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ワンクリック詐欺にあった時の対処法


不当な請求には応じない!

簡単にアダルト画像や動画が見れたり、異性と出会えたりするインターネットは実に便利なツールだ。
しかし、その一方で架空請求が多発という嬉しくない事態も巻き起こしている。
もし、架空請求にあってしまったら、どうすればいいのか問題形式で対応策をご紹介していこう。










●問題1 ワンクリックでいきなり請求がきた場合
「18歳以上ですか?」で「はい」をクリックしたら、いきなり「ご登録ありがとうございます。3日以内に入会金10万円をお振り込み下さい」という文字と、自分の使用機種の情報が画面に現れた。

こんな時、どうすればいいか以下から選べ。

(A)クリックした自分が悪いので記載された金額を振り込む。
(B)無視する。

もちろん、正解は(B)。
本人の意志を確認しなかったり、間違えてクリックした場合の契約は無効なのだ。むしろ今回のように「登録・入会」であることが明記されていないケースでは、特定商取引法により罰っせられるのは業者になる。
なお、IPや使用機種から個人が特定されることは、ほぼないので安心して欲しい。

●問題2 無料だと思っていたのに料金が発生した場合
「今なら入会金無料で素敵な出会いが待ってます」という文字に誘われて登録。
確かに入会金は無料だったが、別に高額の利用料金が発生。よく見返すと規約にそのことが明記されている。
さらに登録の際に個人情報を打ち込んでしまったから、無視することもできない。
さて、どうする?
(A)規約を読まなかった自分が悪いので支払う。
(B)料金発生がはっきり書かれていなかったので支払わない。

正解は(B)。
ただし、こちらは料金発生が明記されているし、個人情報も知られているから、無視しているだけではダメ。必ず『消費者センター』や警察署(交番はNG)に相談しよう。

●問題3 デスクトップに請求書が貼り付いた場合
Hな画像を見ようとクリックしたら、出てきたのは高額な請求を告げる画像。しかも、デスクトップにアダルト画像つきの請求書が貼り付いて、「料金を支払うまで消えない」と書かれている。
さて、どうする?
(A)家族や恋人・友達にこんな画面を見られたくないから料金を支払う。
(B)対処法が掲載されているサイトを探す。

もちろん、正解は(B)。
対処法が掲載されているサイトはたくさんあるので、慌てずに検索しよう。
なお、その後は個人情報を記入してないなら無視、記入してしまった場合は消費者センターか警察署に相談して欲しい。


(生活文化スポーツ局消費生活部取引指導課より)

文/月夜
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