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いま一度、ストーカーについて考えてみよう



芸能一家高嶋家の次男と、その妻の離婚問題がすっかり泥沼化しています。別居して2年、裁判で顔を合わせても「久しぶりに会えてうれしかった」という妻の発言に、世間も呆れるやら怖がるやら。夫側は芸能人生をなげうっても離婚したいと言っているのに、妻自身の置かれている状況の読めなさは尋常ではありません。

彼女が結婚をする前、周囲ではあまりよくない評判があったにも関わらず、いっときだけの盛り上がりで人生の選択を大きく間違った高嶋次男。デートをたった10回しただけでのプロポーズは、あまりにも早計でした。

一部報道で、この妻は境界性人格障害ではないかと見る向きが出てきていますが、それもうなずけます。境界性人格障害の人の行動パターンは、ストーカーのそれに当てはまっているんですね。










【ストーカーのタイプにはどんなものがあるの?】


精神科医の福島章さんの著書、『新版 ストーカーの心理学』(2002年)によれば、ストーカーのタイプは大きく分けて5つに分類されます。


1.[ 精神病系 ]  

精神病によって抱く恋愛妄想、関係妄想によってストーキングを行う。芸能人などが対象になることが多い。


2.[パラノイド系 ]

妄想によりストーキングを行う。妄想の部分以外は正常で、話すことは論理的、行動は緻密であることが多い。自分とは無関係の相手を対象にすることが多い。





3.[ボーダーライン系(境界人格障害)]

人格の成熟が未熟で、自己中心的、他人・相手の立場になってみてものを考えることが出来ないタイプ。相手を支配しようとするところに特徴がある。


4.[ナルシスト系(自己愛性人格障害)]

自分自身への自信・自負心が強く、自分を拒絶した相手にストーキングするものが多い。挫折愛タイプ。


5.[サイコパス系(反社会的人格障害)]

相手が自分を好きだと信じるなどの被愛妄想を持つわけでもなく、自分の感情・欲望を相手に一方的に押し付けるタイプ。性欲を満たすための道具として相手を支配しようとするなど、強姦などの犯罪につながることがある。


ボーダーライン系(境界性人格障害)は、主に元交際相手や配偶者を対象にします。ストーカーの中でも、このタイプが実は非常に多く、被害者としてのダメージも最も大きいといいます。


パラノイド系やサイコパス系ストーカーに狙われてしまったら、それは非常に運が悪かったと言わざるを得ません。この場合は、すぐに警察に相談しましょう。




【関わってからじゃ遅い! ストーカー予備軍】


私たちも狙われる可能性がほかより高いのが、ボーダーライン系(境界性人格障害)ストーカー。名前の通り、 境界性人格障害の症状と同じ特徴を持っています。境界性人格障害の詳細については専門のサイトを見ていただくとして、今回は、ストーカー化するかもしれない人の特徴を挙げてみます。


■自己中心的である。
■人の話をちゃんと聞いていない。
■自分の都合のいいようにしか物事を解釈しない。
■感情的になりやすい。
■情緒不安定。
■自分の思い通りにならないとキレる。
■他人の気持ちを考えない。
■他人に自分の考えを強要する。
■束縛が激しい。
■相手の行動をすべてチェックしたがる。
■疑い深く嫉妬深い。



主にはこういった特徴があります。





これらの項目だけで充分、付き合うのを躊躇するような人物像です。しかし、こういったボーダーライン系の人たちには、比較的外交的・社交的で相手に好かれるよう並々ならぬ努力をするタイプも多く見られるのです。まさかストーカー化するとは思いもよらずに交際してしまい、おかしさに気付いて別れようとすると相手は異常な執着を見せます。捨てられまいとして必死になり、自傷行為をすると脅してみたり、実際に行為に移す場合もあります。


まだ「ストーカーっぽい」程度でしたら、はっきりと別れることを明言すればそこで諦めてくれる場合もあります。こういったケースは、別れをはっきりと相手が納得するように告げておらず、復縁の可能性があると相手に思わせているのです。ヘタな情けは禁物。自分が悪者になりたくないがために、復縁する気もないのに一時的な冷却期間などと言って自然消滅させようとすれば相手のストーカー行動は悪化します。

さらにストーカー化するようであれば第三者を交えて話し合い、それで解決しないようであれば警察や専門機関に相談します。


相手が元カレ・元カノであれば、引越しをして電話番号やメアドを変えることでストーキングがストップすることは多いです。念のため、SNSやブログなどもアカウント削除しておけばなお安心。しかしこれが夫婦となると、離婚に持ち込むのも一苦労です。結婚前には、相手の性格や人間性をじっくり観察。情熱だけで突っ走らないようにしたいものです。



文/峰フジカ
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