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【メイド喫茶オーナー】タンゴっていやらしい



メイド喫茶元オーナーの【女の子のそこのところ】第167回

この前、とある知人の紹介で、ダンスの発表会を見物してきました。
皆、出演者がへたくそで、笑っちゃったんだけど、まあ、それはそれで
楽しかった。
ただし、そのプログラムのトリで、出てきたタンゴのダンサーだけは、
すごくかっこよくて、聞けば、やっぱり一流のダンサーの特別出演
だったらしいんす。
しかし、ラテンダンス。とりわけ、タンゴっていうのは、セクシーというか、
いやらしいんだな。










■タンゴとはそもそもどんなダンスなのか

タンゴというのは、アルゼンチンで生まれたラテンリズムの音楽。
発祥は19世紀半ば。ということらしいです。
文章で書くのは難しいのですが、
あの、タタタタタタタタ・タータ。
という奴です。
で、この音楽、ダンスとつながりが深い。


ダンスは、基本男女2人で組んで踊る、いわゆる社交ダンスの
一分野なのですが、これが、まあ、ねえ、女性の衣装といい、
仕草といい、え、え、え、エロい。エロい!


■タンゴは、男女の恋の駆け引きを表現している

このタンゴというダンス、ただ、女性の格好がエロい、
だけではない。
男性と女性の恋の駆け引きの様子が表されている。
男も女も、お互いに惹かれてはいるが、押したり引いたり、
そして絡んだり、と、まあ、男女ともにくるくると
攻守を変えて、踊りまわる。
これって、ラテンの情熱的なエロい恋のバトルであるな。
男子の方も、ある意味、ちょっとアナクロっぽいけど、
かっこいい。ラテン独特のダンディっぷりをめいっぱい
表現している。ええと、なんと言えばいいか、
アントニオ=バンデラスのかっこよさ、っていうのか。
これって、日本男子には、ほとんどない感覚だけど、
まあ、こんな感じの男子がいたら……
モテるだろうなあ、もう出会って45秒でエッチ
だろうなあと思わせる。


■セックスアピールの勉強に、ぜひアルゼンチンタンゴを!

まあ、社交ダンスっていうと、なんだか、お年寄りの
サークル活動みたいな感じの日本ですが、タンゴではないが、
例えば、キューバなんかでは、ルンバというダンス音楽で、
毎夜、若い男女が盛り上がっているというお話。
ちょっとうらやましい。


アルゼンチンだって、きっと、エロい雰囲気をかもし出しつつ、
男女が毎夜エロいタンゴを踊って、盛り上がっているに違いない。
エロさが足りないヒップホップなんてやっている場合ではないのである。
こういうエロい、セックスアピールって言うの?
こういう感覚が乏しい日本男子は、すべからく、
似合わなくても、アルゼンチンタンゴをお稽古すべきである
とまで思わせる。
さすれば、もうちょっと野暮天じゃない男子が増えて、
女の方も、それにつれてエロくなって、出生率が上がり、
少子高齢化の有効な対策となるんじゃないかなあ。
などと思います。
さあ、皆、マテ茶飲んで、タンゴを勉強しよう!



ライター:ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)震災、災害時のサバイバル法「ヒロN式サバイバル読本・耐災力」「女の子の取扱い講座」「ヒロN式日本昔話」小説「一休さんと野盗弥太」電子出版にて発売中。




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