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あなたの知らない世界・・・男性ストリップ!



誰でも、異性のきれいな身体には興味があるものです。男性が女性の裸体を見るのと同じように、女性も男性の魅力的な身体を見れば「おぉ~」と思います。

同じエレベーターに乗った男性のTシャツから覗く、よく鍛えられた腕や厚い胸板が目の前にあれば、伏し目がちにチラ見しちゃいます。だからといって、その人にアプローチしようとかまでは思いませんけどね。

触らなくても、そのステキな身体を眺めて楽しみたい・・・。そんな欲望を満たしてくれるのがストリップです。











日本の場合、ストリップと言えども性器そのものを見せれば公然わいせつになります。そういう理由で、ストリップでも必ずパンツ1枚は残して脱ぎます。男性ストリップクラブでは、鍛えられた身体を見せびらかしながら踊る男性を見て楽しみ、時々近くに来た時にTバック型パンツを引っ張っておひねりを挟む・・・というのが正しい作法らしいです。



ちょっとだけよ♪ あんたも好きねぇ~❤


これが欧米になると、男性ストリップを楽しむのはクラブだけではありません。ストリップの派遣もありますので、自宅に呼んで楽しむこともできます。特に人気なのはバチェロレット・パーティ。結婚式のちょっと前の夜に女性ばっかり集まって騒ぐわけですが、そこに男性ストリッパーが登場することがよくあります。自宅でも、することはクラブと同じです。



【男性ストリップに行ってみた・・・けど】


もうずいぶん前ですが、私も男性ストリップに行ったことがあります。

男性ストリップクラブには通常、女性ひとりでは行かず、グループで行ってきゃあきゃあ騒ぎつつ、おひねりを挟む時どさくさ紛れに触っちゃったぁ! みたいなのがデフォ。

しかし、同じように対象が男性ストリッパーでも、観客が男性だとどうなるでしょうか。はい、そうです。私が行ったのは、ゲイ・ストリップ劇場。


残念なことに2000年代半ばに閉店していますが、マドンナの写真集「SEX」にも使われたニューヨークのゲイ・ストリップ劇場は、ゲイの方々にはある意味伝説的な場所だったようです。



ゲイのみなさんはマドンナ好きが多いのです♪


ゲイの友人に連れて行かれた、ゲイのための男性ストリップ。周囲を見回せば、オトコ・オトコ・オトコ。当日、女は私ひとり。開演時間が近づいてくるとどんどん人が増えて、積極的な人は花道際の席を陣取ります。

開演すると、まず出演者全員が薄着ではありますが、服を着て登場。みんなで踊りながら、客席に愛想を振りまきつつ去っていきます。その後、ひとりづつダンサーが出てきます。


初ラウンドはパンツありだったりなかったり。パンツを履いているダンサーも股間はもっこりです。それをさすったりして、ちょっとずつじらしながら脱いでいきます。脱ぐと元気にあらわれるペニスは、さすがにご立派です。ダンサーは6~7人いて、みんな同じような感じのことをするわけですが、それぞれのダンサーの身体つきも違うので、好みのタイプのダンサーが来ると私たち観客の心と下半身が踊っちゃうわけです。

2ラウンド目以降は、登場したらいきなりスッポンポンです。そしてペニスは天に向かってそそり立っていらっしゃる。それを観客に見せつけながら、ポーズを付けて踊りながら花道を歩いていきます。パンツは既に履いていませんので、おひねりを挟む部分もなく、観客は花道にチップを置きます。

3ラウンド以降も、ダンサーの股間は立派に天を仰いでいるわけですが、ちょっとすると半立ち状態になってきます。よく見れば、竿の根元に輪ゴム・・・。どうも、ゲイ的にはストリップの時ダンサーのペニスは勃っているのが普通らしく、登場前にマックスに勃たせて舞台に出てるようでした。ダンサーも楽じゃないです。



積極的にいくわよ♪


ダンサーはみんながみんなムキムキマッチョなわけではなく、ネコっぽいなよ系の男性もいました。そのダンサーは女の子っぽい動きで観客におしりを突き出してみたりして、そっちが好きな男性にウケていたようでした。

ゲイ・ストリップの観客は、女性が男性ストリップに行くときのようにきゃあきゃあ騒がず、静か。ひたすら、男性の股間を熱いまなざしで見つめているという感じでした。私の友人たち(日本人ゲイ男性)は、

「いや~ん、あの人好みだわあ」
「ダメよ~、毛深過ぎよぉ~」


などと話しながら、軽くキャッキャ盛り上がってましたが。


最終回のショウが終わるのは朝4時近く。終わり頃になると、女性が何人か来ていました。ダンサーの彼女たちとのことで、出演者の半分以上が実はストレートなのだそうです。そうはいいつつも、ショウのあと交渉次第ではダンサーをお持ち帰りOKと聞いていましたが、本当のところはどうだったんでしょうか。


これが私の唯一のストリップ経験なのですが、次は女性用男性ストリップか、女性のストリップが見てみたいものです。



文/峰フジカ
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