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セックスと満足に関する4つの調査


■性生活のお話

突然ですが、みなさんは性生活に満足していますか?

歳を取るとだんだんとマンネリとか、同じパートナーでは飽きてしまうとかいろいろな原因で満足できなくなりやすいものです。

今日はそんな『セックスと満足』をキーワードに関係しそうなデータを集めてみました。









■性生活満足度調査

2004年にシカゴ大学の教授らが中国、日本、インドネシア、タイ、南アフリカ、トルコ、エジプト、モロッコ、イスラエル、米国及び西ヨーロッパ諸国の29カ国の40歳台~80歳台の27,000人を対象に性生活満足度調査を行いました。

それによると日本は男性18%、女性10%という最低の満足度だったのだとか。ちなみに1位はオーストラリアで男性80%、女性63%が性生活に満足していると答えたのだそうです。

また中東、ブラジル、イタリア、及びアジアの一部の男性が優位な国々では満足度が40%~50%程度だったのだとか。

こうした結果から研究者らは性生活の満足度と男女平等の意識は相関関係にあるのでは?と導き出しています。

とはいえ、日本は特別男尊女卑の国ではありません。なぜ満足度が異常に低かったのでしょうか?研究者らは氾濫する性情報に対する期待と現実とのギャップ、また性風俗の充実度などが原因ではないかとみているそうです。





■週1回以上セックスをする割合

コンドームメーカーのデュレックス社で2008年に性生活幸福度世界調査といものが行われました。
その中で「週1回以上性生活がある」と答えた割合が出ています。

まずTOP3

1位・ギリシャ87%
2位・ブラジル82%
3位・ロシア80%

そして日本は・・・

対象の26ヶ国中最低の34%。。。

2004年調査でもセックスに満足していない日本人。やはり回数自体も少ないみたい?



■経験人数調査

2008年のデュレックス調査での別項目「何人の相手と肉体関係を持ったか?」という調査では日本は以下のような驚きの結果がでているそうです。

3位:12.7人

ということで経験人数は12~3人くらいみんないるみたいです。セックスに満足していないのに意外にも経験人数は多いみたいです。

ちなみに私は・・・いや、やめておきましょう。





■高学歴ほど経験人数が多いらしい

1994年の(だいぶ古いですが)アメリカでの調査・セックス・イン・アメリカによると高学歴女性ほどセックス経験が豊富という結果がでているそうです。

対象は無作為にチョイスした4000人以上で高卒未満、高卒程度、大卒、大学院卒という4つのカテゴリに分類。これまでのパートナーの数を調査したところ

高卒未満:15%
高卒程度:17%
  大卒:24%
大学院卒:23%

という結果が出たそうです。さらにフェラチオ経験の調査では

大卒・大学院卒:78%
   高卒未満:41%

ということで学歴が高いほどプレイに幅があるという結果に。

研究者によれば高学歴なほど結婚年齢が高く、それまでにいろいろ経験しているのではとみているようです。また同級生の友人らとセックスに関して話す機会も多く、高学歴であるほど成熟しやすいとのことです。





いろんな調査をみてきましたがなかなか面白いものですね。日本の性満足度や回数が低いというのはちょっと残念な気もします。高学歴女性が増えている日本ですが、キャリアウーマンも増え恋人とのセックスよりも仕事という意識が高いのかもしれません。そういう状況に男もちょっと引いてしまって、とっかえひっかえのセックスをしてしまったりしてうまく回らないのかもしれませんね。

仕事もセックスも心から楽しめる!そんな日本になればいいのにと思ったり思わなかったり。

微妙な〆ですがこんなところで。


文・編集/麹町敏郎
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