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風俗嬢もダブルワーク?!
2011/08/29(月) 13:00:00 | カテゴリ:風俗
風俗嬢といえば、お金を稼いでいるイメージがありますが、最近はそうでも無いらしい。
ギョーカイを知らない人から見たら、『風俗の子って、体を売ってお金をバンバン稼いで、そのお金をホストとかに貢いでいるのでは?』なんて思う人もいるかもしれません。
どんな仕事でも色々な人がいるように、風俗嬢にも様々な事情を抱えた人はいます。
たしかにストレスが溜まるぶん、喫煙や飲酒をする人の比率は他業種に比べて高いかもしれません。
今回は、そんな風俗嬢でさえ、最近では稼げなくなり、ダブルワークをしている人もいるというお話。
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・風俗全盛期(バブル~1990年代)
バブル時代は月収100マン円?!
80年代後半の、いわゆるバブル経済が崩壊した後でも、90年代であれば『ソープは月収100万、ピンサロなら80万』と言われていた。
人気店のTOP3くらいに入るソープ嬢(20代)になると、1ヶ月で中小企業サラリーマンの平均年収(数百万)くらいを稼ぐ女性もいたほどだ。
一般のピンサロ嬢でさえ、平日であっても、多い日は十数人のお客を相手にしていたくらいである。
『もうプライベートでフェラは無理。だって今日は仕事で12本ヌイたの。昨日は13本よ。もうウインナーやソーセージを見ただけでも、吐き気がするの』(当時28歳のピンサロ嬢)
という話を聞いて、小生が『こりゃ職業病だな・・・』と思ったエピソードが懐かしい。
・最近の熟女風俗
出勤しても、お客がゼロの日がある?!
かつてはマニアや遊び慣れた風俗ジャンキー世代に支持されていて、一時はブームにもなった熟女風俗も、最近になると様子が変わってきた。
山手線の池袋~上野間の、いわゆる『熟女風俗の激戦地区』では、熟女AV嬢でさえ、平日であれば1日に客が1~2人くらいが普通だ。
彼女の勤務する熟女デリヘルのプレイ料金は、60分で1万5千円、90分で2万円だという。
このうち約半分が、彼女の取り分である。
『AVを見ました、ファンです。って言ってくれるお客さんもいるけど、人違いですってトボけちゃう時もあります。それほど有名になりたくないし、バツイチだけど子育ても終わって1人の生活だから、食べていけたらいいんです。さすがにお客さんがゼロの日は凹みますけど(笑)』(Sさん40代*実年齢50代)
彼女は熟女AVファンなら知っているほど、ギョーカイではそこそこ有名で、数本の単体作品もあるが、それでも稼ぎはこの程度である。
Sさんに聞いた話だが、逆に熟女AV嬢であることをウリにしていると、それなりにお客は付くらしい。
もちろん、店側も宣伝しやすいだろう。
だが、今度は同じ店の風俗嬢たちから標的となり、仲間外れや陰湿な嫌がらせを受けるケースもあるのだとか。
そこで彼女はあえて『店では自分からAV嬢の時の名前を出さない』という道を選んだ。
・最近のソープ
ソープでも月収30万・・・
つい最近まで、世の女性たちの間では、『借金返済や金に困ったら最後の手段!1ヶ月働けばOLの時の年収くらい稼げる』などと言われていたソープはどうだろうか?
都内の某ソープランドに勤める女性(年齢不明)は言う。
彼女が勤務するのは、総額3万円の一般的な店だ。
『以前は総額2万円くらいのお店でも、頑張れば月収100万円くらいは稼げたんです。でも、それはもう10年以上前の話。最近は本当に厳しくて、フルで働いても30万円くらいしか稼げないことも珍しくないです』
・チャットレディ
内職やパート感覚で気軽に稼げるが、飽きられるのも早い?!
自宅から楽しめる『バーチャル風俗』として人気のアダルトチャットは、どれくらい稼げるのか?
