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【メイド喫茶オーナー】ナナオ VS.バービー



メイド喫茶元オーナーの【女の子のそこのところ】第127回

この前、テレビのバラエティ番組で、ナナオとバービーが
一緒に出演していました。
もちろん、番組の設定としては、ナナオが美女キャラで、
バービーがブスキャラ。
まあ、番組としてはそれでいいのだが、
でも、本当にリアルにそれでいいのかな?
ちょっと目には、ナナオの圧勝のように思えるが、
案外、世の中には、バービー推しのヒトもいるかもしれん。
観賞用と実用は、全く異なる、ということも言えるかもしれない。
君は、ナナオを選ぶ?バービーを選ぶ?








■テレビ的発想のすりこみ

菜々緒=1988年生まれの23歳。172センチ、45キロ。
スリーサイズは、80-57-83。売りは、長い美脚。
ファッション誌PINKYのモデルとして脚光を浴び、
現在は、人気モデル、タレントとして、テレビにひっぱりだこである。


バービー=1984年生まれの28歳。159センチ、体重不詳。
スリーサイズも不詳。お笑いコンビ「フォーリンラブ」で、
ブス、ボケキャラとして人気者に。

当然、このふたり、菜々緒は美女キャラとして扱われ、
バービーは、ブスキャラとして扱われ、番組は進行する。
それはそれで、別に、まあどうでもいいのだが、
テレビとか、ネットとか、メディアの力っていうのは、
結構、とっても強いものがある。
テレビなんてくだらない!とか言っていても、
自然と、無意識のうちに、テレビの常識みたいなものを
刷り込まれていたりするのだ。

この場合、菜々緒は、チヤホヤされて、男子からモテる。
バービーは、男子からバカにされて、モテない。
という刷り込み。
バラエティだけではない、ドラマだって、あらかじめ、
ヒロインとなる女優さんは、美人女優と決まっていて、
ほとんど役と演じるヒトのキャラクターは固定化されている。



■テレビは、お約束の世界

いつだかの、大昔、ある連続テレビドラマで、
ヒロインが松本明子のラブコメドラマというのがあった。
松本明子がヒロインなんだから、絶対、どこかで、
コミカルな、オチみたいな設定があるのだろう、と見ていたら、
とうとう最後まで、松本明子は、ガチのヒロインで、
なんだか居心地が悪い、変な気分にさせられたのを覚えていますね。
やっぱり、ヒロインは美人。という刷り込みが、なされていて、
そのテレビの文脈から外れると、変なことになるのだ。
テレビとかは、やっぱりお約束に則っていた方がわかりやすい。
だから、菜々緒はちやほやされて、バービーはぞんざいに扱われた方が、
わかりやすくていい訳です。テレビの世界の中では。


■イケメンだから恋愛が出来る、という思い込み

でもね、そういうことに馴れすぎて、あまりにも無批判になってしまうと、
変な現象が出てくる。
それって、「イケメンはかっこよくて、性格もよくて、美女と恋愛する」
逆に、「ブサは、絶対美女と、素敵な恋愛なんてできない」
みたいな先入観。
ドラマでは、キャラ設定をわかりやすくするために、
ヒロインや主人公に、美女、イケメンを起用しているのであって、
別に、イケメン、美女でなければ、いい恋愛を
できないという訳ではないのに、そういうものを
繰り返し見せられているうちに、そういうものだと思い込みが
できてしまうってことがあるのだ。
これっておかしいことだと思う。
ナナオよりバービーの方がいい!
バービーと付き合いたい!
というヒトも世の中にはいっぱいいるんではないですかね。
まあ、ぼかあ、どちらかというと菜々緒の方がいいけど、
バービーが絶対的にダメ、ということでもないな。

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ライター:ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)震災、災害時のサバイバル法「ヒロN式サバイバル読本・耐災力」「女の子の取扱い講座」「ヒロN式日本昔話」小説「一休さんと野盗弥太」電子出版にて発売中。




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