性と愛の研究室 - きゃらめる民族

身近な病気でありながら、なかなか正しい知識を得る機会がない性病。
そこで今回はクイズ形式で性病についての理解を深めていこう。

【問題１】性病は人に移せば治る
難易度★☆☆☆☆
もちろん、答えは「×」。
今時、こんな俗説を信じているヤカラはいないとは思うが、あえて「移してやれ」と思っている人間はいるかもしれない。
（あやしい）と思う相手とはＳＥＸをしない方が賢明だろう。









【問題２】キスでも性病に感染することがある
難易度★★☆☆☆
答えは「○」。
ほとんどの性病はキスでも感染する。
特にクラミジアは口からの感染が高く、ある調査によると治療を受けた男性の80％は、女性の口からの感染だと言われている（オーラルセックスをふくむ）。
「キスだけなら安心」「ペニスをヴァギナに挿入していないから大丈夫」と油断しないことが肝心だ。



【問題３】精液がやや黄色がかっていても問題ない
難易度★★★☆☆
答えは「○」。
膿状だったり痛みがあるなら別だが、やや黄色味が強い程度なら病気ではないから安心して欲しい。
精液とは睾丸で作られる精子と、前立腺や精嚢で作られる液体が混ざってできたものだ。
この際に精嚢から出る液体が濃くなると、色がついたりゼリー状のものが混じることがあるのだ。

【問題４】アヤシイ相手とのＳＥＸ後、すぐにエイズ検査を決行。陰性と出たから、もう安心
難易度★★★☆☆
残念ながら、答えは「×」。
エイズに感染しても最初の２週間～約２ヶ月ほどは、検査してもウィルスが検出できないのだ。
そのため、性交渉後すぐにした検査では、まったく意味がない。
不安でも２ヶ月間は待ってから検査に行こう。

【問題５】賢者モードで５年間が経過。その間に気になる症状は皆無だから性病とは無関係
難易度★★★★★
これも残念ながら、答えは「×」。
性病には潜伏期間というものがあり、一番長いエイズだと数年から、場合によっては十年以上も症状が現れない。
また、性病はタオルの共有や、ごく稀ではあるが公衆浴場や公衆トイレなどでも感染する可能性がある。
だから、ＳＥＸをしていなくても100％安全とは言いきれないのだ。

文/月夜

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