性と愛の研究室 - きゃらめる民族

ほとんど定着していない恋愛絡みのイベント、後半戦もはりきってまいりましょう！

●七夕伝説にあやかった恋人のイベントを定着させようと各団体が奮闘！
『７月７日　サマーバレンタインデー』
７月７日といえば、織姫と彦星が年に一度だけ会うことを許された七夕の日だ。
ロマンティックなこの逸話にあやかろうと、様々な企業や団体が『サマーバレンタインデー』を提唱している。
とりあえず、一番の有名どころは2010年から、『メリーチョコレートカムパニー』が仕掛けたもの。
同社は「７月７日の『サマーバレンタインデー』には、愛する人への思いをスイーツにたくして伝えよう」と呼びかけている。

この他にも福岡市の百貨店が七夕にちなんだ太巻きを販売したり、生花業界がサマーバレンタインのプレゼントとしてヒマワリを提案したりしている。
残念ながら現時点では、どれもあまり定着はしていない。
まぁ、イベントが増えるのは悪いことじゃないので、ぜひ、各企業や団体には頑張って欲しいものである。








●付き合って半年も過ぎればアキもくる!?　秋の別れに要注意！
『９月14日　セプテンバー・バレンタインデー』
先述の『サマーバレンタイン』同様に、「９月にもバレンタインのように好きな相手に何かを贈りましょう」というイベントかと思いきや、実はかなりブラックな内容。
「ホワイトデーから半年も経てば相手に嫌気もさしているでしょう。だから、この日には女性から男性に別れ話を切り出しても良いことにしましょう」というのだ。
TBSラジオの深夜番組「パック・イン・ミュージック」が発祥といわれ、ルールは以下の通り。

・紫色の物を身に付ける
・指に白いマニキュアを塗る
・緑のインクで別れの手紙を書く
・その手紙を直接、相手の男性に手渡す




書き出しただけで面倒臭いのだから、実際にやるとなればなおさらだろう。
実はこれ、「こんなに面倒臭いことするなら、別れない方がマシ！」と女性に思わせる効果があるのではないだろうか？


●苦しすぎ!?　1111の中の１を１本横にして１＋１（＝２）で出会いの日
『11月11日　いい出会いの日』
11月22日が『いい夫婦の日』であることは、割と有名だ。
その『いい夫婦の日』を制定した『いい夫婦の日をすすめる会』が、新たに制定したのが11月11日の『いい出会いの日』である。
その理由は11月11日を1111として、中の１を１本横にすると１＋１（＝２）となり、独身の２人が「いい出会い」をして「いい夫婦」になることを意味していることから。
かなり苦しいこじつけだが、「いい出会いをした約一年後に、いい夫婦になる」というストーリーは悪くない。
クリスマス前は一年でもっとも恋人ができやすい時期と言われているし、頑張ってトライしてみるのもいいだろう。

文／月夜

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