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アラフォー3人に1人が未婚~独身者はお金が貯まりにくい?!




 総務省の調査によると、
2010年の時点で、
日本の男性の未婚の割合は、30~34歳で47.3%、
35~39歳で35.6%、
40~44歳で28.6%でした。
 
 同じく女性が未婚である割合は、
30~34歳で34.5%、
35~39歳で23.1%、
40~44歳で17.4%でした。

 これによると、
男性の30~34歳の2人に1人が未婚で、
女性は3人に1人が未婚。
 また、男性の35~44歳の3人に1人が未婚!であり、
女性は4人に1人が未婚!という計算になります。

 専門家(ファイナンシャルプランナー)によると、
こうした独身者は、
お金が貯まりにくいケースが多いそうです。

 これには、『独身者は、ライフイベントの少なさも影響している』と言うことですが・・・。


 そこで今回は、
『独身者がお金が貯まりにくい理由(ワケ)』について調べてみました。









【独身者はライフイベントが少ない?!】




男性未婚率のグラフ・・・


 独身であれば、稼いだお金は全て自分で使える!
 
 ところが、専門家(ファイナンシャルプランナー)が分析すると、
それほど悠々自適でもないらしい。

『独身の人のほうが、当然のことながら、
自分のために使えるお金がたくさんあります。
 特に大きいのは、一部の例外を除き、子どもがいないこと。
 子どもは高校と大学の教育費だけでも1人あたり1千万円はかかる!
といわれています。
 この分の出費を覚悟しなくていいというのは、ファミリー世帯に比べて、
大きく異なる点です』


 一生、独身で過ごす気なら、
それなりに稼いでいれば、経済的な面では人生を楽しめそうだが・・・。
 上記の専門家は続ける。

『人は、お金にゆとりがあると、どうしても贅沢になりがちです。
 独身者の場合、豊かな生活をエンジョイし、
多少の貯金はするにしても、ファミリー世帯ほどの倹約はしない人が多い。
 この傾向はとりわけ、(独身)男性によく見られます』

 
 また、ファミリー世帯の多くは、子どもを抱えて家を買い、
結果的に生活を切り詰めざるを得ず、倹約に励むケースが多いという。

 なので、独身者のほうが気楽でよさそうな気もするが、
そのシワ寄せが、老後に来る可能性があるらしい。



【独身者の老後はお金がかかる?!】




女性未婚率のグラフ・・・


 前出の専門家は言う。

『独身者の老後は、結婚して子どもを育てた夫婦以上に、
お金がかかる可能性が、高いんです』


 どうしてなのか?

『独身、あるいはDINKS(*ディンクス!いわゆる、子供のいない夫婦)
もそうですが、
現役時代に、お金に余裕を持って生きてきた人は、
定年退職し、年金と貯蓄の切り崩しで倹約しながら生きていく状況になっても、
なかなか、生活のレベルを落とせないものだからです』



 そういえば以前、それなりの生活をしている人は、
生活レベルを落とすことが難しい!という話を聞いたことがある。

 実は小生も、若い頃、サラリーマンを辞めて海外に出ようと決めた時、
上司に呼ばれて、こう言われた。

『学生みたいな事を言うな!
 それなりの衣食住の生活をして、それなりのレベルの生活をしている人間が、
寝袋を抱えたような貧乏生活が、出来るわけがない。
 人生はそんなに甘くないぞ!』


 その後、言われた通りの貧乏生活をして、
某ファーストフードのハンバーガーばかりを食べるような生活をしていたのだが、
当時は若かったせいもあるが、周囲にも同世代の似たような貧乏な若者ばかりだったため、
不思議と、絶望感や悲壮感は無かった。
 というより、逆に楽しかった。

 だが、年齢を重ねるにつれ、今になって、同じことをしろ!と言われたら、
やはり、辛いかもしれない。

 特に体力などは、若い頃の自分に比べて、確実に落ちてきている。



 専門家は言う。
『たとえば、これまで外食中心で月に何万円も食費を使ってきた人が、
それを半分以下に抑えるというのは、大変な努力が必要でしょう。
 そのため、結果として年金だけで生活費がまかなえずに、
貯蓄をハイスピードで取り崩してしまい、
後々になって、困る危険性も出てくるのです』


 若い頃に、夢を追いかけながら貧乏生活をする生活とは違い、
それなりの社会人として年齢を重ね、長年のように体に染みついた生活習慣は、
なかなか変えるのが難しいようだ。

 そして、配偶者や子どもがいれば、
万が一、自分が要介護状態になったとしても、
特別な事情がない限りは、それなりに面倒を看てもらえるかもしれない。

 だが、独身者の場合は、身近に親類などがいなければ、
誰にも面倒を看てもらえないかもしれない!というのだ。

『こうした介護が必要になった場合、
お金を払って、他人に介護してもらわざるを得ません。

 仮に自宅療養で病院に通うにしても、
ご飯を作るにしても、誰か他人の手を借りる必要があり、
そのたびにお金がかかります。
 そう考えると、介護費として1千万円くらいは、用意しておくことをオススメします』



 また、独身者は、ライフイベントによるメリハリがなく、
お金を貯める目標が『遠い未来の老後』という1点だったりするため、
貯蓄のモチベーションを上げにくい!という傾向にあるらしい。


