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リボ払いは本当に便利か?!~後編~




 前回は、『リボ払いは本当に便利か?!~前編~』でした。

 カード会社によっては、
専用のカードも発行している『リボ払い』という支払い方法。

 本当に便利なもの?
 それとも、カード会社の甘い罠?

 そこで今回は、
『リボ払いは本当に便利か?!~後編~』です。










【リボ払いで地獄を見た?!】




50万円の買い物に75万円の利息と手数料が・・・合計125万円?!


 前回の記事、『リボ払いは本当に便利か?!~前編~』では、
『金利と買い物する金額が同一』という条件であれば、
6回払いまでは、リボ払いよりも、分割払いの方が安い!という事だった。

 
 小生の知人で、アラフォーのバツ熟女がいる。
 
 彼女が人妻だった頃からの知り合いだが、数年前に離婚した。

 昼間、普通にOLの仕事をしているのだが、
離婚後のストレスからか、
浪費的な買い物に、歯止めが効かないようだ。

 先日も、
『へへっ、コレ買っちゃった』
 と、ブランド品の財布を見せてくれた。

『お金無いって、言ってましたよね?』
と言うと、
『へへっ、魔法のカード!』
とクレカを見せてくれた。

 他人事ながら、少し心配になってくる。


 高校生の息子からも、こう言われたそうだ。
『お母さん、魔法のカードなんて、
そんな便利なカード、あるわけないじゃん!』

 どうやら彼女よりも、高校生の息子さんの方が、
世の中を分かっているようだ。

 彼女がリボ払いを利用しているかどうかは分からないが、
過去には、こんなトラブルのケースがあった。





支払総額や返済回数を、分かりやすく明示していたのはイオン


・ケース3・・・12年間払っても終わらない?!

 大手クレジット会社と加盟店契約を結ぶ、百貨店のカードを利用した女性Aさん(54)。
 リボルビング払い(リボ払い)契約で、
50万円の買い物をしたところ、
約24年間で、125万円以上を支払わなければならない状態に陥った。

 リボ払いは、借金漬けを生みやすいという批判があり、
消費者金融大手は、返済期限を5年以内とする自主規制を始めた。
 だが、クレジット業界では、ほとんど対策が講じられていない。

 Aさんは、1人暮らし。
 22年前、デパート勤務の親族に頼まれ、カードを作った。

 当初の利用限度額は、30万円で、
毎月の支払額のコースから、5千円を選んだ。
 途中で、限度額が50万円に上がった。
 洋服などを購入し、12年前、限度額に達したため、カードの利用をやめた。

 その後、Aさんの銀行口座からは、
自動引落としで、毎月5千円が、クレジット会社に支払われ続けた。
 ところが、Aさんが会社をリストラされたことをきっかけに、
請求書を改めて見ると、12年間で約70万円払ったのに、
元本は10万円も減っていなかったという。

 その返済のほとんどが、手数料(元本の年約10%)に回されていたのだ。
『いつまで払えばいいのか?』
 Aさんからの問い合わせに、クレジット会社は電話で、
『契約の変更はできません。
残金を一括で払うか、これまで通り月5千円を支払うしか、ありません』
と回答したという。

 そこで、Aさんは弁護士に相談した。

 支払総額を試算すると、50万円を完済するには、
あと12年間払い続け、合計約125万円超を、
支払わなければならない!と分かった。
 
 実に、手数料の総額は75万円!、
これは、当初にAさんが買い物した50万円の、1.5倍である。

 クレジット会社と百貨店は、契約の時、
支払総額や返済回数を、Aさんに示していなかった。
Aさんは、
『こんなに長い期間、払わなくてはいけないなんて、全く知らなかった』
と、事実を知って驚いたという。

 大手新聞社の調べでは、
信販大手5社のうち、
ショッピングでリボ払いをする利用者に対し、
支払総額や返済回数を明示しているのは、数社しかなかったという。

 Aさんの相談を受けた弁護士は、
『50万円の買い物に、75万円もの手数料がかかる契約は、常識外れ!
 消費者が支払い計画を理解しにくい、リボ払いそのものに問題がある』

と指摘した。


 ちなみに、小生も調べたところ、
ショッピングのリボ払いについて、
支払総額や返済回数を、分かりやすく明示していたのは、『イオン』だった。

 他にもあるかもしれないが、多くの信販会社は、月々の支払い金額の説明のみが目立った。 


【分割払いで携帯を買ったら・・・】




どうしよう?・・・今月の携帯代、払えない


 前回の記事、
前回の記事、『リボ払いは本当に便利か?!~前編~』を見ると、
若者のクレカ保有率は80%と、他の年代の90%に比べて低いようだ。
 だが、若者がクレカを保有していない!といって安心はできない。

 ネット上で、こんな記事をみつけた。
『スマホ買い替えで増える、借金地獄の若者たち』
(上記の記事では『分割払い』『リボ払い』を混同しているよにも思えるが、
滞納による信用情報のブラックリスト入り!という点では、どちらも同じである。
 また、一般的に、携帯端末の多くは、1~2年程度の『分割払い』で販売されているらしい。)



・ケース4・・・携帯代の滞納で
 ブラックリストになる若者たち?!


