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春のパンツ祭り第3弾! パンティの歴史~前編~



以前、筆者は『思わずドキッ!? パンティやブラジャーのルーツに迫る!』という記事で、「パンツの起源は古代ギリシャ時代。スポーツ競技などの際に局部を守るために着用されるようになった」と書いた。
しかし、改めてパンツの歴史について調べてみたところ、さらに古い時代から存在していたことがわかった。
まずは筆者の見識不足をお詫びする。
そして、今回は新たなパンツの起源をご紹介しよう!

●パンティの起源は紀元前3000年の古代シュメール文明時代!
『下着の事典』(発行:ワコール)によると、紀元前3000年のメソポタミアの古代シュメール文明時代には、すでにパンティがあったらしい。
前回の記事では「古代オリンピックが発祥」と書いたので、なんと、その2000年以上も前からパンツが存在したことになる。
その歴史の古さに改めて驚かされた。



その証拠となるのがルーブル博物館に収蔵されているテラコッタ像とレリーフだ。
これらにはおっぱい丸出しで、下半身のみに衣服を身に付けた2人の女性が描かれていた。
そのうちの1人が身に付けているものこそが、パンティだとされている。
このパンティは羊の皮で作られおり、詰め物をしたベルトがウエストに結ばれていたそうだ。
蛇足ながら、もう1人が身に付けていたのは、巻きスカートのような『ロイン・クロス』と呼ばれる下着だった。
実は先述の女性がはいていたパンティは、このロイン・クロスを加工したものだと言われている。
おそらく、ロイン・クロスが太ももに巻き付き邪魔だったため、端を固定しただろうと考えられている。









●ギリシャ神話に登場する神や人は全員下着姿だった!?
さて、時代は下って紀元前2000年頃。
アッシリアとバビロニアでは、女性と身分の高い男性は『チュニック』と呼ばれる服を着用していた。
『チュニック』と言われてもピンとこないかもしれないが、ようするにギリシャ神話の神々が着ていたような、ダボッとしたワンピース風の衣装のことだ。
余談ながら、このチュニックそのものを『下着』と定義することもある。
つまり、ギリシャ神話に登場する神や人は、全員が下着姿だったというわけだ!
そう思って映画などを見直すと、いっそう楽しむことができるだろう。



●パンティは奴隷の衣服だった! これはこれで興奮できる…かも?
さて、話を戻して。
このチュニックに男性はロイン・クロスかアンダースカートを合わせ、女性はもう1枚チュニックを重ねて身に着けていた。
やがて、女性が下に着ていたチュニックは、『シュミーズ』へと発展していったとされる。
ちなみに、同時期のエジプトの奴隷は全裸か、それに近い姿でいた。
こうした奴隷たちが唯一、身に付けていたものこそが、『パンティ』の原形だったとされる。
つまり、この当時のパンティは奴隷の衣服だったわけである。
当然、上流階級の人間が身に着けるわけがない。
そのため、当時の上流階級では男も女もノーパンが当たり前だったのだ。
最近、話題になった『テルマエ・ロマエ』に登場する人々もすべてノーパンだったかと思うと、妙に感慨深いものを覚えるのは筆者だけだろうか?

文/月夜
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