性と愛の研究室 - きゃらめる民族

暑い日が続きグロッキー気味の方も多いだろう。
こんな時は日本古来の納涼手段、怪談話しでゾッとして涼しくなろうではないか！

●樹海で新婚夫婦を襲った恐怖
仕事関係者のＡさんが、まだ若い頃、新婚間もない奥さんと青木ヶ原に肝試しに行った時の話。
実はＡさんと奥さんは幽霊を信じていたわけではなく、本当の目的はデートだったから、適当な山道に自動車を止めてイチャついていたそうだ。
最初はキスしたり、お互いの身体を触り合う程度だったが、なにしろ新婚で周囲には誰もいない。いつしか、２人は本格的なＳＥＸを始めてしまった。
だが、ピストン運動をしている最中に、遠くから自動車のライトが近付いて来るのに気付いた。
そこはせまい山道だから、すれ違うことは難しい。
第一、こちらは女連れだから因縁でもつけられたらマズイ。
だから、Ａさんは慌てて自動車のエンジンをかけた。
しかし、相手はＡさんたちに気付かないのか、ものすごい勢いで近付いてくる。









（なんか、おかしい！？）
Ａさんがそう思った瞬間、２つ並んでいたライトがひとつに重なり、Ａさんの自動車にぶつかった。
しかし、衝撃はなく光は車体を突き抜け、Ａさんと奥さんの間をビュ～ッと走り、前方に消えていったという。
怖くなったＡさんは大慌てで自動車を発進すると、夢中で逃げ帰った。
そして、ようやく自宅に帰りついたＡさんは自動車を見てゾッとした。
なぜなら、窓ガラスに無数に子供ぐらいの大きさの手形がついていたからだ。
その後、気持ち悪くなったＡさんは、まだ新車だったにも関わらず、その自動車を売ってしまったという。



●死体のある部屋
学生時代からの友人Ｂ子から聞いた話し。
Ｂ子は誰とでも簡単に寝てしまうような軽い女の子だった。
その夜も仕事関係で少し仲良くなったＣさんの家に飲んだ勢いで行き、ＳＥＸしてしまったという。
しかし、その後、Ｃさんから連絡が絶えてしまった。
最初は（彼女がいるって言ってたし、寝たから避けられているのかな？）と軽く考えていた。
しかし、仕事絡みでの連絡が必要になり、本気で連絡を取ろうとしている最中に思わぬ事態が判明した。
実はＣさんは彼女を殺した容疑で逮捕されていたのだ。
さらに、Ｂ子を驚かせたのは、犯行がおこなわれたのはＢ子がＣさんの部屋を尋ねた２日前で、死体は押し入れに隠されていたことだった。
「死体があったことも怖いけど、それより怖かったのは、いつもとかわらないＣさんの態度だった」とＢ子は語った。

●レイプの報い
最後は都市伝説から。
合コンした女の子を酔い潰し集団でレイプしている集団があった。
犯行時に女の子の恥ずかしい姿を撮影し、「警察に行ったらバラまく」と脅したため、被害者は泣き寝入りするしかなかった。
その夜も彼らは酔い潰した女の子をホテルへ連れ込んだ。
だが翌日、チェックアウトの時間が過ぎても、誰も部屋から出て来ない。
不審に思ったホテル関係者が部屋を訪れると、そこには惨殺された死体が散乱していたという。
だが、その中に女の死体はなく、連れ込まれた女性は忽然と姿を消してしまっていた。

文/月夜

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