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【メイド喫茶オーナー】新・同棲時代



メイド喫茶元オーナーの【女の子のそこのところ】第263回

僕が厨房だった頃、「同棲時代」というマンガが大ヒットして、
映画とかになりました。
結婚していない男と女が一緒に棲むこと。
即ち「同棲」。
今の時代、そんなの、とりたてて騒ぐことじゃないけど、
40年前の当時は、この言葉がインパクトがある流行語になるくらい、
「同棲する」というのは、刺激的で、ちょいと、エロくて、いけないこと。
みたいな感じだったのです。
当時の若い男女、というのは、結婚する前では、清い交際をして、
エッチをするのは、親とかが認めて、晴れて結婚してから。
というのが常識だったのです。
そういえば、「同棲」とともに、「婚前交渉」なんて言葉も流行ったなあ。
もう死語ですよねえ、そんなの。
今から、わずか40年前のこと。
今、60くらいの脂ぎったおっさんとかおばちゃんとかだって、
その頃は、二十歳くらいで、「ねえ、あたしたち同棲しようか」とか
「ダメ!やっぱり、婚前交渉なんてダメよ」なんて言っていたのだ。
で、今回は、この「同棲」っていう奴を、改めて考えてみよう!
ということ。










■「結婚を前提に」は最低の口説き文句だったりする。

別に、けっしてバカにしている訳ではないのですが
童貞をこじらせているヒトは、「同棲」なんて聞くと、
「リア充がふざけんな!」とか「同棲している女なんて汚れている!」
なんて叫んで、そうそれだけでキレてしまうでしょうねえ。
そういうヒトでも、まだ、女子との恋愛をあきらめていないヒトは、
「生涯、運命のヒトと一人だけ出会えればいい!当然、処女!」
なんて感じかなあ。だから、「あたし、同棲してます!」なんて女子は、
当然論外ですよね。
だって、一緒に暮らしている男と「○りまくり」なんだから、絶対。
つまり、「処女」で、何にも知らない清楚な女子と出会い、
「結婚前提」で真面目に付き合い、当然、結婚。
で、自分が処女をいただく。ということ。が、思い描くあるべき将来像なんで、
そこに、「同棲」なんて汚れたプロセスはあり得ないのでしょうなあ。
でも、そういう考えって、前段でも言ったけど、すでに40年前に過去の遺物と
化しているのです。
文句を言うなら、「同棲時代」の原作者上村一夫に言うべし。
もう亡くなっているけど。
とにかく、僕の拙い経験から言って、「結婚を前提に(僕は真面目に君との
将来を考えて)お付合いしたいのです」なんて言葉は、今の若い女子には
全く、全然、受けない。
「それってなんだか怖い」「きもい」「重い」って思われるのがオチですね。
仮に、そう考えているとしても、
あまり最初っからそういう事は言わない方がいいのよ。


■「同棲」が増える成り行き

なぜ、そういうのが女子に受けないのか?
それは、今の女子っていうのは、
「結婚という言葉に負担を感じるヒトが多い」傾向に
あるからです。
男子との方としては、「僕はエッチ目的じゃなくて、真剣なんだ」という
誠実アピールをしているつもりかもしれないけど、
「結婚」というのは、いまどきの女子にとっては、「家事負担」
「親と別れる」「彼の身の回りの世話をしなければならない」ということで、
結構、覚悟がいる、諦めなければならないことがある。
という意識になる場合が多いのです。
もちろん、デートも重ね、エッチもして、盛り上がってくれば、
大半の女子は
「一緒に暮らしたい」「お嫁さんにしてほしい」みたいになってくるのですが、
それはまだ先のこと。
そこで、まずは、同棲して、一緒に生活しても大丈夫かどうか試してみよう!
という選択になることが多い。


■「同棲」は女子にとっては「おままごと」

僕なんか、古い人間だから、「同棲」というと、エロエロな妄想が
頭に広がって、ハアハアなっちゃったりする。
う~む、いつでも、したい時に○○かあ!とかね。
でも、それって、男子目線。
もちろん、相手の女子の方もかなり盛り上がる。
でもね、女子の方は、男子とはちょっとニュアンスが違うものなんです。
女子の場合は、いそいそと、おそろいのコップとか揃えだして、
なんか「おとなのおままごと」とか「巣作り」とか、そういうことが
うれしいみたい。
メイド喫茶もそうだけど、女子ってのは、そういう「おままごと」が大好き
なんですなあ。それで高まるものなのです。


■「同棲」は機会があれば経験したほうがいい

で、「同棲」してみると、最初にうちはいいけど、まあいろいろ出てくる。
やれ、トイレの使い方が汚い!とか、脱いだ服はちゃんと畳んで!とか、
まあ、女子にもよるけど、当然、お互いが生活する訳だから、
いろいろ習慣とか生活感覚の違いが出てくる。
それから、どうしても、所帯くさくなってくる。
まあ、それが結婚の予行演習である同棲ってもんなんですね。
それを乗り越えたカップルだけが結婚までいくことになるんだけど、
結構、同棲で終わる。って場合も当然ながら多い。
処女厨のヒトから言わせると、とんでもない汚れっぷり
ということなんだろうけど、今って、そういうことって多いですのよ。
ぼかあ、まあ、そういう時代なんだから、適応して、
「こいつとなら、ちょっと同棲してもいいな」って相手が出来たら、
「結婚、結婚」って最初っあら、あまり気張らずに、
ちょこっと「同棲」しちゃったほうが、
まあ、いろいろといいんじゃないかな、って思いますけどね。
やっぱり、女と接しないより接していた方が、
なにかと男子も成長できるしね。

ライター:ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、エッセイ「女の子の取扱い説明書」で作家デビュー。主な著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「メイド喫茶元オーナーが教える女の子の取り扱い講座」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」震災、災害時のサバイバル法「ヒロN式サバイバル読本・耐災力」「女の子の取扱い講座」「ヒロN式日本昔話」小説「一休さんと野盗弥太」「僕らの町は」「きょうこさんのブス」「哲人探偵 草倉哲二」「哲人探偵 草倉哲二2ドロシー危機一髪」「犬たちの生活」など発売中。

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