性と愛の研究室 - きゃらめる民族

不倫には雪と温泉が良く似合う
日本列島は稀にみる大雪。成人の日はなぜか雪が多いイメージだが、振袖に雪も色っぽくて大人の記念日をさらに拍車をかけてくれることだろう。ところで、雪というと温泉、温泉というと不倫カップル、っていうのは、こういった記事を書いている小生の職業病だろうか？








■そもそも、なぜ不倫カップルは温泉に行きたがるか？

まずはその距離感。目立ちたくない二人には、お互いの生活圏では会いにくい。居酒屋などのオープンな場のみならず、ラブホにしても入るとき出るときに、知り合いに会わないとも限らない。なのでどうしても生活圏外、遠い場所での逢引が前提となる。ならば一層温泉でも、と足を伸ばしたくなるのも自然だろう。ちなみに温泉宿は、二人でしっぽり入れる家族風呂よりほかの人の目も楽しめる混浴風呂のある宿のほうが、不倫旅行には人気のようだぞ（友人談）。また、専用露天風呂（内風呂）のある宿も人気のようだ。ただ、露天風呂は意外と声が通るので喘ぎ声に注意が必要だ。声が出なくても湯船の中でリズミカルにぴちゃぴちゃ音をさせるのは何をしているのか想像がついてしまうので、こちらも要注意。



■温泉にはセックス促進作用あり？！

しかし、そもそも温泉に来ているカップルは不倫であるかないかにかかわらず、目的の一つはセックスなのだろうから、声なんか気にする必要はないのかも。温泉に入ると、どうも張り切っちゃうんだよな～という人は、その効果に注目したい。温泉にはその効果でセックスを促進する働きがあると言われている。ストレスによって分泌された反応（HPA系）を正常化させる働きがあり、大脳を通じてホルモンを調整してくれる。なので、温泉にはセックスが有効！、とまあそんな小難しいことは言わなくても、温泉でちょっと上気してほんのりピンク色に染まった彼女の肌をみたら、抱きたくなるわな。自然の摂理だ。逆にアルコールにはこのHPA系を破壊する働きがある。露天風呂で彼女と日本酒を傾けながら一発、っていうのも飲み過ぎには注意が必要だ。



■不倫って時効あるの？

二人で温泉に行って満足して帰ってきたら、奥さんにバレてた・・・あんなに準備周到で行ったのに。うん、不倫は悪こと。いわば不法行為だ。しかし法的には過去の不倫はどこまで罪に問われるのだろうか？気になるよな。一般的に、不法行為による損害賠償の請求権は、行為のあった時から20年か、請求する相手が判明してから3年の、いずれか短い方で時効消滅する（民放724条）。つまり、不法行為の相手方を知ってから3年間なにもしないと慰謝料請求権が時効で消滅し、不法行為(不貞)のときから20年間経過すると、同じく慰謝料請求権が消滅する。なので、子供が成人するまでは（まさに成人の日！）見つからないように隠し通すしかない、ってことかな。ちなみに不倫がバレる一番の要因は携帯メール。やりとりは必ず消してるから大丈夫って人も最近は復元ソフトとかもあるから、油断は禁物だぞ。

今後も「セックスにもう一つのコミュニケーションを」、を合言葉にセックスライフに役立つ、プラスアルファの知識を提供していきます。

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