性と愛の研究室 - きゃらめる民族

「前回は新成人の意識だったから、今回は新成人の性体験について！」と筆者は考えていたのだが…。
残念ながら新成人に特化した調査が見当たらなかった。
そこで、今回は『若者』たちの性体験を中心にお贈りしよう！

●真面目な若者が増加中!?　ＳＥＸ未体験率アップ！
「最近の若者は乱れている！」とオジサンたちをなげかせてきたのは、もはや昔の話。
最近の若者は身持ちの固い若者が増えているそうなのだ。
このことは『日本性教育協会』が2011年10月から2012年２月にかけ、全国11地点の中学・高校・大学生計約7700人を対象にした調査で明らかになった。
この調査によると、性交の経験率は男子大学生54％、女子47％で、前回の2005年と比べて男子は７％、女子は14％減っていたのだ。










●調査開始以来、初めて女子の性体験率が低下の快挙！
特に注目すべきは女子で、1974年に調査を開始して以来、ずっと上昇し続けていた性交渉の経験率が、初めて下落したそうなのだ。
余談ながら調査委員会の片瀬一男教授（東北学院大）は「『草食化』の傾向が、若い男性だけでなく、女性でも進んでいることが見て取れる」とコメントしている。
前回の記事でも書いたが、同年代の男が口説けないのなら、オジサンにも勝機はある！
「若い女の子には相手にされないのでは？」なんて臆することなく、ぜひバブル世代の底力を発揮しようではないか！
ただし、未成年にはマジ恋以外ＮＧなので、ご注意願いたい。



●ＳＥＸに無関心・嫌悪感を持つ女子が急増中!?
さて、上記であおっておいて申し訳ないのだが、ティーンたちに関しては以下のような残念な調査結果もある。
『日本家族計画協会』が2010年９月に16～19歳の女性を対象に調査を行ったところ、セックスに「関心がない」「嫌悪している」と答えた割合が58.5％になったのだ。
これは２年前に比べて11.6％も増えたのだとか。
ハイティーンの中には無駄に潔癖な女の子が必ずいるものだが、それが60％近くのは大問題だ。
身体の関係がすべてではないとはいえ、やはり恋愛する上でＳＥＸはさけて通れない。
それを嫌っていたり関心がなかったら、恋愛そのものもしずらいはずだ。
少子化打開のためにも、なんとか意識の変革をして欲しいものである。

文／月夜

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