性と愛の研究室 - きゃらめる民族

■充実するセックス研究

人間にとって種の保存のため最も大切であるセックス。そしてそれだけでなく、男女間における最も重要なコミュニケーションの一つであるセックス。

人にとってかなり重要な位置にあるセックスですが、いまだわからないことだらけです。


今回はセックスや性に関するいくつかの知識をご紹介します。









１．週１～２回のセックスは免疫力を高める

気温も高くなり、職場や移動中の電車などでクーラーをかけるところも多くなってきたかもしれません。そんなとき気を付けたいのが体調管理。室内と外の温度差で体調を崩し風邪などをひくこともあり得ます。

クーラーの温度を下げ過ぎない、薄手のカーディガンなどを羽織るなど対処法はいろいろとありますが、自身の免疫力を上げることも有効な手段です。そこで最近注目されているのが週１～２回のセックス。





アメリカのウイルクス大学の研究グループによれば

「週１～２回セックスをしている人はそうでない人に比べて免疫力を高める体内物質が約３０％多い」

とのことです。１１１人の学生を対象に行った聞き取り調査による研究結果らしいですが、週１～２回のセックスをするとβエンドルフィンの働きが良くなり免疫力が高まるのだとか。

ちなみに週２回以下はもちろん免疫力向上はみられないらしいですが、それ以上の回数でも免疫力が向上するということはなかったそうです。ヤリすぎも良くないということでしょうかね。




２．セックスでツヤツヤは本当？

セックスをすると女性は肌がツヤツヤになるなんて話を聞いたことがありませんか？私は昔勤めていた会社で、上司が部下のＯＬに「化粧のノリがいいね！昨日は彼とアレしたのかな？」なんてセクハラを聞いたことがあります。

意外と世間に広まっている話だと思うのですが、本当に女性はセックスで肌がツヤツヤになるのでしょうか？





臨床性科学者のパティ·ブリットン博士はこう言います。

「行為中に分泌されるエストロゲンは女性の若さの泉です」

エストロゲンは俗に美容ホルモンと呼ばれ、女性の美において注目のホルモンです。またセックスをすることで血流増加や発汗などにより老廃物の排出を促すことで美につながるのだそうです。

運動効果も高いそうですしセックスダイエットを誰か私と実践してくれないでしょうか。




３．精子の味が変わる

女性に精子を飲ませると興奮する。そんな性的嗜好を持つ男性も少なからずいるでしょう。確かに吐き出されるよりは飲んでくれた方が充実感みたいなものありますよね。

しかし精子には独特の匂いと味があり、正直マズイものです。自分でもイヤなのに相手に飲ませるのはちょっと気が引ける気がします。





それでも女性に飲ませたい！という人は食生活を変えことで精子の味を変化させてみましょう。以下に精子の味を変化させるらしい食材をまとめてみました。


苦味：コーヒー、ビールなどの苦味が強い飲み物
甘み：パイナップル、キウイ、スイカ等水分の多い甘い果物
コク：乳製品全般
軽さ：魚介類


精子の味を変えるとなると食生活そのものを変えるくらい食べ続けないと変わらないみたいです。また食生活を戻せばまた以前と同じ味に戻るとのこと。

どこまで変わるかはわかりませんが、様々な味を組み合わせて極上の精子を作ってみるのも面白いかもしれませんね。




４．ピルで男の好みが変わる

今や日本でも一般的となったピルの服用。避妊以外にも婦人病に悩む人が飲んだりしているようです。
避妊や病気に役立つピルですが、服用するとどうやら男性の好みが変わるらしいのです。





イギリス・スターリング大学の研究チームによると

「ピルを飲むことで妊娠可能性がなくなり、より父性を感じる男性に惹かれるようになる」

とのこと。また性的に満足しにくくなる反面その他の面では幸せを感じることが多く、ピルを服用していない女性よりも平均２年パートナーとの関係が続くのだとか。

功罪両面ありそうですが、こういうことも知ったうえで服用することが大切そうですね。








セックスに関する都市伝説のようなものは世の中にたくさんあります。そういったものの真実が最近の研究で明らかになってきています。さらに研究が進みよりセックスが楽しめる時代がきたらいいですね。



文・編集/麹町敏郎

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