性と愛の研究室 - きゃらめる民族

後編となる今回はワキガ撃退のための具体的な方法をご紹介しよう。

●基本は食にあり！　その１～肉・乳製品編～　
なんと言っても、ワキガ予防に欠かせないのが“食生活の改善”だ。
悪臭の原因になる食品の代表選手なのが、『肉』と『乳製品』。
これらの食品に多く含まれる動物性タンパク質や脂肪が血液に運ばれて、アポクリン汗腺や皮脂腺から排出されると強烈な臭いを放つのだ。









●基本は食にあり！　その２～緑黄色野菜編～　
身体にいいと言われる緑黄色野菜は、ワキガ予防にも威力を発揮する。
まず、臭いの原因となる余分な脂肪を排出してくれる。
さらに、野菜に含まれる食物繊維は悪臭の原因のひとつである、便秘の緩和に役立つのだ。
だから、できるだけ肉中心の食生活を改め、野菜を食べるように心がけよう。

●基本は食にあり！　その３～リンゴ編～　
近年、注目を集めている『ポリフェノール』には、実は体臭を抑える効果もある。
このポリフェノールを多く含んだ食品の中でも、特にお勧めなのが『りんご』だ。
食べた瞬間から口臭を抑えてくれ、さらに食べた後はすべての体臭が薄くなる効果がある。
また、塗っても効果があるるので、皮でササッとワキの下を拭くといいだろう。

●臭いをとどめ拡散するワキ毛をそる
現在は嫌われものの体臭だが、かつては異性を惹き付ける重要な役割を果たしていた。
そのため、より長く強く臭いを出す手助けしているのがワキ毛なのだ。
まず、毛があることによって汗が渇きにくくなる。
また、洗ったり拭き取っても毛にからんだ汗は、残ってしまうことが多い。
さらに毛に汗がからむことで空気に触れる面積も大きくなり、臭いが広がりやすくなるのだ。
ワキガが気になるなら、ワキ毛の始末は絶対にした方がいいだろう。



●文明の利器！　制汗剤を使用する
進化を遂げた現在の制汗剤は体臭が気になる人にとっては強い味方だ。
実際、制汗剤を使うことにより体臭の悩みから解放されたという話しもよく聞く。
しかし、ワキガの人が気を付けたいのが、香料を含んだタイプの制汗剤。
ワキから出る悪臭と混じりあい、いっそう不快な臭いになってしまうことがあるからだ。
デオドラントで誤魔化そうという気持ちは捨て、無香料のものを選ぶようにしよう。

●手術をして臭いの原因を元から絶つ！　
「大好きな肉を我慢して野菜ばかり食べるなんてまっぴら。それに常にワキのケアに気を使うのは面倒臭い」
そんな風に考えるなら最終手段！　手術をしてしまおう。
自由診療だと10～30万と少し高額になるが、総合病院など保健が使える病院なら５万程度で済む。
また、基本的に手術は数時間程度で終わるし、その日のうちに帰ることができる。
意外に安くてお手軽だから、手術をしてしまうのもいいかもしれない。

文／月夜

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