草創期のブームは去ったとはいえ、人気のチャトレになると月収3ケタ(100万円以上)という人もいるようだが、それを維持するのは大変そうだ。
『AV嬢やチャットレディって、車の新車と同じなんですよ。デビューした時は人気があるけど、徐々に人気が落ちていく。次から次へと新人が出てくるから、お客も飽きるんです。その過程で固定客をつかめるかどうかが、生き残れるかどうかのラインです』(某サイト関係者)
働くサイトや、サイトと女性の間に入っているプロダクションにもよるが、女性のバック率はおおむね30%~40%前後だ。
つまり料金が1分100円のサイトなら、女性の取り分は30円~40円前後ということになる。
主婦であれば昼間、OLであれば深夜や休日の空き時間を利用して働いても、平均で月に数万円というのが一般的な稼ぎのようだ。
『あくまで私の場合ですけど、チャットで月に10万円稼ぐのは、けっこう大変です』(パート主婦30代・東北地方在住)
だが、チャットレディであれば、自宅でも出来る。
しかも、基本的には日本全国で同じギャラだ。
大都市や地方都市でなくても、極端な話だが、例えば離島や山間部でも、パソコンがあってネットにつながれば現金収入になる。
地方に在住している人にとって、『都会と同等の現金収入』は貴重なチャンスだ。
これとは対照的で、大都市や地方都市では、プロダクションが用意したチャットルームに通う女性が多く、そこまでの交通費はもちろん女性の自腹である。
だが、それほどキツいノルマも無いようなので、地方に在住する主婦などが、家族が留守中の昼間の空き時間に、『内職やパート感覚』でする仕事としては、根強い人気があるらしい。
【風俗嬢のダブルワーク・・・】
風俗嬢のダブルワークとして、よく聞くのが風俗店への出勤前の時間を使ったもので、「コンビニのレジや品出し」、「スーパー等の配送前の商品セッティング」「24時間営業の弁当店」など。
また、中には肉体労働系で頑張っている女性も多いようだ。
・デリヘル主婦の1日
昼と夜で別の顔を持つデリヘル主婦・・・
都内のデリヘルに勤めるAさん(主婦31歳)は、早朝の新聞配達を終えた後、旦那さんと小学校に通う子供を送り出してから洗濯などの家事をこなし、それから数時間ほど仮眠。
午後にデリヘルに出勤し、帰宅は夕方だとか。
・ピンサロ嬢の1日
寝る間を惜しんで働くピンサロ嬢・・・
昼間は都内のピンサロに勤務するBさん(23歳)は、夕方に仕事が終わるとヘルメットを被りバイクに乗って千葉県にある自宅に帰宅。
夕飯を食べてすぐに仕事に向かう。
仕事は夜のルート配送だ。
2トントラックで客先に商品を配り、配達が終わるのは早朝だとか。
そこから家に帰って、シャワーを浴びて寝る。
お昼過ぎくらいに起きて、再びバイクで都内のピンサロに向かうという。
『寝る時間は?体は大丈夫』と聞くと、
『若いから・・・それに、お金ためてやりたい事あるんで』と彼女は笑った。
・パワハラに負けないチャットレディ
チャトレは地方在住者にとって貴重な現金収入・・・
地方都市に住むCさん(40代)は、昼間は食品販売店でパート。
仕事の関係で休みが平日のため、仕事が終わった深夜や休日(平日)にチャットレディをしている。
その他に以前は週に数回、居酒屋でバイトしていたとか。
『でも、居酒屋では人間関係に悩んで辞めました』という。
理由は店長が変わって、その店長より古株のCさんへの風当たりが強くなったのだとか。
『今はス-パー銭湯で週に数回、深夜の掃除のバイトをしています』
というから、ダブルワークを継続する、かなりの頑張り屋さんだ。
それでも、『近頃はチャットで平均的に稼げなくなった』というCさん、最近の狙い目は早朝なのだとか。
『さすがに疲れていると眠いですが、早朝は競争相手も少なく、出勤前のサラリーマンや夜勤明けの人が来てくれます』
・資格取得を目指すソープ嬢
ソープとダブルワークで資格取得!
一方では、将来を見越した考えの女性もいる。
某ソープで働くDさん(年齢不明)は、お店での人気も上位に位置しており、指名も少なくない。
当然収入も安定していて、『生活には困らない程度』は十分にあるらしい。
だが、それでも週に5日、設計事務所でアルバイトしている。
『風俗の仕事は、一生続けられるわけではないですから、今のうちに経験を積んでおこうと思って。今は資格があっても、実務経験がないと就職も難しいです』
こう話す彼女は以前、独学で医療事務の資格を取ったところ、『資格があっても経験がない』と言われて、就職に結びつかなかった苦い経験を持っているのだ。
以上の事から、全ての風俗嬢がダブルワークをしているわけではないが、増えているのは事実のようだ。
もはや『風俗イコール稼げる』という図式ではないのかもしれない。
<すすきタルン>
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