理由にコートを買わずに帰ろうと思ったら、店員が奥から小さいサイズを出してきて、断るのがカッコ悪くて意地を張って泣く泣く買った・・・』
 とこぼしていた。
 もちろん、彼女はそのコートを、すぐに着なくなったらしい。
 悔しいからといって、あまり見栄を張らない方がいいかもしれません。
 
 例えば急に痩せたり太ったりして、洋服が単に合ってないってことも考えられる。
『でも、逆に言うと、そういう体重変動が激しく体型をキープするのが苦手なコって、ちょっとメンタルが弱いコが多いから、性に対しても依存的でゆるかったりするんです』
 やはりスカウトの方が、街行く女性たちの上を行っているようだ。



【携帯をイジりながら歩いている】


 

歩きながらのケータイ・・・


 最近はスマホが流行しているからか、小生から見ても、こういう人は男女ともに多い気がする。
『携帯依存のコはセックス依存にも陥りやすいし、それに寂しがり屋な面もあるから、キャッチにも引っかかりやすい。携帯いじってると声かけられにくくなる、と思ってる人もいると思うけど、実は反対で声かけやすい。ゆっくり歩いてるし・・・』
 ココでも、どうやらスカウトの方が、一枚上手のようだ。



【昨年大ブレイクしたファッションアイテムを身に着けている】

『1シーズン限りで終わった流行アイテムやコーディネートパターンなど、基本的に流行を追うタイプは流されやすくてゆるめなコが多いと思う。さらに流行遅れのものを身に着けてるタイプは、流されやすいうえに無頓着。ゆるゆるガールのお手本のようなファッションなんですよね。だから女子の流行に詳しいことがスカウトマンの条件だったりもします』

 ただし、彼らに言わせると、流行から定番アイテムになったものは別らしい。
 そういえば、流行とは関係ないが、例えばラフな服装でもオシャレに見える人もいれば、逆にフォーマルな格好でも何故かオシャレに見えない人もいる。

 しっかりとした大人っぽい服を着ていても、サイズが合わずに下着の線がクッキリ見えている女性とか・・・。
 スカウトは、そういうポイントを見逃さないようだ。



【メイクは完璧なのに髪の毛がプリン】

『まつ毛バサバサ、カラコンで何もかも完璧で気合いの入ったメイクなのに、なぜか髪の毛はプリンだったりボサボサだったりってコがいたら、絶対に声かけますね。髪や肌に手をかけているか、イコール、キチンとしてるかどうかの目印になるんですよ』

 小生も同感だ。こういうアンバランスな女性って、街ではあまりみかけなくても、風俗だと多かったりする。
 例えばシャンプーの香りのするようなサラサラヘアーなのに、笑うと虫歯だらけだったり・・・。
 個人的な意見だが、髪の毛プリンと虫歯、それに喫煙率は、一般女性に比べて風俗嬢は高いと思う。



【ホメても喜ばず自虐に走る】

『可愛いね、とか若く見えるね、とか、声をかけるときにホメるのは基本なんだけど、そうやってホメたときに「うそでしょ?」とか「そんなことないです」と否定してくるコがいたらチャンス到来。自己評価の低い自分に自信のないコは性依存して自信を回復しようとするケースが本当に多いんです』

 いわゆる『自分に自身の無い娘』というのは、多いと思う。
 例えば、取材の撮影時に『目がキレイだね』とホメても、
『こんな、貧相な目なんて』とか、もっと自分に自信を持てばいいのに・・・、とこちらが思ってしまうほどだ。
 そういう娘は話しやすく性格も良い感じなのだが、撮影の間に見せる横顔とかが、ちょっと淋しそうだったりする。



【脚や手に傷が多い】

『自傷癖があったり、男に殴られたりするような女のコは、いろいろ事情があるんだろうけど結局ゆるいコが多いですね。精神がもろすぎてかかわると面倒だったりもするから、声をかけるのを悩んだりもするけど・・・』

 そんなに意識して女性の手首を見ているわけではないが、小生も取材時にリスカ(リストカット)痕を目にしたケースはある。
 いわゆる『メンヘラ』というのかもしれないが、風俗嬢のメンヘラ率は高いかもしれない。
 そんなに長くない取材時間で、女性の手首など見ない事も多いが、両腕に何本もスジがあれば、さすがに鈍感な小生でも気づく。
 そういう女性の特徴として、短い時間なのでインタビューの受け答えはわりと普通だが、何かちょっと暗い雰囲気が漂っていたりする場合が多かった。

 リスカとは違うが、以前、女性編集者と共に風俗嬢を取材していたら、悩みを打ち明けるうちに泣き出してしまった。
 小生1人だったら困ったが、たまたま女性編集者が同席していたため、何とか落ち着かせてから取材を終えることが出来た。
 過去に、彼女に数回ほど会った事がある女性編集者によれば、
『あの娘、若くて顔も可愛くてスタイルも良い。それにお客さんにも人気あるらしいけど、ああやって話していると(話が)重くなるんだよね。やっぱりちょっと変わってる』
 と言っていた。



 以上の事から、『風俗嬢』イコール『性にゆるい女』というわけではありませんが、街行く女性をチェックするポイントとして、プロのスカウトたちには、『彼ら独自の着眼点』があるようです。
 その中でも、小生が特に気になったポイントは足元でした。

 今回の風俗ネタとは関係ありませんが、小生の知人女性(20代前半)で、実家が料亭を経営している娘がいました。
 彼女は幼い頃から、父親に、
『人を見るときは、まず履いている靴を良く見なさい』と教えを受けたのだとか・・・。
『本当のお金持ちは、足元で分かる。貧乏人は履物にお金をかけない』と言われたそうです。

 また、服装のキレイ汚いに関係なく、おおよその職業さえも分かる場合もあります。
 例えば職人さんであっても、高所で作業する人はバランスを考えて地下足袋を履いているし、道路工事や土木作業などの危険を伴う仕事をする人は、つま先に鉄板の入った安全靴を履いています。
 
 他にも、見た目は普通のゴム長靴であっても、水道工事の作業員なら、つま先に鉄板の入ったマリンブーツを履いていました。
 レジャーでマリンスポーツをする人と同じデザインの長靴(マリンブーツ)でも、実は中身は別なのです。

 職業で頑丈な靴を履いている人は、主に安全のためですが、これは足元を見れば相手と会話をしなくても、その人の職業や経済状態までもが分かってしまう場合がある、という一例です。

 古くから、『商売人は客の足元を見る』と言いますが、昔から商いをする人は、自分の店に来たお客が金持ちであるかそうでないか、履物を見て判断していたらしいです。

 そういえば、『足元を見る』イコール『相手の弱みにつけ込む』と、辞書には書いてありますね。
 
 街でスカウトが狙うような女性たちだけでなく、例えば読者の皆さんも、もしかしたら知らないうちに職場や合コンの場で、足元をチェックされているかも・・・。



 <すすきタルン>
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