性と愛の研究室 - きゃらめる民族

　不倫についての某調査によると、
１４．８％が『ある！』と回答したそうです。

　これは、
『不倫（夫以外の人とセックス）したことはありますか？』
という質問に対しての答えで、
『ない！』と答えた人は、８５．２％だったそうです。

　これは、４０代から５０代の主婦、
５００人へのアンケートの回答から、
得られた結果だとか・・・。


　そこで今回は、
『不倫のハードル』について調べてみました。









【不倫のハードルは高いが、それを超えたら・・・】




ママ友とのランチだけじゃ、ストレス発散できない？！


　不倫経験が、ある！と答えた人に、
『何人と不倫しましたか？』と聞いたところ、
『２～５人未満』が６０．８％で、もっとも多かった。

　そして、『１人』が３６．５％と続く。
　また、『６～１０人未満』が２．７％だった。


　専門家（精神科医）によると、
『実際の不倫は、（社会的なリスクがあり）ハードルが高い。
　多くの女性は、ママ友とのランチや習い事などを、
はけ口にするのが一般的だからでしょう』と分析している。

　また、今回の調査では、夫婦間での会話時間の長さや、
夫婦間のセックスの有無との関連性は、全くなかったという。



【既婚者同士（Ｗ不倫）は長引く傾向・・・】




携帯の進化が、不倫を後押し？！
＊画像はイメージです


　次に、不倫経験がある人に、
『不倫は、最長でどれぐらい続きましたか？』と聞くと、
『３年以上』が４８．６％で最多だった。

　そして、『１か月～半年未満』が２０．３％と続く。
『１年～３年未満』は１３．５％で、『１か月未満』は１０．８％だった。
　さらに、『半年～１年未満』は６．８％と少なかった。


　別の専門家（夫婦関係に詳しい作家）は言う。
『（不倫は）２人～５人未満が最多ですが、
一度不倫を経験すると、不倫へのハードルが下がるのでしょうか。
　最近は、不倫ではなく婚外恋愛！という言葉を使うことで、
罪悪感が薄い人も、少なくないです。
　（特に）既婚者同士の場合、
お互いの家庭を崩さないようにするので長引きがち。
　また、携帯の発達で連絡が取りやすくなり、不倫しやすい環境になりました』
という事だった。



【女として、このまま終わるのは嫌だった・・・】




アラフォーで目覚めたが・・・
　夫はアブノーマルの趣味を理解してくれない？！


　某ＳＮＳで、不倫パートナーを物色する、アラフォーのＡ子さんに話を聞いた。
　彼女は、ご主人と２人のお子さんの４人家族だ。
　Ａ子さんが不倫に走ったキッカケは、夫とのセックスレスが原因だという。

『子供は２人とも小学生の男の子なので、
長い休みなど、子供が家にいると戦争です（笑）。
　下の子供が生まれてから、だんだんとセックスレスになって・・・。

　５年ほど、夜の生活がありませんでした。
　そこで、主人と話し合いをしたんです。
　このまま女として終わるのだけは、嫌でした。
　そして、じっくり話をして、再び夜の生活をＧＥＴ（笑）。

　それが昨年でした。
　でも、今度はそれだけじゃ物足りなくて・・・。
　そこで、主人も公認で、アダルト系のＳＮＳに登録したんです。
　目的は、私のセクシーな画像を、投稿すること。
　画像は、投稿前に、主人がチェックします。

　もちろん、身元バレが怖いので、顔出しこそしませんが、
会員さんからの反響は、すぐにありました。
　こんな、どこにでもいるようなオバサンが、
２０代の頃にチヤホヤされたように、モテるんですよ。
　もう、調子に乗っちゃって・・・』


　その後、Ａ子さんは２０代の若い男性会員や、
性格や容姿が自分の好みの同世代の会員の何人かと、
肉体関係を持ったという。
　もちろん、ご主人には内緒で・・・。


『皆さん、優しいし、食事やホテル代を出してくれるし。
　今のところ、トラブルらしいトラブルはありません。
　そういう人を、選んでいるつもりです』

　ところが、ご主人は、薄々ながら、浮気についても気づいているらしい。

　そして、
『俺がいるんだから、それでいいじゃないか』
と、遠回しに言われたのだとか・・・。。

　だが、エロのスイッチが入ってしまったＡ子さん。
『主人にも告白したのですが、私の趣味はアブノーマルなんです。
　もちろん、まだ未経験ですが、男性４人に輪姦されるのが夢なんです。
　上のお口と下のお口、それに両手に男性器！というのが理想。
　恥ずかしいけど、スワッピング（パートナー交換）も、してみたい！

　でも主人は全く興味が無いようで、休みの日には友人とゴルフに出かけているんです。
　ハプバーとかカップル喫茶とか、
そういう場所に、主人が連れて行ってくれたら、
私も、浮気なんてしませんよ。

　私だって、子供の学校の役員もしているし、
ママ友とランチに行って、オシャベリしたりします。
　でも、それだけじゃ、ストレス発散できないんです。

　思う存分、エロな話が出来るセフレのような存在があるから、
日常生活で嫌なことがあっても、子供たちや主人に対して、
優しい母や妻のままでいられるんです。
　自分勝手かもしれませんが、心のバランスを保つのが、私の場合は浮気でした』



　Ａ子さんのようなケースは、そう多くはないかもしれないが、
年を重ねるごとに、会話が少なくなる夫婦や、セックスレスになる夫婦は、
少なくないようだ。



　ある調査では、３０～６９歳の既婚女性１００人に、
夫婦関係について聞いた。

　まず、
『普段、夫との間に会話はありますか？』という質問では、
『している！どちらかといえばしている！を含めると８８％』だった。
　これは予想以上に高いかもしれない。
　だが、結婚歴が短いほどその割合は高く、
結婚歴が１０年を超えると減少するらしい。
　そして、結婚歴が２５年を過ぎると、再び増加するというのだ。

　つまり、Ａ子さんのような、いわゆる子育て世代（結婚歴１０年～２５年）は、
夫婦の会話が減る傾向にあるという。
　そして、子供が成人して独立し、再び夫婦２人になると、会話が増えるようだ。



　続いて、『寝室は夫と別ですか？』という質問。

　全体では、『３８％の妻が別室！』だったが、
結婚歴２５年～３０年未満の妻では、『寝室が別！の割合は７０％』を超えた。



　最後に、『夫との間にセックスはありますか？』という質問では、
『４３％がセックスレス状態』で、
結婚歴３０年～３５年ともなると、７１％がセックスレスだった。

　ところが、これが結婚歴３５年以上になると、
再びそれが、３５％に減る！というデータがある。

　つまり、子供が成人して独立し、再び夫婦２人になると、
会話が増えるのと同様に、セックスレス状態も解消される傾向にあるのかもしれない。



　以上の事から、今回は、
『不倫のハードル』でした。

　全体では、１４．８％！
　やはり、不倫のハードルは、高いようでした。

　ところが、いったんハードルを超えてしまうと、
人数は２～５人が６割以上、
同じく半数近くが、３年程度という期間など、
それなりの深みに、ハマッていくようです。


　どうやら、今回の統計データからみると、
『会話が少ない　イコール不倫！』、
『セックスレス　イコール不倫！』
という事では、無いようです。

　ですが、日頃からパートナーと話し合うなど、
良好な関係を続けることが、必要なのかもしれません。

　浮気されないための予防策として、
参考になるかどうかは分かりませんが、
たまには、相手の愚痴（グチ）を聞く時間を持つ！などは、どうでしょう？



　＜すすきタルン＞

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