 これには、別の専門家(ファイナンシャルプランナー)も、
『(独身者が)それなりに貯蓄しているつもりでも、
実際には必要なお金が全然貯められていなかった!というケースは、少なくありせん』

とアドバイスする。


 こうして、悠々自適に見える独身者の金銭管理に、
専門家たちは警鐘を鳴らした。



【既女と独女の別れ道?!】




運命の出会い!を待ちたい・・・


 上記のように、専門家たちは警鐘を鳴らすが・・・。

 かといって、経済的な不安も含めて、
結婚だけが、全ての問題を解決してくれるわけではない。

 続いては、既婚女性(既女)と独身女性(独女)に聞いた、
結婚についての考え方の違いから・・。



・結婚は人生のリスク管理!精神面以外のメリットも要検討

『20代だったら、こんな事は言わないけど、
いつまで仕事を続けられるか、老後をどうするかなど自分の将来を考え、
結婚の精神面以外のメリットを考える必要があります。
 人生のリスク管理です』
(独女A・36歳・販売職)

『相手が病気になるとか、
結婚することによるデメリットも考えられますよね。
 経済的基盤の重要性も、わかるけど・・』
(独女B・38歳・事務職)
正社員でマンションも購入済のBさんにとっては、
結婚の経済的メリットは、あまり感じられない様子だという。



・出会いをムダにしないためにも妥協点を見つけよう

『出会いの機会は減っていくだろうし、
選択の幅は狭くなる。
 出会いは大切に!
 見た目、第一印象だけで断ったりしないほうがいいです』
(独女A)
 彼女はかつて、相手の家族構成、仕事、職場環境、性格など項目を細かくあげ、
どこまで妥協できるか?と考えながら婚活していたらしい。

『わかります。
 入社当時、社内には理想と思える男性は1人もいないと思っていましたが、
一緒に仕事をしていくうちに、相手のことが少しずつわかってきて、
見方が変わりましたから・・・』
(独女C・30歳・建設)
 男性が圧倒的に多い会社で働くCさんだが、
今のところ、職場では恋人も結婚したいと思う人もいないのだとか・・・。



・生理的に嫌でなければ、なんとかなる!

『(相手の)洋服の好みは変えられます。
 それと同じで話がかみ合わない、期待した答えが返ってこなくても、
生理的に嫌いでなければ、何とかなります』
(既女D・41歳・主婦)

『なぜそんな行動をとったか?
 その本質を見るようにしています。
 母親に優しい人はマザコンと言われがちだけど、程度の問題で、
一概には言えないはずです。
 母親に優しくない男性は、奥さんにも優しくないと思います』
(独女A)

『洋服の話はわかるけど、
会話にズレを感じたり、かみ合わないのでは、一緒にいても楽しくないです。
 付き合うのは無理だと思います。少なくとも私はパスです』
(独女C)

『もう、選択の余地はあまり残っていないよ!ということですよね。
 おっしゃることはわかるけど、ここまで待っていたんだから、
妥協はしたくない!という気持ちは、大切にしたいんです』
(独女B)



・必ずしも、恋愛の延長線上に結婚があるワケじゃない!

『恋愛感情がなくても、結婚はできます。
 ストレスが少なく、心地よい結婚生活は、
自分のペースで生活できること!だと思っています』
(既女D)


 ちなみに、既女Dさんの結婚までのストーリーは、
『あなたとの結婚は考えられない!とお付き合いの申込みを断った相手が、
あきらめることなく、連絡し続けてきたんです。
 人として嫌いではなかったので、応じました。

  そのうちに、何でも話せて、なんて一緒にいて気楽なんだろう!
と思い始め、結局、断った1年半後に、結婚することになりました。
 結婚するまでは、最良の友人でしたから、
男と女の関係になるには、抵抗がありましたけど。
 だから、私の中では恋人同士という期間は、無いに等しいんです』
(既女D)


『それは、好きになるより、好かれて結婚したほうが幸せ!
というパターンでしょうか?
 素敵なご夫婦ですね。
 私は、独身の友人にも、そろそろ、その考え止めたら?
と言われますけど、誰が何と言おうと、運命の出会い!を待っていたいんです』
(独女E・37歳・建設)

 独女のEさんは、(周囲からの)紹介の申し出を断り続け、婚活もしていないという。



 以上の事から、今回は、
『独身者が、お金が貯まりにくい理由(ワケ)』についてでした。


 自由な生活をしている独身者の方が、
ファミリー世帯に比べて、老後の生活レベルを維持するのが大変!
という専門家の話には、驚きました。


 既女の方が、『恋愛の延長線上に結婚があるワケじゃない』との意見も、分かる気がします。

 その一方で、独女の一部の方たちからは、
『妥協したくない!』『運命の出会い!』というキーワードが聞こえてきました。


 確かに、結婚する事が全ての問題を解決するとは、思えません。

『何をもって、幸せと感じるか?!』は、
人によっても、違うと思います。


 それでも、将来に経済的な不安を感じるのであれば、
既婚者、独身者に関わらず、
とりあえず、少額の積立て預貯金からでも、コツコツと始めてみますか?



 <すすきタルン>


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