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春のパンツ祭り第2弾! 芸術作品でもモロ出しNG!? 芸術とパンツの話



『春のパンツ祭り』第2弾は格調高く、芸術作品にまつわるパンツの話をご紹介しよう!

●静かな町に物議を醸し出したダビデ像とミロのビーナス像
2012年の夏に島根県奥出雲町は、公園などに2体の大理石で作られた像を設置した。
この2体の像はイタリアの著名な彫刻家(故)エンツォ・パスクイニ氏が、ミケランジェロのダビデ像やミロのビーナス像を模して制作したものだ。
同町出身の元建築会社社長が購入し、故郷への恩返しのために2012年4月に町に寄贈した。
町は「本物の芸術作品を鑑賞できる」と感謝し、力強いダビデ像はスポーツ選手が集まる三成運動公園に。愛と美の女神・ビーナス像は、子どもを見守るよう三成公園みなり遊園地に置いた。








●芸術作品でもチ○コ丸出しはNG!? ダビデ像に下着をはかせて!
これだけならば「いい話だ」で終了だった。
しかし、この2体の像が裸体であり、かつ、設置されたのが小さい子供が多く集まる場所だったことから問題が発生した。
一部の市民から「もう少しふさわしい場所に移設して欲しい」「(ダビデに)下着をはかせて」などの苦情が上がるようになったのだ。
しかし、町は「本物の芸術品が二つもあり素晴らしい」「専門家の意見を聞きながら場所を決めた。周辺の景観と合っており、移設は考えていない」と反論。
議論は平行線をたどっているそうだ。

●芸術かエロか!? それが問題だ!
それにしても、「移動して欲しい」というのはまだしも、「下着をはかせて」という意見には驚いた。
ダビデ像にそんな処置を施したら、日本は世界中から「芸術を理解できない下等な国民」と笑われることになるだろう。
また、なによりも下着をはかせたりしたら、それこそ卑猥だ。
同町が馬鹿な意見に屈しないことを願う。



●500年近く前にもミケランジェロの作品をめぐり巻き起こったパンツ騒動!
「芸術作品でもチ○コ丸出しはダメ! パンツをはかせて!」なんて馬鹿なことを言うのは日本だけかと思いきや、実は海外でも同じ騒動がおきたことがあった。
しかも、先述のダビデ像のオリジナルを製作した、イタリア・ルネサンスの巨匠・ミケランジェロの作品だと言うから、何か因縁めいたものを感じる。
1535~1541年にかけてミケランジェロは、イタリアのシスティーナ礼拝堂に『最後の審判』を描いた。
同作はタイトル通り再臨したイエス・キリストが、死者に裁きを下す場面が描かれている。

●礼拝堂に描かれた『最後の審判』には裸体の男たちがゴロゴロ!
こう書くと、いかにも礼拝堂にふさわしい作品に思えるのだが…。
困ったことに(?)、キリストをはじめとする多くの男性が、全裸で描かれていたのだ。
当時の人々も全裸の男性には抵抗があったようで、何人もがミケランジェロに「着衣させるように」に勧告をした。
しかし、ミケランジェロはこうした意見に屈することなく、裸体の男たちを描いた。
余談ながら、ミケランジェロは批判者の一人である儀典長を怨み、地獄の中に描いたそうである。



●哀れ、下半身に布を描き足したダニエレは「フンドシ画家」と呼ばれることに…
この絵画は完成後も物議をかもし出し、「取り壊そう」という意見まで出たそうである。
しかし、結局、法王自らが依頼した作品を壊すことはできず、ミケランジェロの死後にフンドシで股間を隠すことが決められた。
このフンドシを描き足すように命じられたのが、ミケランジェロの弟子ダニエレだった。
この作業がすんだ後、ダニエレは人々から「ふんどし画家」というあだ名を付けられてしまう。
彼はミケランジェロの弟子の中でも特に腕が良かったから抜擢されたというのに、なんとも気の毒な話である。

文/月夜
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