 上記の記事によると、クレカを持たない若者でも、
安易に携帯やスマホを買い替えるため、
『リボ地獄』にハマッているというのだ。

 これは、携帯各社が編み出した、
『端末代金の、分割払い契約制度』によるものだという。

 多くの人が持っている携帯やスマホだが、
かつて、『端末をタダにして、通信料金で儲ける』というビジネスモデルが、
国の指導によって廃止された。
 
 今では携帯やスマホの本体の値段(端末代金)は、高価である。

 このことから買い替えを促進するため、携帯各社から、
『端末代金の、分割払い契約制度』というものが編み出された。
 例えば、携帯ショップなどの店頭で、『実質一括~円』というポップを、見かけた人も多いだろう。

 以下は、専門家の説明。
『高額なスマホの場合、2年間の継続利用などを条件に、
月々の利用料を割引することで、
端末代を、実質的に安く抑えることができます』
(通信業関係者)

 携帯を買い替える人の3台に1台が、こうした分割払いを利用しているという。
 その支払い情報は、指定の信用情報機関に登録される。

『(こうした)分割払いを利用しているのは10代、20代の若年層が多い。
 契約を結んでいるという意識が希薄なため、
安易に(解約したり)滞納して、ブラックリスト入りするケースも、少なくない。
 また、人気の端末(iPhone)など、スマホへの買い替えにより、
毎月の登録数が200万件という、凄まじい勢いで増え続けている』

(消費者問題に詳しいジャーナリスト)

 
 つまり、『分割払い』という意識が低い若者を、狙っているらしい。
 彼らがクレカを持っていなくても、
個人の信用情報は、指定の信用情報機関に登録され、
管理されているのだ。

 信用情報機関によると、
携帯代金(通話通信料や端末代金)を3カ月以上延滞したことによる
『異動情報(事故情報)』の件数が、1年前の6倍にも増加しているという。
 
 こうした背景には、スマートフォンの普及による、
端末代金や通信料金の高額があるようだ。

 月々数千円~1万円程度の支払いの延滞で、個人の信用情報に傷がつくのだ。

 専門家によると、
『信用情報に傷がつくリスクの大きさを、多くの若者は(正しく)理解していない』
という。

 別の専門家は、
『彼らが、現在は親と同居だとしても、将来は実家から独立したり、
結婚して別居するケースもあるでしょう。
 その際、例えば大手の賃貸物件を借りる場合は、信用情報をチェックされます。
 他にも、仕事の取引先との関係で、
新たにクレカを申込んで、取得しなければならないケースがあるかもしれません。
 住宅をローンで購入する際にも、こうした信用情報は、必ずチェックされます』

という。

 日本では、米国等に比べると、クレジットスコアが厳しくなく、
必ずしも、『携帯代を滞納したから、部屋を借りる事が出来ない』とか、
『携帯代を滞納したから、将来、家を買う事が出来ない』というわけではない。
 だが、こうした滞納により、個人の信用情報に傷がつくことは、
若者たちにとって、近い将来、
マイナスではあっても、プラスになることはないはずだ。



 以上の事から、今回は、
『リボ払いは本当に便利か?!~後編~』でした。


 50万円の買い物で、
75万円の利息と手数料を払わなければならないケースは、怖いですね。

 また、契約意識の低さから、安易に携帯代金を滞納して、
ブラックリスト入りする若者たちにも、驚きました。

 特に、毎月の利用料金と共に、
購入した機種代金を分割払いにしているケースでは、注意が必要なようです。


 某巨大掲示板にも、

12 名前:名無しさん@12周年 投稿日:2012/00/00(X) 15:03:XX.XX ID:XXXXXXX
 割賦契約で滞納はアウト!
 クレカ料金払わないのと同じ


 という書き込みがありました。
 

 現代社会を生き抜くには、学校で学ばない知識も、必要なようです。

 これから年末にかけては、いつもより、クレカを使用する機会が増える人も・・・。

 もちろん、中にはカード嫌いで、『いつもニコニコ現金払い!』
という人も、いると思いますが・・・。
 それも、ひとつの自衛手段かもしれません。


 そういえば以前、『無知は罪』という言葉を、
どこかで誰かから聞いた事を、思い出しました。



 <すすきタルン>




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