性と愛の研究室 - きゃらめる民族

メイド喫茶元オーナーの【女の子のそこのところ】第１１１回

大ヒット映画「のだめカンタービレ」で、主人公ののだめが、
千秋先輩と会えないので、千秋先輩の着たシャツを匂って、
淋しさや不安を紛らわす、というシーンが出てきました。
匂いって、結構、男女の間では、大事な要素な気がするけど、
よくわからない要素でもありますね。









■男性は女性の、女性は男性の匂いに敏感

この前、ある女子が、男子トイレの掃除をしていて、
「くさい、くさい！」と行って出てきました。
「え？そうなの、そんなにくさい？」と行って、
入って匂ったけど、特別、そんなにくさいとは
思わなかった。それなのに、いくら掃除しても、
その女子は、「くさい、くさい」と言う。
変だな、と思いましたね。
また、こんなこともありました。
「○○ちゃんさあ、今度の夏コミどうするの？」
○○ちゃんは、コスプレイヤーで、コミケの常連。
コミケでは、少々エッチなコスをして、
皆の注目を浴びたり、写真を撮られるのが大好き。
「ああ、夏コミはパスします」
「えええ？どうしてえ？」
「だって、夏コミで、男子がくさいんだもん」
逆もありますよねえ。
女子が集まっている個室などに入っていくと、
（わ、女くさい！）なんてこと。
男子は男子の、女子は女子特有の匂いってのがあって、
それは、特に、異性に対しては匂うっていうことが。

■異性が発情する匂い

生物学者の話によれば、人間には、いわゆるフェロモンを出す
器官もフェロモンを感じる器官も退化してなくなっているので、
俗にいうフェロモンっていうものは、存在しないっていうことらしいです。
まあ、学者の言うことなんて、結構後で、「間違いでした」なんてことも
多いのですが、これが真実であるとしても、そのフェロモンの代わりに
体臭、匂いっていうのが、案外大事なのかもしれない。
お笑いのセクシー番長シルクさんは、女子には、
男子を惹きつける匂いというのがあって、それは、
乳房の間の谷間から出ていて、グレープフルーツの
ような香りがでてくる。男性はそれに惹きつけられるのだ。
ということ。
ま、本当かどうかわからないけど、
自分の好きなヒトっていうのは、やっぱり好きな匂いがしたりする
ことがありますよね。
よく、洗い髪のシャンプーの香りとかいうけど、
それは、ちょっと「きれいごと」のような気もする。
フェロモンじゃないけど、異性が発情する匂いっていうのは、
もっと生々しい匂いですよね。

■匂いをうまく使うこともあり

よく、香水とか整髪料でも、芳香成分の中には、動物のホルモンや、
尿なおどから採った性的な匂い成分を、微量に配合しているものが多い。
いわゆる「いい香り」ではなく、「性的な香り」って訳です。
昔、外国のテレビで、ある女性リポーターが熊に近づいて、
それまで、ヒトに馴れていて、おとなしかった熊が突然、昂奮して
女性に襲いかかるというショッキングなシーンを
見たことがありますが、多分、これは、女性がつけていた香水か
化粧品の中に、動物を昂奮させる芳香成分が入っていたからでしょう。
まあ、熊を昂奮させてもしょうがないけど、
同じように、人間のオス、メスに効く匂いってのがあるのじゃないか？
ということも、当然考えられますよね。
そばにいるだけで、なんか興奮してくる、なんか気になってくる、
もっと言えば、エッチしたくなってくる。
こんな時って、意外と、相手の香水とか体臭が関係している場合が
あるみたい。
逆に言うと、香水とか整髪料とかで工夫するのも、
異性にモテるためには、手っ取り早い方法なのかもしれませんね。
まあ、人間の場合、そんな単純なことばかりではないような気がするけど、
まあ、物は試しってこと。
なんか、香水の宣伝みたいになっちゃったけど。


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